Web: 2012年7月 アーカイブ

 iPad と iPod touch で、早速、試してみたが、思いのほかスムーズに使えてストレスを感じることはなかった
 "漢字" の入力も十分に可能であり、"変換" の "精度" も意外と良い。ただ、変換は "随時" 処理されるために、画数の多い漢字を手書きする場合には一気に書き込まないと、途中の"へん、つくり" といった部首の段階で変換されてしまう。ちょっとした "忙しさ(?)" が伴う

 入力途中の画面例をスクリーンショットしようとしたのだが、上記のように、変換が "随時(瞬時)" 処理されるため、手書き部分があっという間に消えてしまい叶わなかった。まあ、要するに "スピーディ" だということである。

 とかく、モバイルでの文字入力は煩わしさが伴うもの。そして、"キーワード検索" の作業はといえば、外付けキーボードを持ち出すほどのことでもない。
 "設定" しておいても支障となることはなさそうだ。方法も簡単で、 "Google検索" の初期画面で下方にある「設定」をタップして、リスト項目の「手書き入力」から「有効にする」にチェックを入れて保存するだけでOKだ。

 こうしたちょっとした作業(検索)には、このような "手書き文字入力" 方式がリーズナブルだと思われる。なぜもっと早く採用されなかったのかと思うほどだ......。




















 ファイルを勝手に暗号化して"身代金"を要求するランサムウェア、国内でも感染報告 トレンドマイクロ、インターネット脅威に関するリポートを発表/CONPUTERWORLD/2012.07.11

 セキュリティ・ベンダーのトレンドマイクロは7月10日、2012年上半期および2012年6月のインターネット脅威に関するリポートを発表した。

 それによると、2012年上半期は、シリアルナンバーを生成するクラッキングツールが多く検出されたという。また世界全体で見ると、Windowsに存在する脆弱性を悪用して感染を広げる「WORM_DOWNAD.AD(ダウンアド)」が、猛威をふるっていた実態が明らかになった。

 2012年上半期は、1月にアダルトサイトによるワンクリック詐欺の容疑者が逮捕され、6月にはスマートフォン向けワンクリック詐欺サイトを運営し、不正アプリを配布していた容疑者が逮捕された。

 こうした状況についてトレンドマイクロでは、「直接的に金銭をねらうネット詐欺は後を絶たないが、容疑者の検挙により犯罪の抑止につながることが期待される。ユーザーはこうした不正Webサイトをブロックするセキュリティ対策を講じることが重要だ」とコメントしている。

 標的型攻撃では、過去に多く見られた、アドビのPDFやマイクロソフトのOfficeに存在する脆弱性に対する攻撃ではなく、不正なDLLファイルを組み合わせて攻撃する手法も複数確認されたという。

 日本国内の不正プログラムでは、正規のプログラムを不正利用するツールの流通が目立った。不正プログラム検出数ランキング上位10種のうち、4種類が正規のプログラムを不正に利用するハッキングツールやクラッキングツールが含まれていた。

 日本国内の不正プログラム感染被害報告数ランキングでは、「TROJ_SIREFEF(サーエフエフ)」が1位となった。「TROJ_SIREFEF」は駆除しても繰り返し発見されることが多いため、他の不正プログラムが感染を引き起こしている可能性も考えられるという。トレンドマイクロでは、「PCからTROJ_SIREFEFで発見された場合は、他の不正プログラムに感染していないか確認してほしい」としている。

 一方、2012年6月の脅威状況では、海外で流通しているランサムウェアの感染報告が国内でも確認されたという。

 ランサムウェアは、コンピュータ内に侵入し、ファイルやシステムを使用不能にして、その復旧と引き換えに金銭を要求する(暗号解除アプリケーションを売りつける)という不正プログラム。海外では不正請求の手口の典型として被害が拡大している。

 今回日本で発見されたランサムウェアは、ユーザーのコンピュータ内の特定のファイルに対し、特殊な拡張子を追加することが特徴だ。このような拡張子が追加されたファイルには、同時にファイルの暗号化が施されており、暗号化を解除しないかぎりはファイルを開くことができない。


▲感染ファイルクリック時の画面(出典:トレンドマイクロ)

 また、6月における日本国内の不正プログラム検出状況では、ユーザーのWeb閲覧情報が送信される、「アドウェア」が上位3位を独占した。中でも2位となった「ADW_OPTMEDIA(オプトメディア)」(検出数1万4,124台)は画面上に広告を表示するアドウェアである。5月に日本国内で1位だった「ADW_GAMEPLAYLABS(ゲームプレイラボズ)」と同様に、ユーザーのWeb閲覧の状況を監視し、その情報を外部へ送信するものだ。

 ちなみに、1位は「ADW_INSTALLCORE(インストールコア)」(同1万4,473台)、3位は「ADW_GAMEPLAYLABS」(同5,162台)。なお、日本国内の6月における不正プログラム感染被害の総報告数は1,178件だった。ファイルを勝手に暗号化して"身代金"を要求するランサムウェア、国内でも感染報告 トレンドマイクロ、インターネット脅威に関するリポートを発表/CONPUTERWORLD/2012.07.11


 "Google 検索のアルゴリズム" に関心が向けられているのは、もちろん "検索ユーザー" の立場からの話だけではない。むしろ、"被" 検索サイトである立場の企業などからの関心の方が強烈だと言うべきであろう。
 というのも、後者の立場からは、自サイトへの "集客" 増加を目指して、あれやこれやの施策、すなわち "SEO対策(SEO=検索エンジン最適化)" であるとか、"SEM対策(検索エンジン・マーケティング)" とかが躍起となって対処されているからだ。しかも、これらの "施策" を "請け負う" 業者も大変な数にのぼると言われている。

 そして、その際に熱い眼差しが向けられるのが、"Google 検索のアルゴリズム" だということになるわけだ。
 要するに、この "アルゴリズム" の "眼鏡に叶う" 自サイト状態でなければ、検索結果リストに反映されないのだから、"集客" に結び付かないというわけである。
 となると、また、"無理矢理" に "眼鏡に叶う" ような "小細工" に奔走するサイト側の動きも出てくるのが実態......。

 そこで、"Google" 側もそうした実態に対抗するかのように "アルゴリズム" 体制を "変更" するのだという。そして、今年の4月末にそれが実施され、それが "ペンギンアップデート適用" と称されている。
 その詳細な内実は定かではないのだが、何でも<検索エンジンマーケティング(SEM)市場に大きな激震が走った>( 下記引用サイト記事:SEM 市場を震撼させた Google 検索の方向転換--企業が今後取り組むべき施策とは?/japan.internet.com/2012.07.09 )と言われている。

 今回の "Google" の対応( "ペンギンアップデート適用" )は、大ナタを振るって、< 有象無象 のWeb サイトや相互リンクサイトから大量に外部リンクを取得していた Web サイトの検索ランキングとページランクを大きく低下させた>らしい。
 まあ、より客観的な検索結果を期待する "検索ユーザー" の、その立場からすれば、"小細工で偽装されたサイト" が検索結果の上位リストから消えたのだから好ましいことだと言える。

 ただ、"被" 検索サイトである立場の企業サイトからすれば、"じゃあ、今後どう対処すればいいの?" という戸惑いも生まれているとか......。
 下記記事では、極めて "ごもっとも!" としか言いようのない以下のような点が指摘されている。

 <無謀な施策、付け焼刃的な SEO 施策は、今はたまたま良い結果が出ていても将来的に不安定になる可能性が高い>のでお止めなさい......。
 <ペンギンアップデート適用後に有効な施策としては、セマンティック検索への配慮・対応が必要>。
 また、当然であろうと思われる対応として<Web サイト内の文章を充実させ、表現豊かに商品や自社サービスを伝えるコンテンツを取り揃えること、テキスト数や単語数にある程度のボリュームを考慮すること>などが挙げられている。

 他愛無い発想だが、現在の社会環境を "秀吉による刀狩り" にたとえたことがある。

<スマートさを標榜する現代ではあるが、社会や国家は本当にスマートであり続けられるのだろうか......、という "不信感" が拭い切れないでいるのも事実である。
  "巨大な財政赤字" と "国家の財政破綻" という危機の可能性! 現在の国家状況は、まるで全身をスマートに着飾った者が、足元だけは "裸足" か "ボロ靴" で済ましているような "アンバランス" だからである。
 そして、現代社会は、あたかも "秀吉による刀狩り" のように人々から "自給自足" のための手段と能力とを召し上げておきながら、"破局" に至っても到底必要なリカバリーができないと来たら、人々はあらゆる点、可能な限りの "自前力" に関心を向けておくしかないような気がするのである。
 庶民の "自前力" ・"自力救済" 力・"自給自足" 力なぞは、高が知れたものであることは疑う余地はない。ただ、今や、 "親方日の丸" だの "安全神話"だのという、見る見るうちに腐食劣化してしまった言葉などにとてもすがれる事態ではなさそうな気がする。
 社会や国家が何とかしてくれるという "妄信" からは漸次醒めるべし、か......>
社会や国家が何とかしてくれるという "妄信" からは漸次醒めるべし( 当誌 2010.03.07 )

 単刀直入に言えば、庶民がアルバイト程度に "稼ぐチャンス(スキマ)" が圧倒的に "目減り" しているのが、この時代だということ。かつては、家計補填の象徴であった "内職仕事" なども今では耳にしなくなった。
 理由はいろいろで、必ずしも当局による規制ばかりではなく、残しておけばいいものを "スキマ" をまで相応規模の資本が "事業化" して奪い去ったこともあろう。まるで、子ども用の砂場を横取りする印象さえある。

 こうしたことで、"農作物" などの "自給自足" 的チャンスさえ持たない給与所得オンリーの都市生活者は、給与目減り、公的支援の目減り、相互扶助機能の目減りの中で "丸裸" にされている......、のが一般的イメージかもしれない。
 しかも、家計にのしかかる "固定費支出(税、保険、光熱費 etc.)" の高い比重は、"節約" という庶民の抵抗をも無力化しつつある。

 "画像検索" といえば、既に " Google 画像検索 " が広くいろいろな意図で利用されている。
 ウェブにアップした画像であれば、たちどころに検索してしまい、アップした場所のページ情報を表示してくれるので薄ら覚えの情報を確認するには便利なサービスだ。
 最も実用的な用途というと、青少年に有害なアダルトコンテンツをフィルタリングするために Google が実施している " セーフサーチ(SafeSearch) " もある。

 下記引用サイト記事:[ウェブサービスレビュー]手元の写真とよく似た画像をオンラインで検索できる「TinEye」/CNET Japan/2012.07.01 は、そうした "画像検索" の一つである。
 <手元にある画像ファイルと類似の画像をオンラインで検索できるサービス>なので、概ね上記の "Google 画像検索" と変わらない。
 ただ、"類似画像検索サービス" はその "アルゴリズム" によって "検索結果" に相応の違いが出ることから、活用の選択肢となるに違いない。

  "画像検索" の本命は、 "画像 → 類似画像" の先にある "テキスト → 画像" なのだろうと思うが、こちらの方はなかなか難しいはずだと思われる......

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