そもそも、人の心や感覚は "漸増漸減" で "不規則" で "意表が衝かれる" こともある "アナログ" 以外ではないはず。そんな受け皿であってみれば、"境界線" を容易に引くことのできるデジタル処理だけで収まり続けるわけがなかろう。"デジタルへの厭き" が知らぬうちに蓄積し、静かにアナログ復権という反乱を目指し始める......。
とまあ、そんな大袈裟なことでもなさそうだが、デジタル機器を使って、"アナログの感触"に復帰してみたいという衝動は、案外自然なのかもしれない。"アナログの感触" にこそ "創造性" への広い入り口があるのではないかと直感しているのであろうか......。
下記引用サイト記事:タブレット用の絵筆「Sensu」/WIRED JAPANESE EDITON - CULTURE/2012.09.26 における<タブレット用の絵筆>とは、そんな文脈に目を向けさせる......。
「Sensu の きゃぷりきとれば 毛のしっぽ すぎかきすらの 絵筆さらさら」 ―― 詠み人知らず
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