PC一般: 2013年1月 アーカイブ

 パソコンの故障で難儀するのは、何と言ってもハードディスクドライブ( HDD )であろう。最悪の場合、HDD"クラッシュ" ということにでもなると、当該の HDD へのアクセスまで不能となり、内部のデータの一切が消滅同然となってしまう。
 OS やその他のアプリファイルは、再インストールをすれば済むので、その手間は厄介であるが取り返しはつく。取り返しがきかないのは、蓄積してきたユーザ・データだ。泣くに泣けない......。

 こんな事態も含めて、ハードディスクドライブ( HDD )のトラブルを数多く経験してきた自分であるが、そこで辿り着いた自分なりの対策は、使用中のHDD"クローン版" を作っておくというもの。"HDDクローン・コピィ" である。
 各種の "バックアップ" 方法だと、"リストア(復元)" というこれまた煩わしい手間がかかるため、使用中の HDD とまったく同内容の HDD を定期的に作っておくのである。

 これに関しては、過去何度もこのブログで紹介してきているので詳細は下記エントリを参照してください。

◆ 参照(0) "HDDクローン・コピィ"備えの勧め/悪意の"不正エントリ"による不具合にも有効!( 当誌 2011.04.30 )
◆ 参照(1) <"HDDクローン・コピィ"の有難さは忘れた頃に訪れる?/"IDE→SATA変換アダプタ"(当日誌 2011.02.06)>
◆ 参照(2) <"セレンディピティ"?/PC"起動"直後の"予定イベントキャンセル"の原因が判明!(当日誌 2010.10.19)>
◆ 参照(3) <久々の"HDDクローン・コピィ"/VersionUpされたFreeの"EASEUS Partition Master"(当日誌 2010.10.04)>
◆ 参照(4) <"HDDクローン・コピィ" と "変換アダプタ"(IDE→SATA変換)(当日誌 2010.03.26)>
◆ 参照(5) <"HDDクローン・コピィ" 作成手順をラクにしてくれる "アダプタ"(当日誌 2010.03.10)>
◆ 参照(6) <"HDDクローン・コピィ" フリーソフトに関する "体験的情報"(当日誌 2010.03.09)>
◆ 参照(7) <"HDDクローン・コピィ" も "パーティション編集" もできるフリーソフト!(当日誌 2010.02.11)>

 さて、HDD トラブルの困ったところは、ほとんど "突然のごとく訪れる" という点なのかもしれない。
 こうした文脈があるため、何か "予知" ができないものかと考えたり、願ったりするものだ。
 下記引用サイト記事:PC故障、最大3カ月前に予知 東芝が新技術/朝日新聞/2013.01.14 この思いを煮詰めてある種の方法を実現たもののようである。

 <東芝は、パソコンに内蔵されているハードディスクドライブ(HDD)の故障を最大3カ月前に予知する技術を開発した。166万台分の稼働データを分析し、故障するまでの経緯をパターン化。読み込み速度の変化やエラーの回数など43項目を調べて故障の可能性をはじき出す> と。

 なるほど、"統計的な確率" からの推論で "故障の予知" はできるのかもしれない、と一応、頷かされた。予め、先手でのメンテナンスが施されれば、唐突な故障は回避されるというものだからだ。
 ただ、トラブルは"突然のごとく訪れる" とは書いたが、振り返ってみると、"何らかの予兆" が無くはなかったようにも思える。
 "いつもと違って、何かヘン!?" という "気付き" である。
 "ブルー画面の表示" はもちろんのこと、"起動時、終了時でのもたつき"、"ちょっとしたフリーズ" などなどが要注意対象であり、こんな場合は、"ドライブのエラー・チェック" をかけておく用心があってよいはずだ。
 これらの放置が、HDD の経年劣化と重なって致命的なトラブルに突き進まないとは限らないからだ。こうして、マメなメンテを施していれば、"唐突なトラブル" はある程度回避可能ではないか......。




















 "トレンド予測" というものは、往々にして "技術的シーズ" から我田引水的に推測されるものが多い。そこでは、ユーザー側の "ニーズ" や "コスト負担" というリアルな事情が疎かにされがちだ。

 その点、下記引用サイト記事:コラム:2013年のIT業界、予想される3つのトレンド/WIRED/2012.12.30 は、推測する視点を "ユーザーニーズ/ユーザーコスト感覚" にでも据えているかのようで、思わず "そうかもしれない......" という頷きを誘う。

 予測されたIT業界2013年の3つのトレンドは以下の3つだとされている。

 1.<キンドルを50ドルに>

 2.<ネットブックの逆襲>

 3.<Siriなど音声操作機能に注目>

 1./2. は、ユーザーの "日常生活" 感覚、価格感覚に視座を据えたものである。

ずばりその価格は50ドル。この値段なら、たまにしか使わないかもしれないニッチな商品でも買ってもいいと思うだろう。学生も迷わず手を出せるはずだ

多くの機能にお金を払う必要はあるのだろうか/200ドル程度で実用的なノートPCが手に入るなら、1000ドル以上するPCの必要性についてもう一度考え直すことはあるかもしれない

 もちろん、価格設定だけがすべての問題ではないが、筆者は、"その点の解消" によって<日の目を見る>ばかりか、相応のトレンドが作り出されるのではないかと見ている。

 3. についても、ユーザーの "日常生活" に視点を据えて推察されている。
 "日常生活" での "役立ち方" への生活感覚からの関心である。

音声操作機能/音声技術が持つほぼ完璧な「口述筆記」能力に注目が高まるだろう。最も目立たない機能かもしれないが、日常生活では一番役に立つ

 往く年、2012年の "IT業界" は、アンドロイドも含めて "モバイル端末" が旋風を巻き起こしつつ、"製品価格" の "ダウンサイジング" を各社が競い合って追及したかのような印象を残した。
 こうなると、ますますユーザーの "日常生活" 感覚、価格感覚 は研ぎ澄まされざるを得なかったはずだ。
 だからこそ、この延長線上で "2013年のトレンド" を推測してみる視点には説得力があると思われるのだ。
 どうだろうか? もはや、良いモノでも "高額" であったなら目が背けられる、そんな "シビァ・トレンド" に突入してしまったのではなかろうか......。

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