かねてより、"HDDクローン・コピィ" の作成をお勧めしてきた。
余程、思い入れがあるのか、以下のように何度も書いて来た。(一括で表示させるには、右側のサイドバーの "検索" で「HDDクローン・コピィ」と入力するか、"カテゴリ別アーカイブ" の<ハードウェア → HDDクローン・コピィ>をクリックしてください。)
◆ 参照(1) <"HDDクローン・コピィ"の有難さは忘れた頃に訪れる?/"IDE→SATA変換アダプタ"(当日誌 2011.02.06)>
◆ 参照(2) <"セレンディピティ"?/PC"起動"直後の"予定イベントキャンセル"の原因が判明!(当日誌 2010.10.19)>
◆ 参照(3) <久々の"HDDクローン・コピィ"/VersionUpされたFreeの"EASEUS Partition Master"(当日誌 2010.10.04)>
◆ 参照(4) <"HDDクローン・コピィ" と "変換アダプタ"(IDE→SATA変換)(当日誌 2010.03.26)>
◆ 参照(5) <"HDDクローン・コピィ" 作成手順をラクにしてくれる "アダプタ"(当日誌 2010.03.10)>
◆ 参照(6) <"HDDクローン・コピィ" フリーソフトに関する "体験的情報"(当日誌 2010.03.09)>
◆ 参照(7) <"HDDクローン・コピィ" も "パーティション編集" もできるフリーソフト!(当日誌 2010.02.11)>
実は、先日、別なPCでいわゆる "不正エントリ" (悪意ある侵入、プログラム書き換え)に見舞われることとなった。"ウイルス対策ソフト" でプロテクトしていたにもかかわらずである。
一瞬、戸惑ったものの、冷静に状況確認をした上で、"Trend Micro" の <HijackThis Version 2.0.4> という "スキャンと修正" のためのツールソフトを使って当該の原因箇所を究明し、削除/修正することで難を逃れた。
ちなみに、このツールソフトはビギナーの方にはちょっと使い辛いかもしれない。と言うのも、"スキャニング" によって "悪意ある侵入、プログラム書き換え" が生じる可能性のあるプログラムをリストアップするのであるが、その多数に上るリストのどれが原因であるのかの判断は留保しているからなのである。
自分も、 "症状を元にした推測" によって原因プログラム部分をかろうじて探し当てることができる始末であった。
ただ、この復旧作業を冷静に進められたのは、最悪の場合には、かねてから用意している "HDDクローン・コピィ" があるという "保険的な安心感" があったからだ。
そして、実際、この原因究明と復旧作業には結構手間ひまが掛かってしまった。余程、"HDDクローン・コピィ" 版の登板にしようかと思わないわけではなかった。
ただ、「舐められてたまるか!」という "妙な負けん気" だけが作業を前へ進めさせていたようであった。
だが、何かと忙しい人が "妙な負けん気" の感情に溺れていてもしょうがないはずだろう。さっさとPC環境を復旧させて、他の有意味な仕事に精を出す方が良いに決まっている。
だからこそ、こうしたソフト領域での拗れたハプニングをも念頭に置いて、"HDDクローン・コピィ" の備えをしておくべきかと......。この備えがあれば、とにかく一切の不具合調査や復旧作業いらずで、たったの10分程度で従来の "サクサクPC環境" に復帰できるからである。
現在のPC環境で注意すべきなのは、決して "ハード的ハプニング" だけではない。いやむしろ "(悪意を伴った)ソフト的"ハプニング の方が頻度が高いと言うべきなのかもしれない...... (2011.04.30)
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