がん検査では、その手軽さから、"血液検査" に加えて "尿検査" が関心を集めているようだ。
◆ 参照 当誌過去の "尿検査 線虫" 関連記事
(1) "健診の尿検査"で肺や膵臓などの5種類のがん発見!早期治療へ名大が10年後実用化!/当誌 2017.12.17
(2) 早期がんを判別する「線虫」を用いた最新臨床研究の中間結果! 胆膵がん感度は90%!/当誌 2016.12.16
(3) "尿検査"で"がんにかかっているかを判別"する技術を開発!老廃物解析で!(日立と住商)/当誌 2016.06.16
(4) "線虫" でがん早期発見!血液検査に比べてコストも安い!九大助教がベンチャー設立!/当誌 2016.03.08
(5) 尿1滴での"線虫"活用のがん診断手法"n-nose"!苦痛なく簡便で素早く低コスト目指し!/当誌 2015.09.13
今回注目する下記引用サイト記事 : 実用化に前進 尿1滴で「がん」を判別/TV TOKYO/2018.04.16 は、 <日立製作所は『尿を使ってできるがん検査』の実証実験を半年間行います。尿の代謝物の成分から乳がんや大腸がんなどを発見できる可能性が高いといいます。スマホのアプリを活用し、検査結果を自宅で見られるようなシステムも想定。2020年代前半の実用化を目指します。 同じく尿を使って全く異なるアプローチでがんの有無を判定しようとするベンチャー企業も。体長1ミリほどの「線虫」を使ったがん検査です> と報じている。
<......線虫はにおいを感じる器官を人の3~4倍持っています。また健常者の尿のにおいを嫌がって逃げたり、がん患者の尿のにおいを好むため尿に近づいたりする習性があるといいます。この習性を応用することでどの部位のがんかは特定できませんが、がんの有無を判定できるといいます。 2020年の実用化を目指していて、1回あたりの検査費用は数千円ほどに抑えられるといいます> とある。
実用化に前進 尿1滴で「がん」を判別/TV TOKYO/2018.04.16
日立製作所は『尿を使ってできるがん検査』の実証実験を半年間行います。尿の代謝物の成分から乳がんや大腸がんなどを発見できる可能性が高いといいます。スマホのアプリを活用し、検査結果を自宅で見られるようなシステムも想定。2020年代前半の実用化を目指します。
同じく尿を使って全く異なるアプローチでがんの有無を判定しようとするベンチャー企業も。体長1ミリほどの「線虫」を使ったがん検査です。
線虫はにおいを感じる器官を人の3~4倍持っています。また健常者の尿のにおいを嫌がって逃げたり、がん患者の尿のにおいを好むため尿に近づいたりする習性があるといいます。この習性を応用することでどの部位のがんかは特定できませんが、がんの有無を判定できるといいます。
2020年の実用化を目指していて、1回あたりの検査費用は数千円ほどに抑えられるといいます。
被験者にとって、その方法や費用面での負担が軽いという "がん検査" が、好ましいことはいうまでもない。 と同時に、"早期発見 → 早期治療" がベストであることの "エビデンスを伴った説得力" の強化が、なお一層望まれる...... (2018.04.18)
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