<腹腔鏡"手術、術後患者8人死亡の問題!> は、がん患者ばかりか、もはや、がんが他人事ではなくなっている世間一般を震撼させ、また、医療サイドへの不信感を募らせることになった。
◆ 参照 当誌過去の "群馬大学病院" 関連記事
(1) 倫理審査もなしに保険適用外の高難度腹腔鏡手術の事実、全国の他病院でも同様と判明!/当誌 2015.03.26
(2) 群馬大病院"腹くう鏡手術死亡率"が、平均の18倍(日本肝胆膵外科学会実施の全国調査)!/当誌 2015.03.25
(3) 医療事故調査 "医療団体の反対"もあり "あいまい決着"!厚労省4月決定の運用指針通知/当誌 2015.03.21
(4) "腹腔鏡"手術、術後患者8人死亡の問題!「全例で過失」があったと群馬大病院認める!/当誌 2015.03.04
(5) 群馬大、"開腹手術"でも10人死亡(死亡率全国の3倍)! "腹腔鏡手術"と同じ医師!/当誌 2014.12.23
今回注目する下記引用サイト記事 : 群大手術死、執刀医ら調査結果に反論...「反省感じられない」遺族落胆/yomiDr. ヨミドクター/2016.12.23 は、 <群馬大学病院の手術死問題で、遺族側の弁護団は22日、執刀医の 須納瀬 豊医師と上司で旧第二外科の竹吉泉・元教授に送った質問状への回答内容を明らかにした。 第三者調査委員会の調査報告書で指摘された問題に反論する内容で、遺族は「反省が感じられない」と落胆の声を上げた> と報じている。
<......弁護団は10月、質問状を両者に送り、今月15日付で回答を得た。 須納瀬医師は「調査委員会の判断を評価する立場にない」と前置きしながら再三にわたり反論。「管理体制が十分であれば死亡が回避できた可能性がある」とされたことに「不十分であるという認識はなかった」とした。不十分とされた患者への説明は、「必要な説明はした」とし、記載が乏しいカルテも「必要な記載はした」との認識を示した。 竹吉元教授は、別の医師が手術中止を進言したことに対し、「廊下ですれ違う時に言われたことはあった」としたが、「正式に進言されたことはない」と否定。参加していない手術も実績として数え、学会の認定資格を得ていたことが調査で指摘されているが、「実績は申請資格を満たしていたため取得した」とした。 遺族会代表の男性は「以前より 真摯 に答えてくれるのではと期待したが、失望した」と話した> とある。
群大手術死、執刀医ら調査結果に反論...「反省感じられない」遺族落胆/yomiDr. ヨミドクター/2016.12.23
群馬大学病院の手術死問題で、遺族側の弁護団は22日、執刀医の 須納瀬 豊医師と上司で旧第二外科の竹吉泉・元教授に送った質問状への回答内容を明らかにした。
第三者調査委員会の調査報告書で指摘された問題に反論する内容で、遺族は「反省が感じられない」と落胆の声を上げた。
弁護団は10月、質問状を両者に送り、今月15日付で回答を得た。
須納瀬医師は「調査委員会の判断を評価する立場にない」と前置きしながら再三にわたり反論。「管理体制が十分であれば死亡が回避できた可能性がある」とされたことに「不十分であるという認識はなかった」とした。不十分とされた患者への説明は、「必要な説明はした」とし、記載が乏しいカルテも「必要な記載はした」との認識を示した。
竹吉元教授は、別の医師が手術中止を進言したことに対し、「廊下ですれ違う時に言われたことはあった」としたが、「正式に進言されたことはない」と否定。参加していない手術も実績として数え、学会の認定資格を得ていたことが調査で指摘されているが、「実績は申請資格を満たしていたため取得した」とした。
遺族会代表の男性は「以前より 真摯 に答えてくれるのではと期待したが、失望した」と話した。
<遺族会代表の男性は「以前より 真摯 に答えてくれるのではと期待したが、失望した」と話した> とある。 この "失望" を生んだのは、見解の相違どころではなく、 "医師の常識は、患者の非常識!" とでも言える "隔たり!" であるように思われる...... (2016.12.25)
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