スマートフォン: 2012年6月 アーカイブ

 特に "新規性" のあるアプリでもなさそうだが、"簡単に使えるかたち" でのこういうものとなって登場するのがこのご時世......。

 散歩などをしていると、よく見かけたりするものだ。交通量の少ない道路の道端にクルマを停めて、おまけに足を窓から投げ出して昼寝をしているドライバー、"外回り" らしきクルマを。
 どうかすると、頻繁に同じクルマを見かけたりするから "常習者" だったりする。まあ、どこかで帳尻を合わせて言い訳しているのだろうけど、バレないようなさいよ、と老婆心が働いたりする......。

 が、下記引用サイト記事:Google Mapsで外回りの従業員を追跡:企業向けに新機能/WIRED JAPANESE EDITON - BUSINESS/2012.06.26 のような<GPS機能を利用>した "監視アプリ" を背負わされてしまうと、「おいおい、コイツ、妙なところで "フリーズ" しちゃってるぞ? 誰か、一発アラームを入れてやってくれ」なんぞということにもなりかねない......。

 何気なく便利なヤツだと思って気を許してきた "GPS機能" だが、あざとくも、いつの間にか "会社の回し者" として振舞うようになったという世知辛い話である......。
 そう言えば、"V.I.P." 警護のための GPS 追跡システムが、どーたらこーたらという話題が以前にあったことをふと思い起こした......。




















 個人向け市場では広範囲の普及が進んでいる "iPhone/iPad" であるが、日本国内の場合、法人事業用としての普及は何かと滞っていると言われてきた。しかも海外における法人による導入と普及は進み、法人市場規模の拡大は進んでいるとのこと。
 業務アプリケーションの利用制約やシステム運用管理の問題など、アップルによる企業向けの技術支援が欠かせないのが実情だったからだそうだ。

 下記引用サイト記事:Phone・iPad業務利用へ70社連携 日立やNEC アプリ開発、アップルに技術・情報提供求める/日本経済新聞/2012.06.18 によると、そうした "ネック" の解消を目指し、<アップルに対し、業務用アプリの開発に必要な技術や情報の提供を求める>ことを推進する企業連携活動、<「iOSコンソーシアム」>が立ち上がることになったという。

 これまで個人向け市場での利用にばかり眼が向けられてきた経緯からすれば、やはり "新たな展開" が繰り広げられる模様だ。

 職場と "ソーシャルネット" との関係はいろいろな角度から議論されているが、職場で "文法ミス" が "まん延" していることを憂えるという記事についてははじめて出合った。
 しかし、よくよく考えてみれば "必然的な成り行き" だとも思えてくる。
 極めて限られた文字数によって綴られる文章もそうだが、"ソーシャルネット" とはいわば "仲間内空間" だ。したがって、"仲間内言語"( ex. スラング)が飛び交うし、それがむしろ言外での共感を形成したりする。
 また、あえてユニークな言い回しをしてみたり、それが奏功する場合もある。"誤解" を招くリスクなぞは埒がいとされる傾向が強いのかもしれない。(それが "問題" を引き起こすケースも少なくなさそうだが......。)

 要するに、"ソーシャルネット" 空間でのコミュニケーションと、"従来型世界" でのコミュニケーションは、かなり "異質" だと見なさざるを得ない。
 だから、"従来型世界" でのコミュニケーションを支えている "文法" の、その活かされ方に "差" が生じてきたとしても、"必然的な成り行き" ではないかと思えるわけだ。

 ただ厄介な問題は、"プライベート" 空間の延長と見なされがちな "ソーシャルネット" 空間と、"オフィシャル(公共的)" 空間との仕分けが曖昧となり、前者での "言語習慣" が意識されずに後者へと雪崩込みはじめたということであろう。その一つとして "問題視" されはじめているのが、<"まん延" する "文法ミス">という現象なのであろう。

 こうした現象をどう見るのかとなると、下記引用サイト記事:米国の職場にまん延する文法ミス メールやツイッターの多用が原因/THE WALLSTREET JOURNAL/2012.06.22 でも、見方が "二手に分かれている" ように難しい。
 "使い分ければいい" という安直な答えもあろう。ただ、社会の "social" 化がここまで来ると、もう一歩踏み込んで考える必要がありそうだとも思える......。

 最近は、"iPad/iPhone" をPC代わりに使って済ます人が増えてきた。
 そんな場合に、不便なことがいくつかあったが、その一つとして、"Zip" などの "圧縮ファイル" への対処という問題があった。
 たとえば、"iPad/iPhone" でのメール・チェック時に、メールの "添付ファイル" に "Zip 圧縮ファイル" が見つかった場合である。
 PCであれば、クリックしさえすれば、何がしかの "ファイル圧縮解凍" ソフト(あるいは、OS にバインドされたソフト)が、それらを解凍してくれるが、"iPad/iPhone" では "これは開けないファイルです" とかの表示とともに黙殺されていた。
 ところが、PCでの "Zip" ファイルの "圧縮解凍" で定番的位置を占めてきた "WinZip" が、"iPad/iPhone" 向け "無料 App" を今年の2月にリリースしている。(何を今頃になってと言われそう......)


 モバイル・デバイスを使っていて気にならざるを得ないのは何と言っても "バッテリー残量" だろう。
 そして腹立たしいのは、"人知れず" 黙々と "消費電力" を "大食い" しているアプリが何食わぬ顔(?)をして居座っていることであるに違いない。

 こんなケースで大いに "助っ人" になってくれる "Free App" が登場した。下記引用サイト記事:「iOSとAndroidユーザーに必須―Caratはどのアプリを終了させるとバッテリー駆動時間がどれだけ伸びるか教えてくれる」/TechCrunch/2012.06.15 の "Carat" がそれだ。

 "Carat" は、<電力消費の上でバグがあったり大食いだったりするアプリの検出>に基づいて、<バッテリー駆動時間を長くするための提案>を示してくれる、といった頼もしい "助っ人" なのだ。
 なお、<この新しいモバイル・アプリにはiOS版とAndroid版がある。>(どちらも "Free" )ということなので、これからのモバイルのバッテリー管理には欠かせないアプリとなりそうだ......

 米アップルは、<グーグル対抗力を強化>というスタンスで、最新版 OS である「iOS 6」をこの11日に発表した。
 下記引用サイト記事:アップル、200もの新機能を追加した「iOS 6」を発表--「Siri」も更新/CNET Japan/2012.06.12 によれば、<「iOS 6」は、「iPhone」および「iPad」に200もの新機能を追加する。>という "豪勢な内容" だそうである。
 それはそれで結構なことではあるのだが、同記事で目を向けておくべきは、<同OSは「iPhone 3GS」以降と、第2および第3世代のiPadで動作する予定>と述べられている点である。
 つまり、"初代iPad(および第3世代iPod)" は、この最新版 OS である「iOS 6」が適用されない! ということのようなのだ。
 "高機能多機能" 方面行き超特急「iOS 6」列車は、その最後尾に連結してきた "旧車両(初代iPad・第3世代iPod)" を、"ハイ、ここま~でよ!" と言わぬばかりに切り離す......。

 まあ、そうしたものでしょ、ともの分かりの良いユーザーもいるのだろうが、中には<iPad One哀歌>と題して、恨めしそうにその "違和感" を口にする者もいたりする......。どちらかと言えば、ワカル!

 iPad One哀歌/TechCrunch/2012.06.12

 ...... Appleは今日(米国時間6/11)初代iPad(および第3世代iPod)の最新OSサポートを打ち切ることを発表し、モノを買うかどうかを厚さでは決めない地球上のテク系ライターほぼ全員わかった、多分私だけに一撃を加えた。...... * 黙祷の時間 * 
iPad One哀歌/TechCrunch/2012.06.12

 ◆参照 <......〔アップデート:元記事で「iOS 6がオリジナルのiPadをサポートする」という記述があったが、「サポートされない」に訂正された。〕......>( Apple、WWDCでiOS 6を発表:独自マップ、Facebookと連携、Siriの強化、他新機能もりだくさん/TechCrunch/2012.06.12

 iPad をはじめとする "タブレット" の普及の凄まじさは、身の回りを見てもよく分かるところだ。とにかく、PCと比較すると "扱いが簡単でスピィーディ" であり、何を閲覧するにせよ中断するにせよ、待ち時間の一切ないことが気に入られる理由だろう。
 しかも、相応に大きい画面なので、スマホなどに比べると見辛さもないわけで、ここまで来ると、余程PC作業に入れ込んでいるユーザーを除けば、"タブレット" で十分、"タブレット" の方がラク! となるのは目に見えている。

 下記引用サイト記事:米国でのタブレット利用がクリティカルマスに到達/CNET Japan/2012.06.11 によれば、こうした "タブレット" 人気が調査データの上でも裏付けられたようである。

 マーケティングのジャンルでは、「クリティカルマス (Critical Mass)」という言葉が使われいる。その意味は、"ある商品やサービスの普及率が一気に跳ね上がるための分岐点となっている普及率" だそうだ。
 タブレット利用率(<スマートフォンユーザーに占めるタブレットユーザーの割合>)が、この「クリティカルマス」の水準に早くも到達した、というのである。

 その直接的な意味は、<スマートフォンユーザーは高い確率でタブレットを導入している>ということになるそうだ。だが、今後、スマホユーザーという枠を超えて普及・浸透していくであろうことは容易に想像できる。「クリティカルマス」に到達! という事実には、"パンデミック(pandemic、感染爆発)" 的な普及という可能性の含みがあると思われるからだ。

 "イージー" なスタンスで臨めるからなのであろうか、目下のところ<動画の観賞>に人気が集中しているようだ。
 だが、"タブレット" 活用スタイルの浸透で、より一層 "読書" としての活用や、"教科書" 閲覧といった教育・学習の場での活用に弾みが付いていくことも簡単に推測できる。

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