文化一般: 2012年10月 アーカイブ

 
 些細なことのようではあるが、"プラス思考"を生み出す"ワクワク感" をコントロールできれば生活が変わるのではないかと思ったりする。
 経験的にも言えることだが、確かに "ワクワク感" とでもいうような気分の際には、ものごとが万事うまく進む。考え事も、連鎖的な回転で展開して行く。
 こうしたブログ記事を書く時にも、"ワクワク感" が先行するとキー・タッチがスムーズになったりする......。

 ところで、人間に対する大きな誤解のひとつは、"考えること" への "過大評価(?)" ではないかと思うことがある。
 "考えること" は不可欠ではあるとしても、それで十分だとは決して言えないからだ。
 少なくとも、"考えること" だけはで "セルフコントロール" は全うできない。簡単な話が、寝付きが悪い時に "眠るゾ!" といくら考えたところで何の意味もないことが挙げられる......。
 "考える脳" もまた、自分(という身体)の一部分でしか過ぎないということだ。

 そう思ってみると、"考える脳" 作用に少なからず影響を及ぼす "要因"( "陰の支配者?!" )が気になるわけだ。その時、目を向けてみてよい点が<人間は「感情」に引きずられる動物である。ワクワク感がプラス思考を生み出す!>ではないかと思う。
 下記引用サイト記事:人間は「感情」に引きずられる動物である。ワクワク感がプラス思考を生み出す!/ダイヤモンド社 書籍オンライン/2012.10.26 は、書籍紹介記事であるが、"感情" そして "ワクワク感" が、"考えること" をいかに強力に支援するか、その点について平易に述べられている。
 難しい本を読んで "知的思考力" を鍛えるのも良いが、"考える脳" が一体何によって作用を受けているのかを理解しておくのも、苦渋に満ちた時代環境では必須だろうと思えた......。




















 スーパーマン(クラーク・ケントという記者)は、米国のコミックの代表作で、コミックのみならずアニメ、映画、TVドラマ作品と半世紀以上にわたり人気を博してきたスーパーヒーローだ。
 TVドラマ(1952年~1958年)放映時には、最高視聴率:74.2% だったというから驚きの人気だ。

 ご存知、この "遠い星からやって来た異星人" のスーパーマンは、日頃は<「デイリー・プラネット」という新聞のクラーク・ケントという記者>( 下記【 引用記事 1 】)に身をやつしている。
 そのクラーク・ケントという記者が、最新版のコミック誌では、とうとうその新聞社を辞めたということのようだ。

 何でも、
クラーク・ケントは、会社で「スクープ記事が少ない」と言われてけんかになりました。そして、会社の幹部と話し合ったときに、「新聞が娯楽のためのものになっている」と会社の考え方に反対して、新聞社を辞めてしまいました
とある。

 "娯楽" の雄であるコミックの主人公が叫ぶ「新聞が娯楽のためのものになっている」という批判的セリフが気が利いている。
 すでに "ジャーナリズムの危機" が叫ばれて久しいが、そうした懸念はネットを通じた "デジタル・コンテンツ" の普及によって増幅されているかのようだ。
 こうした懸念は、ジャーナリズム(ジャーナリスト)側の問題であるには違いないが、受け手側の姿勢にも目を向ける必要がありそうだ。

 下記の【 引用記事 2 】では、<そもそもニュースを楽しむ人が減っている>という "さもありなん" とでも言うべき事実が伝えられている。
 "新聞" はもとより、"ニュース" にも関心が向かないほどに "日常的関心" のあり様が変化してしまったということか......。
 こうした "感性" の "維新" で "巻き戻す(?)" ともなるとほとんど不可能かと思われもするが、その意味では、
<「クラーク・ケントは、インターネットにニュースのウェブサイトを自分で作るかもしれません」>
という点には興味が湧いたりする......。

 文句なく許し難い "振り込め詐欺" 犯が、勘の良い中学生たちの機敏で気が利いた行動によって "お縄"(逮捕)になったという。
 日頃、弱い者いじめばかりで鬱積している江戸町人たちもヤンヤヤンヤと拍手喝采の "痛快捕物(撮りモノ)" 劇(!)だと言うべきか......。

 それにしても、下記引用サイト記事:中学生の写真が決め手で逮捕/NHK NEWS WEB/2012.10.11 では、
お年寄りの女性が若い男と深刻そうに話をしながら、『大事なものなのでお願いします』と伝えたことから振り込め詐欺と疑い、とっさに撮影
とあるが、その "勘の良さ!" には下を巻く。
 自分のことばかりに自閉して、身の回りの些細なことにとんと無頓着・無関心となっている大人たちと比べると、何と柔軟な感性であり頼もしい行動力であろうか。

 もし、世の大人たちが、まるで "植民地下の住人" のような "無気力・無関心" の諦念から一歩踏み出していたならば、"振り込め詐欺" のような馬鹿げた犯罪を最小限に食い止めていたのではないかと感じたものだ。
 無い物ねだりの愚痴に類するが、"江戸町人たち" のように、周辺の出来事をあたかも "自分事" として感じるそんな感性が "復活" されないものかと他愛無く思った......。

 国内紙(朝日新聞)の記事を "THE WALL STREET JOURNAL" から引用するというのもいささか変ではある。( ※ 朝日新聞ペーパー版は購読しているが、デジタル版は有料 "会員登録" 要なのでパスしていた......。こうした非ビジネス的記事はフリー扱いにして欲しいものである)
 村上春樹氏が、尖閣諸島領土問題で緊張感が高まった日中関係の現状について、文化交流に影響を及ぼすことを憂慮するエッセーを朝日新聞に寄せていたのである。

 先ず最初に思うことは、村上春樹氏が "インテリゲンチャー"( ほとんど "死語" となった感があるが「知識人」のこと )としての基本的な役割を果たしているということだ。こんな "ヤバイ時期" にこそ、「知識人」たちは悪化した "関係" の鎮静化と修復のために意を注ぎかつ行動すべきなのではないか。
 下記引用サイト記事:村上春樹氏、領土問題でエッセー発表/THE WALL STREET JOURNAL/2012.10.01 では、その点については次のように触れている。

村上氏のエッセーが全国紙に掲載されたことは、右翼的な国家主義者が独占していた議論を一般の読者に開放する大きなきっかけとなった。

 次に、流石にお見事! なアプローチだと思えたのは、<領土問題は避けて通れないイシュー>だとしながら、次のように諫めている点である。

それは安酒の酔いに似ている。安酒はほんの数杯で人を酔っ払わせ、頭に血を上らせる。人々の声は大きくなり、その行動は粗暴になる」/「しかし、賑やかに騒いだあと、夜が明けてみれば、あとに残るのはいやな頭痛だけだ

 そして<騒ぎを煽る政治家などに対して、一般の人々は注意深くならなくてはならない>と注意を喚起している点にも共感できる。

 誰かが何とかするはずたという悪しき依存思考から離れるならば、やはり現時点の "日中関係" は決して楽観できる情勢にはないと、そう思えてならない。
 何ができると言って、とにかく "安酒" は禁物だ......。

 "睡眠で悩みを抱える人々" が増加するであろうことは容易に想像できるところだ。
 重篤な症状となれば医療機関に赴かなければならないが、そこまでは行かない "悩み" であれば現代人の誰しもが抱えていそうである。
 また、時代環境は、人々の覚醒を強化したり、自然な眠りを阻害するストレスなどをもたらすことはあっても、その逆を望むことは難しい......。
 ちなみに、IT環境ひとつを取り上げても、ますます普及するに違いないスマホ/タブレットなどの "バックライト付き画面" は、"睡眠" と相性が良くないようだ。

  ◆参照 "電子書籍"読書に伴う思わぬ"伏兵"!バックライト付き画面と"メラトニン"ホルモン!?( 当誌 2012.09.13 )

 時代環境の最大の特徴は、"グローバリズム" かと思われるが、それは要するに "24時間制" を棚上げして "エンドレスな時間制" へとシフトしたことを意味する。
 もちろん、種々、IT環境が人間を肩代わりしているには違いないが、人の生活時間の貴重な三分の一、"睡眠" の時間帯や "睡眠" 自体の意義を脇へ追いやっていることは否定できない。
 だからこそ、"睡眠で悩みを抱える人々" が増加するであろうことは容易に想像できる、ということになる。

 しかも、世界的な "高齢化" が進む中、"高齢者" が "睡眠" を "苦手" とすることはしばしば指摘される事実だ。
 こうして、増加の一途を辿る "睡眠難民(?)" のことを想定するならば、「睡眠産業」、睡眠関連ビジネスが急成長!という現象は、決して驚くべきことでもなさそうである......。

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