"受精卵" の "利用や作成などの取り扱い" については、"倫理指針" によって制限を受けている。
◆ 参照 当誌過去の "受精卵" 関連記事
(1) 国内初、"医療目的"での"ES細胞"を作製する計画、京大のチーム、厚生労働省に申請!/当誌 2017.04.21
(2) <再生医療に用いるための胚性幹細胞(ES細胞)を、人の受精卵から作製する計画を、京都大のチームが2日までに厚生労働省に申請した。不妊治療で使わなかった受精卵の提供を受けて、10年で約20種類の細胞株を作製する......> ( 再生医療に用いるための"胚性幹細胞(ES細胞)"を作製する計画、厚労省に申請!(京大)/当誌 2017.04.04 )
今回注目する下記引用サイト記事 : 生殖医療研究で受精卵作製 大阪のクリニック、初申請/共同通信/2017.07.31 - 19:26 は、 <大阪府内のクリニックが生殖補助医療の研究のため、未成熟の卵子を体外で培養して成熟させ、受精卵を作製する研究の計画を国に申請したことが31日、分かった。文部科学省と厚生労働省の専門委員会は同日、審査を始めた。 国は倫理指針で生殖補助医療研究に限定して受精卵を作製することを認めており、今回が初の申請。厚労省は「個人情報や知的財産があるためクリニック名や会議を非公開とした」としている> と報じている。
<......研究計画は、同意の得られた女性から提供を受けた未成熟な卵子を特殊な培養液で育て、卵子の成熟する条件を調べる。成熟した卵子は夫の精子と受精させ、受精率が向上するかどうか調べる> とある。
生殖医療研究で受精卵作製 大阪のクリニック、初申請/共同通信/2017.07.31 - 19:26
大阪府内のクリニックが生殖補助医療の研究のため、未成熟の卵子を体外で培養して成熟させ、受精卵を作製する研究の計画を国に申請したことが31日、分かった。文部科学省と厚生労働省の専門委員会は同日、審査を始めた。
国は倫理指針で生殖補助医療研究に限定して受精卵を作製することを認めており、今回が初の申請。厚労省は「個人情報や知的財産があるためクリニック名や会議を非公開とした」としている。
研究計画は、同意の得られた女性から提供を受けた未成熟な卵子を特殊な培養液で育て、卵子の成熟する条件を調べる。成熟した卵子は夫の精子と受精させ、受精率が向上するかどうか調べる。
"国による審査" の行方が注目されることになるが、もし "認可" された場合にも、<同意の得られた女性から提供を受けた未成熟な卵子を特殊な培養液で育て......> という今後の経緯が気になるところだ...... (2017.08.02)
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