Android: 2011年5月 アーカイブ

 時代環境は、既に「待っていてはダメ!」モードに突入している!? 情報発信についても、"要求されての発信" から "要求されなくても発信!" スタイルへと移行し始めたのかもしれない。
 ところで、<プッシュ型情報配信>というタームがあったのですねぇ。ちなみに、以下のような解説が分かりやすい。

プッシュ型情報配信
 最近の携帯電話では、離れた相手と声でコミュニケーションする用途以外にも様々な使い道があります。その中でもよく使われているのが、メール機能とiモードに代表されるインターネットコンテンツの閲覧機能でしょう。iモードやインターネットのWebページ閲覧などは、その仕組みから「プル型の情報配信」と呼ばれることがあります。プル(Pull)とは英語で「引く」という意味です。
 ......
 これとは逆の仕組みが、「プッシュ型情報配信技術」です。プッシュとは英語のPushで、押すという意味です。通常のプル型配信では、ユーザーがWWWサーバーにアクセスしない限りは情報を送り届ける術がないわけですが、プッシュ型の情報配信では端末側が情報をリクエストしなくても、サーバー側が一方的に情報を送り出し、端末に表示してくれます。端末から情報を引っ張るのではなく、サーバー側から情報を「押し出していく」ように見えるととから、このように呼ばれています。
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携帯電話で使われているプッシュ配信サービス
 さて、iモードでは昨年の3月から「メッセージフリー」機能を利用したプッシュ型情報配信サービスが行われています。これは、NTTドコモと契約している企業からiモード端末へ広告などが配信されるというもので、iモードメニューの「オプション設定」内にある「メッセージ[F]設定」で簡単な登録を行なうと、特に何も指定しなくてもその時々で全角80文字程度の情報が送付されてきます。
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 なお、このサービスでは情報配信側が1ユーザーあたり約40円の料金(ユーザー側に発生するパケット通信料含む)を負担していますので、ユーザーはすべてのiモード端末から通信料無料でサービスを利用できます。>(<プッシュ型情報配信 @ ケータイ用語の基礎知識>)




















 このところ、"タブレット" 端末にに関する "入力" デバイス/方法にこだわっている。
 昨日もこの文脈で、新発売予定の "アスーステックの着脱式キーボード付属タブレット" について書き、その前も "iPad向け手書きノートアプリ ジャストシステム創業者が設立したMetaMoJiが「7notes」" について書いてきた。
 何度も書くようだが、その動機は<"iPad" にせよ "Android" にせよ、タブレットを利用する場合、閲覧主体であれば本体の "ソフトキーボード" で事足りる。
 だが、文字入力作業に傾斜する場合、どうしても通常の "ソフトキーボード" 以外の "入力ツール" が欲しくなる。>という点にある。仕分けて利用すれば良いだけのことかもしれないが、どうしてか、PCの操作/入力環境を "タブレット" 端末に持ち込んでみたいという度し難い思いが募るわけだ......。
 まだ下調べ段階だが、興味ある情報を書き留めておこうかと思った。

 先ず、"iPad" の場合、"USB" 機器はムリとして、"Bluetoothキーボード" ならば一般的であることは良く知られている。で、問題は "Bluetoothマウス" の場合はどうなのか? となるが、 "冒険" 覚悟ならば不可能ではないようだ。
 いわゆる "Jailbreak(脱獄)" しなければならないようで、この辺が "冒険" ということだ。ちなみに、関連サイトは以下のとおり。

<MobilePlus 自己流モバイル運用日記/iPadをマウスで操作>
<maclalala2 藤シローの複眼ウォッチング/iPad でもマウスが使えます>
<GIZMODE/【How To】 Jailbreakってどうやるの? iPhoneもiPadも!>


  "iPad" にせよ "Android" にせよ、タブレットを利用する場合、閲覧主体であれば本体の "ソフトキーボード" で事足りる。
 だが、文字入力作業に傾斜する場合、どうしても通常の "ソフトキーボード" 以外の "入力ツール" が欲しくなる。
 先日改めて紹介した<iPad向け手書きノートアプリ ジャストシステム創業者が設立したMetaMoJiが「7notes」>(<≪iPad向け手書きノートアプリ「7notes」≫/"iPad"は先行する"アプリ"が勝負所?(当誌 2011.05.23)>)という "アプリ" も、そうした "潜在ニーズ" に応えようとする製品なのだと了解している。
 だが、一般的には外部に "Bluetooth(ブルートゥース)キーボード " なりを設えるということになりそうだ。が、快適に使えるモノはそれなりの価格となる。

 そんなことで "悶々(?)" とするご同輩には、ちょっと耳よりな "タブレット変種(?)" がリリースされるようだ。下記の記事がそれである。

 "モバイルWi-Fiルーター/3Gルーター" が注目を集めて、はや一年以上が経過する。
 なぜ "モバイルWi-Fiルーター" なのかと言えば、次のようになりそうだ
<モバイルルーターが注目され始めた理由の一つは、無線LAN機能を搭載したポータブル型デバイスの種類が増え、これらをインターネットにつなぐニーズが高まってきたため。ノートパソコンであればUSB接続型の通信モジュールを挿せばよいが、iPod Touchやゲーム機などのように無線LANは使えてもUSBポートを持たない機器は多数ある。こうした機器を接続する用途にもモバイルルーターは向いている。>(<モバイルルーターとは/ITpro nikkeibp.co.jp/2010/07/07>)
 端的に言えば、<無線LANは使えてもUSBポートを持たない>ところの "iPad" などの普及が拍車を掛けたのだ、と。

 確かに、"公衆無線LAN" スポットを利用するのも手ではある。(※ いざという場合に備えて、<無料でネット FreeSpot> をチェックしておくのも良い。そして、"Wi-Fi" 設定方法も事前に......。)
 だが、サイト閲覧などではなくてちょっとした "データ送信" などの場合、とかく "急を要する" ことがめずらしくない。となるとその現場から送信したくもなる......。
 という事情などが、"モバイルルーター" を視野に入れさせているのであろう。
 自分の場合は、出先から "データ送信" する必要があった場合には、これまで、"iPad" ではなくてノートPCに "3G携帯" を繋いで賄って来た。さほど頻繁に発生するケースでもなために、今後もまあこれで行くか......、と考えたりしている。

 "Android" を云々しながら、その "実デバイス" が手元にないのはやはり寂しい。
 振り返ると、"iPad/iPhone/iPod touch" 向けの "電子書籍" 制作を試みながら、"Android スマートフォン" が気になり続けていた。
 そこで、取りあえず次善策として着手したのが "Android SDK エミュレータ" なのであった。実際に "Android スマートフォン" を購入して使うことに二の足を踏む心境だったのかもしれない。
 ちなみに、"Android SDK エミュレータ" とは以下のような付き合い方をしてきた。

<Androidの使い勝手を携帯端末無しで味わってみる!Android SDKのエミュレータ!(当誌 2011.04.05)>
<"Android SDK エミュレータ"にて"Androidアプリ"をダウンロードしつつ試行錯誤!(当誌 2011.04.06)>
<"Android SDK エミュレータ"で,"ePub"が読める"Copper Reader"をインストール!(当誌 2011.04.07)>
<"自作ePub電子書籍"が,Android SDK エミュレータでうまくダウンロードできない?(当誌 2011.04.08)>
<Android SDK エミュレータで"自作ePub電子書籍"をダウンロード配布する試み成功(当誌 2011.04.10)>
<"Android SDK エミュレータ"でも"自作ePub電子書籍"は無難に表示!その画面例!(当誌 2011.04.11)>
<結局"iPod/iPhone"向けに制作した"ePub 電子書籍"は"Android"の端末でもOK!(当誌 2011.04.13)>
<iPhone/iPodtouch/Android向け"自作ePub電子書籍"2点/期間限定無償配布中!(当誌 2011.04.14)>
<Android向けフリー電子書籍リーダー"Copper Reader"の"縦書き対応"はスマート!(当誌 2011.04.15)>

 書店のIT関連コーナーには、今、 "スマートフォン/Android" 関連書籍が溢れている。尤も、この春/夏リリースの新機種をカタログ水準でアピールしたり、"Android アプリ" を紹介する "便乗" 雑誌類が大半を占めてはいる。
 が、そればかりでもなくて、"Android アプリ開発者" 向けの技術書の類も書棚から氾濫するほどに取り揃えられている。
 まさに、"スマートフォン/Android" は、今が "旬" とばかりに、衆目を集めている。確かに、ロクな話題しかないこの "不機嫌な" 時代環境にあって、意味ありげなビジネス的・技術的刺激を携えた "Android" は、話題性に富む、そんな "IT 機器" であるのかもしれない。

 それはそうとして、多分、今現在、若い世代の "IT 技術者" たちは、「Android、Androidと草木もなびく......」風潮の中で、心安からぬ心境にあるのではなかろうか。つまり、どんな取り組み方をするかは別にしても、とにかく "スマートフォン/Android" に対する自分なりの認識を持たなければならない......、といった "脅迫的" 空気のことなのである。
 そんな人たちは、下手をすると "闇雲なスタデイ" のために、おカネと時間とをムダにすることにもなりかねない。自分もよくそんな徒労に明け暮れたものである。
 そこで、"Android アプリ開発者" としての関心があるのなら「こんなサイトはどう?」というサイトをご紹介しておきたいと思った。

 以前に、"Android搭載スマートフォン" への "期待と不安" について以下のように書いた。

<現状では、"自由度・柔軟性" を携えた "Android搭載スマートフォン" は、それがゆえに "市場拡大" の大きな可能性を持つと同時に、"マルウェア" 感染の可能性という嫌な側面をも抱え込んでいるというのだ。皮肉な実情である......>(<企業のスマートフォン活用拡大/Android搭載スマートフォン/マルウェア感染 !? (当日誌 2011.05.03)>
 しかし、そんな "Android搭載スマートフォン" の "セキュリティ" 対策を支援する動きが活発になっているようである。

 今、グーグルの開発/経営路線上の新展開には、目を見張るものがある。昨日の話題、パソコン向けの無償OS "クローム" を搭載した "クロームブック(Chromebook)" もその一つだ。だが、スマートフォン/タブレット向けのOS "Android" でも "新機軸" が打ち出されていることに注目しておかないわけにはゆかない。
 一言で言えば、<スマートフォンの新しい可能性を開く> "新機軸" だと言えそうだが、それは、情報受信端末としての "スマートフォン" を、"リモコン(Remote Controller)" 風に活用する可能性を探る狙いだと言っていいのかもしれない。
 この間、注目しているニュースがいずれも「Google I/O 2011」という、"I/O" をキーコンセプトとするセッションであることに着眼するならば何となく頷ける話でもある。
 ※ c.f. <米Google社は2011年5月11日、米国サンフランシスコで開催した開発者向け会議「Google I/O 2011」の基調講演において、......>(<グーグルが8秒起動のノートPC「Chromebook」発表、月額28ドルのビジネスプランも用意/日経 ITpro/2011/05/12/菊池 隆裕=日経コミュニケーション>

 ところで、こうした文脈にあって、"日本のベンチャーのプロダクツ" が小さからぬ役割を果たしそうだという以下の話題も実に興味深い。




 "クラウド" について目を向ける時、自分の場合、実感的には<ウイルスバスター2011 クラウド>における処理の "軽快さ" のことを想起する。
 長年 "ウイルスバスター" のユーザーであったが、年々、"ウイルス検出" での確度が上がるのは良しとして、処理が "重い" という印象が拭えず閉口していた。"ウイルス検出" のための "パターンファイル" (ウイルスを検出するための指名手配写真?)が、ウイルスの拡大に伴って急速に増大していたからのようだ。
 ところが、ウイルス検出に必要な最小限のデータだけをパソコンに残し、約80%を "クラウド" 上のデータベースに移行させたという<ウイルスバスター2011 クラウド>からは、信じられないほどに "軽快な操作感" に変わったのである。
 ということで、自分の場合、やや単純な発想ではあるが、この実感が "クラウド" というシステム・アーキテクチャーへの印象とオーバーラップするのである。

 ということで、今日のキーワードは "クラウド" となる。そして、"クラウド" と言えば "アンドロイド" 。で、"アンドロイド" と言えば "グーグル" の戦略ということになりそうだ。
 この辺に関して、次のような最新報道が目に留まった。

 "スマートフォン" で、こういった "知らぬ間に......" というのがイヤですねぇ。
 つい先日も、携帯利用者の "位置情報" が、利用者の "知らぬ間に" 送信処理されているという "不気味" な報道があったばかりだ。

◆ 参照 <iPhoneとAndroid搭載携帯電話は定期的に利用者"位置情報"を両社に送信している? (当日誌 2011.04.24)>
※ 続報 <本日の米アップルを巡るニュース:"iPad2"発売/iPhone利用者の位置追跡"問題"?(当日誌 2011.04.29)>

 何が "イヤ" だと言って、やはり "知らぬ間に" というかたちで、利用者の "自覚" や "コントロール" の外で事が運ばれてしまうことに違いない。
 今回の報道は、以下のとおりであり、"通信料金" に絡むもの! "個人情報" 漏洩云々といった物騒な内容ではないが、この世知辛い経済環境での月々の "通信料金" の問題は決して些細な問題ではないはず......。

 <携帯電話の販売台数は2007年度をピークに頭打ちなのに対し、スマートフォンの販売台数は右肩上がりを続けている>(<「Androidスマートフォン市場にはチャンスがある」スマートフォン2011春・テックファームの矢吹 通康氏が講演 2011.04.28 / PC Online / BPnet>)というのが、"スマートフォン市場" の現状のようだ。
 素人感覚でも、"携帯電話 vs. スマートフォン" の趨勢については、そうなんだろうな、と何となく頷ける。
 昨今では、活動中のビジネスマンの光景を見ても、スマートフォンを操作している姿の方がはるかに多く目に入るからだ。

 事実、ここに来て "企業でのスマートフォン活用" が注目に値するようになって来たらしい。

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