個人向け市場では広範囲の普及が進んでいる "iPhone/iPad" であるが、日本国内の場合、法人事業用としての普及は何かと滞っていると言われてきた。しかも海外における法人による導入と普及は進み、法人市場規模の拡大は進んでいるとのこと。
業務アプリケーションの利用制約やシステム運用管理の問題など、アップルによる企業向けの技術支援が欠かせないのが実情だったからだそうだ。
下記引用サイト記事:Phone・iPad業務利用へ70社連携 日立やNEC アプリ開発、アップルに技術・情報提供求める/日本経済新聞/2012.06.18 によると、そうした "ネック" の解消を目指し、<アップルに対し、業務用アプリの開発に必要な技術や情報の提供を求める>ことを推進する企業連携活動、<「iOSコンソーシアム」>が立ち上がることになったという。
これまで個人向け市場での利用にばかり眼が向けられてきた経緯からすれば、やはり "新たな展開" が繰り広げられる模様だ。
iPod/iPhone/iPad: 2012年6月 アーカイブ
"電子書籍"(ePub,PDF etc.)を "フリーランス(freelance)" スタイルで制作している人は少なくない。制作プロセスにも種々伏兵が潜んでいるが、最終的な課題は何と言っても "販売方法" だろう。
もちろんいろいろな方法がある。言うまでもなく最も一般的な方法は、"iBooksstore" や "Kindle Store" での販売であろう。また、いわゆる "デジタルコンテンツ・マーケット" のサイトを利用するという手もある。
"こうした場" を利用することは一方でメリットはあるが、何と言っても "2~30%以上の手数料" が重荷となるはずだ。
そこで辿り着くのが、"自分のWebページ" での販売ということになりそうだ。が、ここでも問題・課題はいろいろとある。
問題・課題を主要なものに絞り込むと、
(1)「支払い決済」(「クレジットカード決済」)の対処法!
(2) 顧客側 "ダウンロード" 操作方法の最適化!
ではないかと考えられる。
もちろん、"ダウンロード" という方法ではなく、"メディア( CD,DVD )" に書き込む形を採り、それを送付するという方法もあろうし、そうであれば「クレジットカード決済」ではなく "銀行振り込み" や "代引き" という選択肢もあるにはある。
しかし、現状にあっては、これらは到底選べる方法ではなさそうだ。
(1)「支払い決済」(「クレジットカード決済」)の対処法!については、いわゆる「クレジットカードの決済代行」業者がいろいろとあり、"決済手数料" さえ惜しまなければクリア可能だ。
しかし、そうした業者との "期間契約" もまた、不透明な "売上" との関係で言えば、リスクなしというわけには行かないだろう。
しかも、"ショッピングカート" や "ダウンロード操作方法" などの問題とシームレスでなければならないから苦労することになる。
(2) 顧客側 "ダウンロード" 操作方法の最適化!については、とにかく可能な限り "イージー" であることを目指さなければならないはずだ。
ユーザー側は、"iBookstore" や "Kindle Store" での "イージー" 操作を "当然視" しているわけだから、そこからかけ離れた "難しさ" では敬遠されてしまうからだ。
また、この "顧客側 "ダウンロード" 操作方法" が、前記 (1)「支払い決済」の方法と上手く連動しなければならない点も重要な要素となる。
こうした一連の課題に対して、相応の検討を加えて辿り着いた一つの方法について以下概説してみる。
最近は、"iPad/iPhone" をPC代わりに使って済ます人が増えてきた。
そんな場合に、不便なことがいくつかあったが、その一つとして、"Zip" などの "圧縮ファイル" への対処という問題があった。
たとえば、"iPad/iPhone" でのメール・チェック時に、メールの "添付ファイル" に "Zip 圧縮ファイル" が見つかった場合である。
PCであれば、クリックしさえすれば、何がしかの "ファイル圧縮解凍" ソフト(あるいは、OS にバインドされたソフト)が、それらを解凍してくれるが、"iPad/iPhone" では "これは開けないファイルです" とかの表示とともに黙殺されていた。
ところが、PCでの "Zip" ファイルの "圧縮解凍" で定番的位置を占めてきた "WinZip" が、"iPad/iPhone" 向け "無料 App" を今年の2月にリリースしている。(何を今頃になってと言われそう......)
モバイル・デバイスを使っていて気にならざるを得ないのは何と言っても "バッテリー残量" だろう。
そして腹立たしいのは、"人知れず" 黙々と "消費電力" を "大食い" しているアプリが何食わぬ顔(?)をして居座っていることであるに違いない。
こんなケースで大いに "助っ人" になってくれる "Free App" が登場した。下記引用サイト記事:「iOSとAndroidユーザーに必須―Caratはどのアプリを終了させるとバッテリー駆動時間がどれだけ伸びるか教えてくれる」/TechCrunch/2012.06.15 の "Carat" がそれだ。
"Carat" は、<電力消費の上でバグがあったり大食いだったりするアプリの検出>に基づいて、<バッテリー駆動時間を長くするための提案>を示してくれる、といった頼もしい "助っ人" なのだ。
なお、<この新しいモバイル・アプリにはiOS版とAndroid版がある。>(どちらも "Free" )ということなので、これからのモバイルのバッテリー管理には欠かせないアプリとなりそうだ......
米アップルは、<グーグル対抗力を強化>というスタンスで、最新版 OS である「iOS 6」をこの11日に発表した。
下記引用サイト記事:アップル、200もの新機能を追加した「iOS 6」を発表--「Siri」も更新/CNET Japan/2012.06.12 によれば、<「iOS 6」は、「iPhone」および「iPad」に200もの新機能を追加する。>という "豪勢な内容" だそうである。
それはそれで結構なことではあるのだが、同記事で目を向けておくべきは、<同OSは「iPhone 3GS」以降と、第2および第3世代のiPadで動作する予定>と述べられている点である。
つまり、"初代iPad(および第3世代iPod)" は、この最新版 OS である「iOS 6」が適用されない! ということのようなのだ。
"高機能多機能" 方面行き超特急「iOS 6」列車は、その最後尾に連結してきた "旧車両(初代iPad・第3世代iPod)" を、"ハイ、ここま~でよ!" と言わぬばかりに切り離す......。
まあ、そうしたものでしょ、ともの分かりの良いユーザーもいるのだろうが、中には<iPad One哀歌>と題して、恨めしそうにその "違和感" を口にする者もいたりする......。どちらかと言えば、ワカル!
iPad One哀歌/TechCrunch/2012.06.12
...... Appleは今日(米国時間6/11)初代iPad(および第3世代iPod)の最新OSサポートを打ち切ることを発表し、モノを買うかどうかを厚さでは決めない地球上のテク系ライターほぼ全員わかった、多分私だけに一撃を加えた。...... * 黙祷の時間 * ( iPad One哀歌/TechCrunch/2012.06.12 )
◆参照 <......〔アップデート:元記事で「iOS 6がオリジナルのiPadをサポートする」という記述があったが、「サポートされない」に訂正された。〕......>( Apple、WWDCでiOS 6を発表:独自マップ、Facebookと連携、Siriの強化、他新機能もりだくさん/TechCrunch/2012.06.12 )
iPad をはじめとする "タブレット" の普及の凄まじさは、身の回りを見てもよく分かるところだ。とにかく、PCと比較すると "扱いが簡単でスピィーディ" であり、何を閲覧するにせよ中断するにせよ、待ち時間の一切ないことが気に入られる理由だろう。
しかも、相応に大きい画面なので、スマホなどに比べると見辛さもないわけで、ここまで来ると、余程PC作業に入れ込んでいるユーザーを除けば、"タブレット" で十分、"タブレット" の方がラク! となるのは目に見えている。
下記引用サイト記事:米国でのタブレット利用がクリティカルマスに到達/CNET Japan/2012.06.11 によれば、こうした "タブレット" 人気が調査データの上でも裏付けられたようである。
マーケティングのジャンルでは、「クリティカルマス (Critical Mass)」という言葉が使われいる。その意味は、"ある商品やサービスの普及率が一気に跳ね上がるための分岐点となっている普及率" だそうだ。
タブレット利用率(<スマートフォンユーザーに占めるタブレットユーザーの割合>)が、この「クリティカルマス」の水準に早くも到達した、というのである。
その直接的な意味は、<スマートフォンユーザーは高い確率でタブレットを導入している>ということになるそうだ。だが、今後、スマホユーザーという枠を超えて普及・浸透していくであろうことは容易に想像できる。「クリティカルマス」に到達! という事実には、"パンデミック(pandemic、感染爆発)" 的な普及という可能性の含みがあると思われるからだ。
"イージー" なスタンスで臨めるからなのであろうか、目下のところ<動画の観賞>に人気が集中しているようだ。
だが、"タブレット" 活用スタイルの浸透で、より一層 "読書" としての活用や、"教科書" 閲覧といった教育・学習の場での活用に弾みが付いていくことも簡単に推測できる。
当ブログサイトでは、"電子書籍" 制作やその主要規格である "ePub" に関心を向けて、中でもフリーソフトの ePub エディタ "Sigil" の徹底活用に意を傾けてきました。
一昨年の夏ごろから手掛けて、振り返ると "iPad,iPhone,iPod touch 向け" の "電子書籍" 制作に関して "Sigil" や "ePub" との格闘(?)について書いたエントリーが "100 件" を超えはじめていることに気づきました。
そこでこの際、これらのブログ・エントリーをその ePub エディタ "Sigil" を駆使して一冊の "電子書籍" として編集してみようという気になったのです。"電子書籍" 制作や "ePub" に関心をお持ちの方には、こうした拙い体験ではあってもきっとお役に立てていただけるのではないかと考えたからです。
何かをマスターしようとする場合、知識としての原理原則を知ることはもちろん重要ですが、それだけでは済まないのが現実です。まして、発展途上のプロセスである "ePub" 規格の領域でのテクニックや、フリーソフトであるがゆえに詳細な解説書が入手し難い "Sigil" などの活用方法については、"体験談" こそが貴重なアドバイスとして必要となるはずです。自身も、幾度となく誰か "経験者" はいないものかと切望したものでした......。
タイトルは「ePub Tips 100」と、いささか大仰なものとなっています。概要は、下記記事の左側に掲載している "目次"( iPad ではスクロール表示される ) の "100(106) セクション" の表題にて推察していただけるかと思います。( なお、セクションの順番は、記載年月が新しい順としてあります。 )
その大半が "ePub"/"Sigil"/"iPad,iPhone,iPod touch"との格闘(?)なのですが、"電子書籍" 関連領域全般にこだわったトライ&エラー経験の軌跡となっています。
なおそこには、 "Calibre"/"iBooks Auther"/"eCub"/"ChainLP" 等といった "Sigil" と同様のこのジャンルのフリーソフトなどに関する実体験談も含まれています。また、"PDF 電子文書技術"の裏技や、"自炊" 作業の実際についての体験談も載せられています。
この "iPad 用 電子書籍" 「ePub Tips 100」は、自分と同様、"インディ" として "電子書籍" 制作を志している方たちに役立てていただきたいと願って制作されました。フリーソフトを中心に据えているのもその関係からだと言えます。
ナナメ読みするだけでも "1~2年" の "ePub" 体験に似たもの(?)を蓄積させるはずです。また、"タブレット版電子書籍" は、PC作業の傍らに置いて作業と並行して参照できるのが便利な点でしょう。隣に "同僚" が座っている感触(?)でご活用いただければ幸いです。
さらに、"解凍すれば中身は丸見え!" というのが "ePub" の "電子書籍" の基本的性格ですから、読むだけではなく、ファイル自体を解凍の上 "腑分け" をしてみて "素材データ" をいじり回す学習も "あり" かと思われます。
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ここでの "デジタル" とは "スマートフォンのカメラ機能" であり、"アナログ" とは "スマホ対応ノート(「ショットノート」)" のことだ。
写される "アナログ:ノート" 側に工夫が施されるとともに、写す "デジタル:スマホ" 側に万事を遂行する "アプリ" が用意される......、というコンビネーションなのである。
先日も、 こうしたアイディアに感心する!"折りたためて安価な「スマホ用スキャナー」"!( 当誌 2011.05.22 ) というアィディア商品に着目したが、こうした "等身大" 的アィディアで "血の通った" 商品には好感が持てるものだ。
膨大な開発投資をせずとも、"ミリオンセラー" が果たせる点を大いに見習いたいものではないか......。
その秘訣はと言えば、アイディア商品の昔ながらの "王道" である"日常生活の不便・苦労をテコにする" 発想のようだ。
下記引用サイト記事:手書きメモ、楽々デジタル化 スマホ対応ノートの実力/日本経済新聞/2012.05.31 では、<開発担当者の日常の悩みから生まれたアイデア商品。メモを探すだけで15分近くも時間を無駄にした体験>云々とある......。
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