SNS: 2012年4月 アーカイブ

 "クラウド・ストレージ" の定番 "Dropbox" は、日頃便利に使わせてもらっている。
 その "Dropbox" が、"ファイル共有(シェア)" で画期的とも言える "超簡単" な新機能を提供し始めた。
 アカウントを持つ "Dropbox" ユーザーであれば、実に簡単に任意のファイル(画像ファイルとは限らず、Text や Word、video ファイルも)を "共有(シェア)" 対象として設定して、ブラウザ上での閲覧およびダウンロードを可能にすることができる。
 "共有" したい友人には、そのファイルに自動設定された 共有用URL を伝えればよく、仮にアカウントを持たない "Dropbox" の非ユーザーであってもかまわない。

 この情報を伝えたのは、下記引用サイト記事:「Dropboxがものすごく簡単なファイル共有機能をリリース」/TechCrunch/2012.04.24 だ。

 この "ファイル共有(シェア)" の方法は実に便利だと思われるので、これまで "Dropbox" に馴染みの薄かった人にも分かるように、【画像】で "操作手順" を説明しておくことにした。




















 "情報過多の現代" において、もはや "検索" サービスは不可欠となっている。
 しかし、その一方で、<えっ、こういう情報が欲しかったわけではないのに>(下記引用サイト記事:「ほしいモノは「ソーシャル・キュレーション」で探せ、米で急拡大 ネットのアルゴリズム検索はもう古い?」/日本経済新聞/2012.04.19 )という "もどかしさ" に見舞われるのも実情......。

 そうした現状だから、"ソーシャル・サーチ" というアプローチが関心を集めているわけである。このブログでも以下のように注目したことがある。

<<⑤ ソーシャル・サーチ(検索)の進歩>についてだが、"ソーシャルメディア" を活性化させた原因でもある "情報過多の現代" にあっては、"情報検索" 自体が困難を極めるわけであり、最悪の場合には、何をどう検索すれば自身の関心情報に辿り着けるのかを思い煩うことにもなりかねない。
 この困惑を、"ソーシャルメディア" に蓄積された人々の同種の情報(ex.知恵袋、質疑問答etc.)を還元することで救おうとするのが、"ソーシャル・サーチ(検索)" の考え方かと思われる。>
Socialメディア来年の動向:Social-コマースの成長! Social-サーチ(検索)の進化!( 当誌 2011.11.29 )

 今回、取り上げる下記引用サイト記事は、こうした流れの好例だと思われる。"ソーシャル系サービス" の "「ピンタレスト(Pinterest)」" と "「Snip.it(スニップ・イット)」" である。
 今後、こうしたサービスや "ソーシャルメディア" を活用した "検索" が人気を集めそうな気配である。

  ◆参照 「Pinterest Guide Pinterestを楽しむための情報サイト『ピンタレストガイド』」

 今日では "知識や教材" は、その気がありさえすれば "溢れ返って" いる! したがって学習する者にとってむしろ問題なのは、それらをどう "取捨選択" して "より効果的なアプローチ" をするかとなっているはずだ。
 また教育側としても、そうしたアプローチを可能とするようなカリキュラム(コース)をどう構成するかであるに違いない。
 現代のような "情報過多" 環境における学習・教育の基本的課題はそんなところに潜んでいるはずだと思われる。

  "溢れ返って" いる!というのは、書籍・マスメディア・インターネットなどに限らず "Social" メディア上の知識・情報も含まれる時代だということだ。YouTubeなどが好例であろう。
 しかし、今やその質量は手に余るほどに膨れ上がってるのが悩ましい点! そこで注目されているのが、いわゆる "キュレーション"(編集)の視点だと言える。簡単に言えば、"交通整理" であり、"お見立て" である。まあ、"信頼し得る" という条件付ではあるが。

  ◆参照 情報過多の時代の鍵"キュレーション"で問われるのは"メタ鍵"としての編集能力!( 当誌 2011.09.01 )"キュレーション"への佐々木俊尚氏の熱い眼差し!"編集" に関する松岡正剛氏!( 当誌 2011.09.02 )

 教育側にとってもう一つ悩ましい問題は、学習ニーズの多様化や急速に変化する時代環境が、"教材制作" に時間的ゆとりを与えていない! という実情ではないかと思われる。より "スピーディーな対応" が求められているというわけだ。

 こうした現代特有のシビァな課題に応えるかたちで、<YouTubeなど既存の教材から学習コースを組み立てる>というアイディアを実践しているのが、今回の下記引用サイト記事:「YouTubeなど既存の教材から学習コースを組み立てるCourse Heroに一流投資家たちが殺到」/TechCrunch/2012.04.13 である。
 思わず "お見事!" とガッテンしてしまうほどに優れた発想の "スタート・アップ(新ビジネス)" だと感心させられた。

 先日、ウェブ上での "アンケート" に関して、米Google が以下のような動きを始めたとの記事を目にした。あの "Google AdSense" 方式を "アンケート" にも広げたというわけだ。

< 米Googleは29日、既存広告と異なる、コンテンツサイト収益化の新たな方法「Google Consumer Surveys」を発表した。
 例えば、インターネット利用者は、Googleが配信する簡単なマーケティング調査アンケートに回答することで、そのサイトの有料コンテンツを閲覧できるようになる。一方、コンテンツサイトにとっては、自社サイトにアンケートを表示することで、Google AdSenseと同じような仕方で収益を受け取れる。......>
「米Google、ウェブサイト収益化の新方法「Consumer Survey」を発表 アンケート回答で有料コンテンツを閲覧可能に」/INTERNET Watch/2012.03.30

 そんな矢先、ウェブ上での "アンケート" に関して、ちょいと "風変り" な記事に遭遇した。下記引用サイト記事:全680問のアンケートに答えると3万円分の「V プリカ」を進呈 -- ライフカードがキャンペーン/japan.internet.com/2012.04.02 がそれだ......。
 "アンケート" は「景品表示法」の規制を受けないため "謝礼" の額に制限はなさそうであるが、この世知辛い時代での "3万円分の「V プリカ」を進呈" というのは、やはり気持ちが揺さぶられる......。

 確かに最近は、"テレビやラジオ" が "Twitter・Facebook" などの SNS と連携する動きが目立つようになってきた。
 ラジオなどでも、かねてより "Fax" や "ネット(ホームページ&メール)" を介したかたちでの聴取者参加型番組が好感を持たれていたようだ。"手紙投稿" といった格式高い(?)手段も廃れてはいないようではあるが......。
 SNS との連動型テレビ番組も、先ずは、その延長線上の動向だと考えて良さそうだ。想定され尽くした動きであり、特に新規性があるわけではない。
 だが、下記引用サイト記事:SNS と連動したテレビ・ラジオ番組が続々登場--SNS ユーザーの反応は?/japan.internet.com/2012.04.02 によれば、予想どおりと言うべきか、SNS ユーザーの反応は悪くなさそうである。

 視聴者の声を募り、情報交換も可能な SNS サイト(アカウントやコミュニティなど)と連動するテレビ番組については、15.3%が「見てみたいと思う」、40.3%が「どちらかといえば見てみたいと思う」とし、合計55.6%が興味を示した。一方、「どちらかといえば見たいと思わない」「見たいと思わない」の合計は14.4%に留まり、全体的に好意的に受け止めらていた。> という。

 <「普段のニュースでは取り上げてもらえないような、より自分が関心のある情報を手に入れたい」「テレビと SNS が連動することで、リアルタイムにいろいろな人の意見交換の場となってほしい」> などといった期待も多く寄せられているらしい。

 考えてみれば、従来、テレビ番組は "一方通行" でしかなく、視聴者は "受動性" のラクを享受する一方、自己主張の衝動は犠牲とせざるを得なかったはずだ。したがって、そうして鬱積していた視聴者が新しい試みに "好意的" な反応を返したとしても決して不思議ではない。
 ただ、"テレビ番組 = 受動性" という従来からの基本的色彩("長年の相貌")が、"SNS = 積極性" とまでは言えないにしても、ある種の "構え" が伴う SNS と、"連携" はともかくとして、どこまで "融合" して行けるのかは未知数であるような気がする......。

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