"抗がん剤の副作用" については、もはや周知の事実となっていそうだ。 ただ、"副作用" の惨い現実は、一向に止むことがないようである......。
◆ 参照 当誌過去の "抗がん剤 副作用" 関連記事
(1) "抗がん剤のやめどき"!概して副作用が目立ち始める抗がん剤"開始から2週間後"辺り!/当誌 2015.05.21
(2) 抗がん剤=殺全身細胞薬は、がん完治の薬ではない!だから"やめどき"が必ずや訪れる!/当誌 2015.05.16
(3) なぜ、"副作用"が少ない"放射線"治療よりも、"抗がん剤"治療が選ばれてしまうのか?!/当誌 2015.04.20
(4) ノバルティス:重篤な副作用2579例 未報告!死亡例も!抗がん剤/分子標的薬など!/当誌 2014.08.310
(5) "抗癌剤職業曝露"の実態調査進む!やはり気になる!ここまで有害とされる抗癌剤の使用!?/当誌 2014.07.29
今回注目する下記引用サイト記事 : 乳がんで抗がん剤:98%に脱毛 5年後も10%がかつら/毎日新聞/2015.07.09 - 10:30 は、 <乳がんで抗がん剤治療を受けた女性の98%が頭髪などの脱毛を経験し、抗がん剤投与を終えてから5年たった人の中にも、髪が十分に生えそろわずかつら(ウイッグ)を使用している人が約10%いるとの調査結果を、専門医らのグループがまとめた。大規模な患者調査で抗がん剤の副作用による脱毛の程度や経過の実態が明らかになったのは初めてだという。> と報じている。
< ◇ 抗がん剤副作用の「脱毛」実態、初めて明らかに 乳がんで抗がん剤治療を受けた女性の98%が頭髪などの脱毛を経験し、抗がん剤投与を終えてから5年たった人の中にも、髪が十分に生えそろわずかつら(ウイッグ)を使用している人が約10%いるとの調査結果を、専門医らのグループがまとめた。大規模な患者調査で抗がん剤の副作用による脱毛の程度や経過の実態が明らかになったのは初めてだという。 調査は2013年4〜10月、乳がんの手術後に抗がん剤治療を受けて5年以内の女性を対象に実施し、全国の47医療機関に通院する約1500人から回答があった。平均年齢は54.7歳だった。98%が頭髪などが抜けたと回答し、脱毛が始まったのは抗がん剤投与開始から平均18日後だった。94%が頭髪の8割以上が抜け、眉毛、まつげが8割以上抜けた人も約60%ずついた。 再び頭髪が生えてきたのは、投与終了から平均3.4カ月後。投与終了から2年たった人の約60%は頭髪の8割以上が回復したが、5年たっても3割以下の回復にとどまった人も約5%いた。高齢になると回復が遅くなる傾向があった。かつらの平均使用期間は約1年だった。 国立がん研究センターが実施した抗がん剤の副作用の苦痛度調査(09年)によると、「頭髪の脱毛」は男性では18位だったが、女性では1位。 調査を担当した国立病院機構仙台医療センター乳腺外科の渡辺隆紀医長は「医療関係者に実態を知ってもらい、ウイッグの情報提供や眉毛の描き方の指導などの支援につなげてほしい。患者ががんとの診断や治療で混乱している中で、脱毛についてどのように伝えるのか慎重に検討する必要がある」と話す。 【下桐実雅子】> とある。
乳がんで抗がん剤:98%に脱毛 5年後も10%がかつら/毎日新聞/2015.07.09 - 10:30
◇ 抗がん剤副作用の「脱毛」実態、初めて明らかに
乳がんで抗がん剤治療を受けた女性の98%が頭髪などの脱毛を経験し、抗がん剤投与を終えてから5年たった人の中にも、髪が十分に生えそろわずかつら(ウイッグ)を使用している人が約10%いるとの調査結果を、専門医らのグループがまとめた。大規模な患者調査で抗がん剤の副作用による脱毛の程度や経過の実態が明らかになったのは初めてだという。
調査は2013年4〜10月、乳がんの手術後に抗がん剤治療を受けて5年以内の女性を対象に実施し、全国の47医療機関に通院する約1500人から回答があった。平均年齢は54.7歳だった。98%が頭髪などが抜けたと回答し、脱毛が始まったのは抗がん剤投与開始から平均18日後だった。94%が頭髪の8割以上が抜け、眉毛、まつげが8割以上抜けた人も約60%ずついた。
再び頭髪が生えてきたのは、投与終了から平均3.4カ月後。投与終了から2年たった人の約60%は頭髪の8割以上が回復したが、5年たっても3割以下の回復にとどまった人も約5%いた。高齢になると回復が遅くなる傾向があった。かつらの平均使用期間は約1年だった。
国立がん研究センターが実施した抗がん剤の副作用の苦痛度調査(09年)によると、「頭髪の脱毛」は男性では18位だったが、女性では1位。
調査を担当した国立病院機構仙台医療センター乳腺外科の渡辺隆紀医長は「医療関係者に実態を知ってもらい、ウイッグの情報提供や眉毛の描き方の指導などの支援につなげてほしい。患者ががんとの診断や治療で混乱している中で、脱毛についてどのように伝えるのか慎重に検討する必要がある」と話す。
【下桐実雅子】
いささか驚くべき点は、<大規模な患者調査で抗がん剤の副作用による脱毛の程度や経過の実態が明らかになったのは "初めて" > という点なのかもしれない。
"抗がん剤の副作用" としての "不都合な実態!" については、より客観的に調査、公表されるべきかと思われる、が...... (2015.07.12)
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