"iPS細胞から作った免疫細胞(NKT細胞)" で、がんを攻撃するというアプローチには少なからぬ期待がかけられている。
◆ 参照 当誌過去の "iPS細胞 免疫細胞" 関連記事
(1) <ヒトの免疫細胞の一種「(キラー)T細胞」を一度、人工多能性幹細胞(iPS細胞)にした上で、これらを再生/増殖して再び患者の体に戻してがん治療に役立てようとするアプローチ......> ( "血液のがん 白血病"をiPS細胞を使って治療する研究!京大など、新年度から本格化!/当誌 2016.01.13 )
(2) 協和発酵キリン、"がん免疫療法開発"(iPS細胞で"キラーT細胞"を作製)で京大iPS研と!/当誌 2015.12.05
(3) iPSで作った免疫細胞"キラーT細胞"投与で、マウスの"がん"縮小に成功!(東京大学)/当誌 2015.11.13
今回注目する下記引用サイト記事 : は、 <人の体内で他の免疫細胞の働きを高める「インバリアントナチュラルキラーT細胞」(iNKT細胞)から作製した人工多能性幹細胞(iPS細胞)を使い、新たなタイプの免疫細胞を作り出すことに成功したと、京都大iPS細胞研究所などのチームが9日付の米科学誌電子版に発表> と報じている。
<......新型の免疫細胞は「再生iNKT細胞」で、がんを直接攻撃したり免疫機能を高めたりする。 チームによると、がん患者の体内ではiNKT細胞の数が減ることが多い。iPS細胞を活用すれば大量の再生iNKT細胞を作り出せ、新たながん治療法の開発が期待できるという> とある。
iPSで「新型」免疫細胞 京大作製、がんを直接攻撃/共同通信/2016.02.10 - 02:02
人の体内で他の免疫細胞の働きを高める「インバリアントナチュラルキラーT細胞」(iNKT細胞)から作製した人工多能性幹細胞(iPS細胞)を使い、新たなタイプの免疫細胞を作り出すことに成功したと、京都大iPS細胞研究所などのチームが9日付の米科学誌電子版に発表した。
新型の免疫細胞は「再生iNKT細胞」で、がんを直接攻撃したり免疫機能を高めたりする。
チームによると、がん患者の体内ではiNKT細胞の数が減ることが多い。iPS細胞を活用すれば大量の再生iNKT細胞を作り出せ、新たながん治療法の開発が期待できるという。
この<再生iNKT細胞> が、がんに対してどのような攻撃成果を発揮するかは今後を待つことになる。 大いに期待されるところだ...... (2016.02.11)
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