iPod/iPhone/iPad: 2012年11月 アーカイブ

 日本の "漫画" 人気の高さは良く知られている。そして今や、デジタル化された "漫画" が焦点となっている。
 それを裏書きするような事実もある。

日本の電子書籍市場の特殊性>と見なされる<日本の電子出版市場の8割が漫画>という実態!( 参照 日本は電子書籍の「墓場」!?キンドルも日本の電子書籍市場の"特殊性"には梃子摺るか?( 当誌 2012.11.17 )

 その結果、電子デバイスユーザーの感覚にも、いわば "漫画メガネ的なセンサー" (?)とでもいうものが埋め込まれはじめるのであろうか?
 つまり、文字やリアルフォトよりも、"漫画" 的画像の方がピンと来る、あるいはそうした画像でないと伝わって来ない......、という感覚のことだ。

 こうなると、"漫画メガネ的なセンサー" に有効な "漫画風の画像" を作りたいという思いも刺激されるのかもしれない。
 下記の【 引用記事 2 】の<漫画カメラ>というアプリが登場した時、なるほどなぁ~、と頷き、これはヒットしそうだと予感したものであった。

 その予感どおり、そのアプリは直近で<300万DL突破!>となったようだ。そのアプリで作成した "漫画風の画像" を得意気にやりとりしているユーザーの様子が彷彿として来る......。

 さらに、こうしたアプリの好感度が直接的な契機となったかどうかは知らないが、同アプリの "機能" を "補足・向上" させるような "同種アプリ" の登場を知らされた。
 下記の【 引用記事 1 】の<漫画コミックカメラ>というアプリがそれである。この種のアプリユーザーにとっては、何かと歓迎できる事態ではあろう。

 まあ、こうした "競合" がすかさず登場して来るのはマーケットの常だと言えるが、それにしても、日本における "漫画" 人気の凄さには目を見張るものがある......。




















 より一層時流となってきた "モバイル志向" の流れで登場したとも言える "iPad mini" の登場によって、では、"元祖" である "大型iPad" が、今後どのような変化を遂げて行くのか、その行方に関心の眼が注がれても不思議ではなかろう。
 もし、"iPad mini" が "大型iPad" の "小型化" だと位置づけられるならば、一部でささやかれるように、"大型iPad" のシェアが喰われるだけだとする観点も説得性を持つことになる。

 多分、"モバイル志向" の流れは、今後、強まりこそすれ弱まることは考えられない故に、"iPad mini" または同クラスの競合デバイスは相応の進化を遂げて行くに違いなかろう。
 下記引用サイト記事:「iPad」の未来--「iPad mini」と従来型iPad、それぞれの道/CNET Japan/2012.11.09 にもあるとおりだろう。

2013年には、iPad miniはいくつかの追加機能(Retina Display)を搭載して、電子書籍を読んだり、メディアを見たり、ゲームやアプリを使ったりするのに本当にぴったりのデバイスになるだろう

 とすれば尚のこと、"大型iPad" の進化の行方が気になるわけだ。

 ところで、ここで眼を向けてよいのは、"大型iPad" または "タブレット一般" への "見方=期待" として、<本当の意味でコンピュータの代わりとなるデバイス>という向きがありそうな点である。
 下記引用サイト記事でも以下のとおりだ。

筆者は日常的に、自分のiPadにキーボードを取り付けて使っている。多くの人はiPadからブログを書いたり、それを再定義されたコンピュータとして使ったりしている。

 つまり、"タブレット一般" に対しては、より一層強まる "モバイル的操作性" への "期待" と、根強く残る "PC的操作性(クリエイティブ・ユーザー?)" への "期待" とが混在し続けているというのが実情なのかもしれない。
 そして、この実情に棹差した動きを示したのが、Microsoftによる、"SurfaceとWindows 8搭載のタブレット" の登場だったのであろう。

MicrosoftのSurfaceと、Windows 8搭載タブレットは、真のハイブリッド型デバイスへの道を示している。...... キーボードを取り付ければどこでも使える、ノートPCとタブレットが出会った魅力的な製品

 下記引用サイト記事は、この辺りを立脚点としながら、"大型iPad" の今後を占って(?)いるわけである。

 Apple における "iPad/iOS" と "Mac/OS X" との流れを踏まえて、

大型のiPadを、「iOS」と「Mac OS X」が出会う場所

となるのではないか......と。そして、

それはタッチスクリーンを搭載した究極の「Mac」になる可能性がある。キーボードから切り離せばiPadに、合体させればMacBook Airになるかもしれない。デスク上に置けば小型のiMacになり、懐かしの「PowerBook Duo」を思い起こさせるかもしれない。

 つまり、<大型のiPadは、AppleによるSurface風ハイブリッド型デバイス>への針路へと舵を切って行くのではないかと......。
 大いにありそうなことだと共感するし、そうあって欲しいとも思える......。

 PC/TVのディスプレィでは、"こうした仕組み" があったかと思う。つまり、一つの画面を複数のディスプレィで連携させて大きく表示するシステムである。
 それとて結構、複雑な仕掛けを施しているはずだが、何と、下記引用サイト記事:複数の画面をつまんで繋げるタッチデバイス用マルチディスプレイ・インターフェース「Pinch」/DIGINFOTV/2012.11.01 が紹介しているのは、iPhone、iPad などのタッチデバイスのディスプレイの複数画面を、"ピンチイン" の動作で即座に連携させてしまう、といったまるで "マジック" のような "仕掛け"(インターフェース)の「Pinch」である。

 文章で説明するよりも、下記引用の "YouTube 動画" を観れば一目瞭然であろう。

なお、<この仕組みを使ってアプリを開発して欲しいので、この仕組みを提供して「何か作って下さい」

という段階なのだそうだ。
 構想力のある人ならば、この "シーズ" を存分に活かすことができるのではなかろうか......。

 ジョブズ氏亡き後、直後から何かと懸念されていたこととは言え、<アップルの株価は今年9月19日をピークに、しばらく下落が続いている>( 下記引用サイト記事:アップルにお家騒動!? 米メディアは同社の将来に悲観的論調/現代ビジネス - ITトレンド・セレクト/2012.11.01 )事実と併せて考慮するならば、いささか気になる。

 今回の<今週頭に発表されたアップルの人事異動が異例の注目を浴びている>という点である。
 <フォーストール氏の退社は、関係者にはショッキングだったようだ。同氏はかつてスティーブ・ジョブズ氏の後継者と目されたほどの実力者/ アップルのソフトウエア開発責任者として、(マッキントッシュの基本ソフトである) OS Ⅹや(アイフォーンやアイパッドの基本ソフトである)iOSなどの開発で中心的な役割を果たした>とあるからだ。

 確かに一際目を引き、アップルらしからぬ "失敗" として周知の事実となっていた<最近のアイフォーン5における地図アプリの失敗>が、同氏の責任だとするならば頷けないでもない......。

 しかし、大方の懸念は、前述の "下落が続いている" この時期、さらに言えば "アップルの革新性" が問われ始めてもいるこの時期( 参照 "7inch iPadミニ"発売に対するプロの眼は厳しい!それは"革新なきアップル"を暗示?( 当誌 2012.10.20 ) )に起きた出来事であるだけに殊更に注目を浴びているのであろう......。

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