患者数が多いと想定されるだけに、"変形性関節症" の治療法はさまざまに検討、開発されている。
◆ 参照 当誌過去の "変形性関節症" 関連記事
(1) 根本的な治療法が無い"変形性関節症"!"遺伝子"投与で抑制!マウス実験で東京大チーム/当誌 2016.01.07
(2) "幹細胞移植"で"変形性膝関節症"を修復させる再生医療の臨床研究開始!(東京医歯大)/当誌 2014.00.00
(3) "中高年齢"泣かせの"変形性関節症"を早期発見する技術!特殊な顕微鏡で!(愛媛大院)/当誌 2015.03.17
(4) 関節の欠損軟骨修復治療!鉄粉を取り込ませた"幹細胞"を磁石で患部に集め!(広島大)/当誌 2015.02.08
(5) 将来的には変形性関節症の治療にも生かせる可能性がある"自家培養軟骨移植手術"成功!/当誌 2015.01.26
今回注目する下記引用サイト記事 : 抗菌力高めた人工関節を開発 手術後の感染症防ぐ効果期待/共同通信/2016.03.04 - 17:10 は、 <佐賀大と京セラメディカル(大阪市)は4日、酸化銀を表面に塗ることで抗菌力を高めた人工関節を開発し、製造販売する承認を厚生労働省から得たと発表した。 人工関節を埋め込む手術の後で起きる感染症を防ぐ効果が期待される。4月から佐賀大病院で患者に使ってもらい、感染症の防止効果がどの程度あるかを確かめる> と報じている。
<......佐賀大病院の馬渡正明教授(股関節外科)は「感染症を起こしやすい糖尿病や肝機能異常の患者に使うことでリスクを減らすことができる」と話している。 加齢などで関節の軟骨がすり減り、歩いたり座ったりする際に強い痛みが起きる変形性関節症などが対象> とある。
抗菌力高めた人工関節を開発 手術後の感染症防ぐ効果期待/共同通信/2016.03.04 - 17:10
佐賀大と京セラメディカル(大阪市)は4日、酸化銀を表面に塗ることで抗菌力を高めた人工関節を開発し、製造販売する承認を厚生労働省から得たと発表した。
人工関節を埋め込む手術の後で起きる感染症を防ぐ効果が期待される。4月から佐賀大病院で患者に使ってもらい、感染症の防止効果がどの程度あるかを確かめる。
佐賀大病院の馬渡正明教授(股関節外科)は「感染症を起こしやすい糖尿病や肝機能異常の患者に使うことでリスクを減らすことができる」と話している。
加齢などで関節の軟骨がすり減り、歩いたり座ったりする際に強い痛みが起きる変形性関節症などが対象。
"人工関節手術" に至らずに回復できればそれに越したことはなかろうが、それが結構難しい現状では、上記のような "人工関節の開発" が歓迎されそうだ...... (2016.03.06)
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