どんな分野にせよ、価値ある新たな創造物を創り出した者、"著作者" を尊重し、その権利を保護しなければ、社会的に起こることはただ一つだ。つまり、新たな価値創造を行う者が "漸減" することとなり、その社会の文化が "停滞" するに至るということだ。
逆に、 "過剰に長い" 特許権・著作権などがあった場合には、文化的価値がその "排他性" によって阻害されて、その社会の文化の "停滞" を引き起こす、という理屈も成り立つのかもしれないが......。
しかし、"価値ある新たな創造物" が社会・経済の発展にとって決定的だとも言えるこの現代にあっては、"価値ある新たな創造" のフロンティアを鼓舞するためにも、"著作者" の権利については最大限保護されて然るべきだと思われる。
まして、飛躍的に発展したIT環境に到達した現代にあっては、新しいコンテンツの "海賊版" という例を出すまでもなく、大規模かつ一気に、"著作権侵害" が引き起こされかねない可能性が横たわっているわけでもある。
また、"無形の価値" に対する法的整備が、従来からの "物" に関する法に比べて数段立ち遅れている現状にあっては、特に当該関係者は "敏感" に対処をすることが求められていそうだ。
yasuo hirose: 2011年2月 アーカイブ
具体的な "Webページ" を、"iPad" 向けに "ePub 編集・変換" するという作業をやって気付くことはいろいろとある。昨日もそんなことを書いたが、今日は "PDFファイル" が実にスマートに "ePub 電子書籍" に組み込めることを "再度" 強調したいと思う。
このテーマについては以下のブログで既にレポートしている。
<"Web ページ" に "PDFファイル" を格納するケースは決してめずらしくはない。それは、"PDFファイル" がいわば "コンポーネント" として重宝だからなのであろう。
となると、"Web ページ" の "ePub 電子書籍" 化に当たっても、"PDFファイル" がそのまま使えるのが好ましい、ということになる。このニーズに "iPad"、"iBooks" が応えていたのにはナルホドなぁ、と思えた。>(<自作"ePub電子書籍"内に"PDFファイル"を格納!/縦 slide方式で順調に閲覧可能!(当日誌 2011.01.16)>)
具体的な "Webページ" を、"iPad" 向けに "ePub 編集・変換" するという作業をやってみると、いろいろなことが実感的にわかるもだ。
昨日書いた <「SE Human Assessment ソフトウェア技術者のための評価と人事考課」> というサイトの "ePub 化" では、"章立て" に当たる "複数ページ" の構成と TOC : 目次の整備、"サイト内外のリンク"、"audio 埋め込み"、"PDF 組み込み" etc. と大抵の事は試すこととなった。
それぞれについて学ぶ点は少なくなかったし、「この機能(仕掛け)はほかにも使えそうだな......」と "電子書籍" 創作上の良い刺激ともなったようである。
そんな中で、さしてどうという事もないと言えばそうなのだが、ひとつ "気に入っている" 要素がある。
"PDF 電子書籍" は、言わずと知れたメリットのひとつに、文書のページを "ピンチアウト" 操作をすれば、自在に拡大することができるという点がある。
ただ、ページ全体の拡大がなされて、文書に "埋め込んだ画像" だけを取り出して拡大するというようなことはできない。
これに対して、"ePub 編集・変換" した "Webページ" では、Webスクリプトによって "テキスト" と "画像" とが区別れているため、"画像" を "タップ" すると "個別ページ" で表示されることとなり、ここで "ピンチアウト" 操作をすれば、スムーズに画像拡大がなされる。しかも、"オリジナル・ファイルの解像度" (≠スクリプトで設定した暫定サイズ)に沿って解像度が保持されて拡大される。
この間進めて来た "ePub editor Sigil" を使って "Webページ" を、"iPad" 向けに "ePub 編集・変換" するという作業の件である。ようやく、フィニッシュに近づいた。
ところで、こんなことをすることに意味があるのだろうか......、という迷いがないわけではなかった。もっとも、"ePub 変換" 技量アップのためのトレーニングとしての意味付けが小さくはなかったのだから、これはこれでよし、と思ったりしているのだが。
結構な "手間ヒマ" が掛かったことになるので、ふと、迷ったりもしたわけなのだ。
この "Webページ" というのは、元々が、"ポピュラーなテーマ・サイト" ではない。いわゆる "アクセス件数" を強く意識したサイトではなく、"その筋の専門家" がお困りの際には参考になさってください......、とでもいう類のサイトなのである。( <「SE Human Assessment ソフトウェア技術者のための評価と人事考課」> )
しかし、極めて "地味" ではあるのだが、訪問者が皆無の日は少なく、日ごとパラパラとした数の閲覧者がいらっしゃる。そして、僅少ではあるが、10年、20年前のコンテンツの、その<復刻版>なるものも購入してくださる企業も継続したりしている。
今日もまた、日がな一日 "地味な作業" で明け暮れた。
"ePub editor Sigil" を使って "Webページ" を、"iPad" 向けに "ePub 編集・変換" するという作業である。
もう "ガンコなバグ" は潰したつもりであったのだが、スクリプトの "シンタックス(文法)通り" には行かない箇所、二箇所に梃子摺ってしまった。
しばらく前までであれば、その "理不尽さ" にイライラを募らせるところだったであろうが、"iPad" の "クセ" と言うか "性根" と言うか、要するに、必ずしも "パーフェクト" でもなさそうだという感触を持って以来、ワン・クッションを置いた対応をするようになっていた。
デジタル機器が、シロクロが明瞭なデジタル的ルール通りに行かない点を云々するのは奇妙な話ではある。スクリプト作成側のミスか、デジタル機器側のバグかの、そのどちらかに非を向けるのが本筋なのであろう。
しかし、理詰めだけでは計り知れない "iPad" のこうした側面にはイヤと言うほど付き合って来たものである。以下は、これまでに書いた "iPad" におけるスクリプト読み込み(同期)に関してさんざん "イライラ" させられた経緯である。
今日も昨日に引き続き、"ePub editor Sigil" を使って "iPad" 向けに "Webページ" を "ePub 編集・変換" するという作業をしていた。
専ら "CSS" の調整という "地味な作業" を進めていると、結局、"ePub 電子書籍" 制作とは "地味な作業" 以外の何ものでもないなぁ、と痛感してしまう。
別に "地味な作業" が嫌で、"派手な作業(?)" がしたいと望んでいるわけではない。
ただ、"ePub 電子書籍" の編集作業、とりわけ "CSS" の調整といった作業は、表示形式の細かい部分に着目しながら、重箱の底や隅に生じた微小なズレを是正するというような類の、"地味な作業" が多くを占める。
コレ位はいいとしよう......というようなアバウトな視点を許すならば、そもそも成り立たない作業だとも言える。
しかも、仕上がり具合を見て「いい仕事してますねぇ」と讃える人は先ずいないだろう。相応に仕上がっていてそれで "当たり前" なのであり、常識的な感性にちょっとでも引っ掛かるようなしくじりだけがやたらに目立ってしまうのだ。だから、いわゆる "縁の下の力持ち" 的な職人技の作業、つまり "地味な作業" だというわけなのである。
"ePub editor Sigil" で、"Webページ" を "iPad" 向けに "ePub 編集・変換" する作業をしていると、なぜだか気分が和むようだ。
多分、さんざん "ギクシャクとした不可解なトラブル" を潜り抜けて来て、今ではトラブルたちの "顔ぶれ(?)" にもすっかり馴染んでしまい、「ほら、お出でなすったネ......」と往なせるようになったからなのかもしれない。
しかも、着手中の素材である "Webページ" については、既に "問題含み" の箇所についてはあらかじめ手を打つことも済んでいる。
いつも、"問題含み" だと感じた案件については、"ボトルネック" だと思える、そんな箇所から手掛けて、できるだけそれらを解消するという手順をとるようにしている。
さもなければ、いろいろと手間を掛けながら、一つ二つの "ボトルネック" が災いしてすべてがふいになりかねないからだ。
"3D" 技術に限ったことではないが、技術は適切なアプリケーション(AP/適用)と一体化してこそその真価を発揮するはずであろう。
先日も、憎まれ口を承知で次のように書いた。
<口幅ったいことを言うようだが、"技術" と "アプリケーション" との関係を考えた時、やはり相応の "アプリケーション" が実現されてこそ "技術" はその真価を発揮するのだと思われる。まあ、正確に言えば両者は "両輪" 的な関係なのであろうが、"アプリケーション" が軽視されていては "新技術" とて足踏みをすることになりかねない......。
また、当を得た "アプリケーション" というものは、いわゆる "ユースウェア" をも刺激・促進して、"技術" のさらなる発展へとフィードバックして行くという貢献もするはずである......。
これに関連して思い起こすのは、例の "3D" (映画)技術かもしれない。元々、アミューズメント志向で開発されているのだから何をか言わんやなのであるが、どうも "より効果的な適用" というよりも、"過剰適用" という感が無きにしも非ずであり、そんなことでは、ただただ観客の "飽き" をもたらすだけではないのかと......。>(<"audio/video 埋め込み"などの"ePub 電子書籍"がどんなに"魅せる"かを形で示せ!(当日誌 2011.02.09)>)
"電子書籍" だ "ePub Book" だというテーマに比べると、実に "地味" な作業ではある。が、どうしてなかなか "貴重な作業" ではないかとの意を強めている。
何あろう、オートフィーダー付スキャナー "ScanSnap S1500" (<ScanSnap S1500 製品情報 (Windows モデル)>)を活用して、未整理のままに "菓子箱" なんぞで "朽ち果てようとしている写真" を、"PDF/ePub" などの "電子書籍" に変身させてしまおうという案なのである。
これは以前から暇を見つけたらやっておくべきかと、念頭にはあった。
と言うのも、 "現像/焼き付けの写真" というものは、結構、"劣化" がバカにならないからである。
つい先だっても、部屋の片づけをしていて出てきたボール紙の "菓子箱" に放置されて来た昔の写真を何気なく点検してみたのだが、その "色褪せ様" は驚くばかりであった。何十年も経てば当然と言えば当然の成り行きではあろう。
その "変色" ぶりは、"菓子箱" の中のバラバラのままの写真ばかりか、アルバムに綴じた写真類も同じことであった。年月の経過は、"無情" なものかと......。
もう大分前から、カメラはデジタルに移行させ、"劣化" の心配がないようにしては来た。しかし、どちらかと言えば、より貴重な写真類というのは、それ以前に撮った "現像/焼き付けの写真" だと言うべきではないかと思っている。
ノートPCを使ってちょっとした作業をしていると、どうしてもノートPCのモニタだけでは "手狭(てぜま)" だということになる。
そこで、より広い画面の外部モニタを付け、"デスクトップをこのモニタ上で移動できる" ようにしたくなる。つまり、 "マルチ モニタ" 設定である。
Windows XP の場合、 "画面のプロパティ" (デスクトップ上を右クリックすれば開く)の "設定" タブでこの種設定が可能であることはよく知られている。
簡単な手順なのであえて言及しない。
ただ、この作業のちょっとした "各論" について触れておこうかと思う。
一つは、「どうやって、 "プライマリ モニタ" を設定するのか?」についてであり、もう一つは、「マウスの移動が "スムーズに繋がる" ための設定はどうするのか?」という点である。
いずれも、知る人にとっては他愛無いことなのであるが、知らない人にとっては手も足も出ないという代物なのかもしれない。
"Bandicam" の活用で、"PCアプリ操作" 向けの "動画マニュアル" を作成し、それを "ePub 電子書籍" として仕上げるという案件に関する作業である。
既に、"動画" 部分のみについては、「済み」であり、<"動画用のスクリーン・キャプチャVideo"で"Sigil"の操作手順の解説!(サンプル)(当日誌 2011.02.01)>でも紹介している。
残った課題は、"動画" ファイルと並行して、解説としての "ナレーション" をどのように "重ねる" かという点であった。
アップルのスティーブ・ジョブズ最高経営責任者(CEO)は、さすがに "ビジネスの才に長けている" と感心する。
<米アップルは15日、タブレット型端末「iPad(アイパッド)」や携帯電話「iPhone(アイフォーン)」向けに、新聞や雑誌などを定期購読できるサービスを始めたと発表した。>(<iPadで新聞・雑誌の定期購読 料金の3割アップルに/ asahi.com / 2011年2月16日13時31分>)という。
これまでは、<1号ごとや、1カ月たつごとにアップストアにアクセスし、その都度決済する必要があった。新サービスでは、利用者が解約するまで購読が継続され、自動決済される。>(同上)という仕組みとなるらしい。
昨日からのテーマ、"SP_2・SP_3"へとアップグレードした "WindowsXP" を、インストールCDを使ってOSの "修復" を行うための手順は、別にどうということはないテーマである。
しかし、OSレベルでのトラブルに見舞われた際には、とかく慌てるものであり、そんな場合に備えて、できるだけ修復手順を簡単にしておくことは意味がありそうだ。
そこで、結局、"1GB" を超える容量のファイル類であるため、"DVD" に焼き込むことにした。作成手順は、昨日書いたとおりであり、元の "WindowsXPインストールDisk" と、ダウンロードした "SP_2" や "SP_3" のインストール・ファイルとを "統合" して、CDの代わりに "DVD" に焼き込むだけのことなのである。
とある画像ソフトにおいて "フォント" の選択に関して異常が生じている件への対処なであるが、結局、原因不明の状態が続いている。まあ、そんなにこだわることもないか......、と思ったりもし始めているところだ。
それはそうとして、この関連で、「サービスパック(SP)の "2" や "3" がインストール済みの "Windows XP" の、いわゆる "修復インストール" はどのように実行するのか」という、かねてより気になっていたテーマについて試すことにした。
OS水準でのシステム・エラーを抱えた時、PCの現状を維持したままでシステムを再インストールするというのが "修復インストール" ということである。バックアップなしではちょいと二の足を踏むことになりそうだが、"手順" を間違えさえしなければ、問題なく実行できることを確認することになった。
つまり、冒頭の問題がこれでクリアできるかと思って試してみたのである。結果的には、何ら変わらず、いよいよもってアプリケーション固有の現象だと考えざるを得なくなったのだが、"付録" だけは手にすることができた。
昨日は、"Video編集" での、"ナレーション" の組み込みという "マイク" からの音声入力について書いた。
最終的には、レポートしたとおり首尾良く検証し得たのだったが、実は、その前段でちょっとした "PCトラブル" に見舞われていた。
一頃は "ディクテーション(口述筆記)" に "凝っていた" こともあるので、"マイク" からの入力設定に問題があろうとは思いもよらなかった。
ところが、昨日、動画編集ソフト「Windows ムービー メーカー」で "ナレーション"
の操作をしようとすると、Windows の標準機能である "サウンドとオーディオデバイス" の "音声録音" 部分が "不調" であることがにわかに判明したのである。
マイク機能を確認する "ハードウェアのテスト" 自体がままならなくなっていたため、ちょいと慌てた。
先ずは、マイクそのものが壊れたのかと察し、別のマイクを引っ張り出してきてチェックをしてみたり、複数のマイクが壊れることもあり得るとも考え、別のPCに接続して試すこともした。
もちろん、種々の設定がどこかでズレてしまったのかと、それらをもチェックしてみたのだったが、いずれもこれといった問題は見つからない。
"デバイス・ドライバ" の "更新" をかけてみるが、ここでも回復しない。となると、これしかないかと思い、一度、"デバイス・ドライバ" を "削除" の上、"リブート" して自動認識させることにした。これでやっと復旧できたのだった。
結局、取りあえず復旧はしたものの、納得できるような原因を掴むことはできなかったのである。
"Bandicam" の活用で、"PCアプリ操作" 向けの "動画マニュアル" を "ePub 電子書籍" として仕上げようとしていることは何度も書いている。
各種の "Edit(編集)" 機能まで備えた "Video(File) Converter" のフリーソフト、"iWisoft Free Video Converter" を活用しながら少しずつ進めている。
で、当面の気がかりな点は、一つが、表紙とかテキスト表示の静止画を "Video" ファイルちマージすること。もう一つは、動画解説の "ナレーション" を組み込むことであった。
前者については、何とかメドがついたが、後者についてはどうしたものかと幾分思案していた。
そんな時、ふと、これまで一度も目を向けることがなかった Windows XP/Vista に標準搭載されている動画編集ソフト「Windows ムービー メーカー」のことが気になった。
早速、Windows の「プログラム」→「アクセサリ」→「エンターテイメント」から、「Windows ムービー メーカー」を起動させてみると、メニューバーの「ツール」に「タイムラインのナレーション」という機能が目に付いた。
これが活用できると有難いが......、と適当に試してみると、何と、思い通りの結果を得ることができたのである。
フリーソフトに注文まで付けようというのは、ユーザのまがまま以外ではなかろう。
昨日も書いた "iWisoft Free Video Converter" というコンパクトで優秀なフリーソフトことなのである。
このソフトは、"video" ファイルのフォーマット "Convert" から、ファイル部分のトリミングや、複数ファイルのマージまでを実に卒なく実行してしまう "器用さ" を持っている。[※注 1.]
[※注 1.] 先日のブログで、このソフトに関して "勘違い" した解説をしたので訂正しておきたい。
<このソフトは、実に簡単に "Merge" してしまうのには驚きであった。複数のビデオ・ファイルをドラッグ&ドロップで所定のリスト欄(13個まで)に落とし、"Merge into one file" 機能のチェックボックスにチェックを入れて、<START>ボタンをクリックすると、あっという間に一本のファイルに繋いでしまうのである。>(<"iWisoft Free Video Converter"は,"Merge into one file"処理をも実行し便利!(当日誌 2011.02.02)>)
ここで、<リスト欄(13個まで)>と書いたが、実は、"見えている欄" が "13個" なのであって、要するに "制限なし" であるかのようである。
昨日書いたように、今、"Bandicam" の活用で、"PCアプリ操作" 向けの "動画マニュアル" を "ePub 電子書籍" として仕上げようとしている。
静止画のフォトは多少の経験や自信もあるものの、"動画" や "video" に関しては学習すべきことを多々残している。
したがって、"動画マニア" の方々には常識的なことでも、一々、体験的に再確認しているところでもある。
何にせよ "video" コンテンツをまとめようとすれば、先ず第一に留意しなければならないのは、"video ファイル" の "容量(圧縮容量)" だということになろう。
Web コンテンツならばもちろんのこと、"iPad/iPod/iPhone" などのモバイル端末を想定した場合にも同じことが言えるはずだ。
もう10年以上昔の話となるが、"パソコン自作教室" という企画をやっていたことがあった。( Dos/V ショップ を併設していた頃のこと)
その時、よほど "組み立てプロセス" を解説する "ビデオ教材" を制作しようかと考えたものであった。やや込み入った手順のこうした作業に関しては、もちろん実際に "やって見せる" のが何よりの指導ではある。が、少なくとも、言葉での説明よりも "図解" 、"図解" よりも "動画" を見せるというのが効果的だと思えたからだ。
そんな思いが残っているためか、先日も、<"動画用のスクリーン・キャプチャVideo"で"Sigil"の操作手順の解説!(サンプル) (当日誌 2011.02.01)> というような体験レポートをした。
さらにまた、<"動画マニュアル(Desktop上での操作方法を解説!)"作成を支援するバンディカム!(当日誌 2010.02.07)> という、いわば"関心の焦点" についても付け加えて述べてみた。
新製品(やタレント?)の紹介向けで "ビデオクリップ(プロモーション・ビデオ)" が活用されることは一般的に良く知られているところだ。まあ、効果的だからであろう。
新しいモノなどの "使い勝手" を "納得" してもらうのに、"シーンの流れ" を見てもらうことは、まさに「百聞は一見に如かず」と言われる以上に、何よりも説得力があるわけだ。しかも、"シーンの流れ" という "動画" ともなれば効果は倍加さえする。
だから、何事によらず "教材" というジャンルにおいては、もっと "Video" というメディアが駆使されていいと思っている。"永久保存" ではないが、記念保存としてばかり利用されがちな "Video" というメディアであるが、"教材" のように、学習用の "道具的意味合い" でもっと旺盛に活用し尽くされていいのではなかろうか......。
振り返ってみると、"オーディオ埋め込みEPUB電子書籍" (参照 <"オーディオ埋め込みEPUB電子書籍"制作のコア部分をクリア!/"eCub"が役立った! (当日誌 2011.01.17)>)というテーマに目を向けてからというもの、落ち着いた "ePub 電子書籍" 作りの作業スタイルが崩れているような気がしている。
"audio 埋め込み" だ、"video 埋め込み" だとその実現方法に奔走し、風呂敷を広げて、何か落ち着きのないスタンスに終始してきたかのようだ。
確かに、気になる "技術要素" を "ハンティング(?)" することは不可欠だし、楽しいことでもある。
しかし、肝心なことは、入手した "技術要素" のノウハウを駆使して、"まとまったコンテンツ" をしっかりと仕上げることのはずだと思っている。
元々、"ePub 電子書籍" に "audio/video 埋め込み" を行いたいという関心も、これらを活かしたコンテンツを制作したいというターゲットがあったからのはずであり、単に "マニアック" に目新しい "技術要素" を追っかけるためではなかったかと思う。
一頃に比べると、"デバイス・ドライバ" 探しが厄介なことになっていそうだ。
もっとも、安定したメーカー(今時そんなメーカーも少なくなったが......)のPCであれば、"サポート・サイト" からのダウンロードで比較的イージーに済ませることができる。だが、自分の場合、以前に "ハイエンドPC" と銘打った "SOTEC" のPCを購入していて、今回、プリ・インストールOSの "Vista" をやめて、"XP" へと "OSバージョンダウン" を企(くわだ)てたのである。
"Vista" 搭載のこの "ハイエンドPC" は、使い勝手が悪い(?)ためにほとんど使用せず、はたともったいないことに気づき、この企てに及んだのであった。昨今の作業から言って、少しでも "処理速度" の速いPCが必要だと思えたからであった。
ところが、案の定、 "SOTEC" の "サポート・サイト" は "有名無実" で、デバイスのドライバ類については "ノー・サポート" だったのには、へぇーそんなものか......、と違和感を禁じえなかった。
で、しょうがないので "Vista" 起動時にデバイス各々のメーカーを確認した上で、"XP" 用のドライバをネット上で家捜しするよりほかなかったのである。
先日、現在企画着手中のサンプルを提示しながら、"動画マニュアル(Desktop上での操作方法を解説!)" について紹介してみた。
< この間、"ePub" や "HTML5" をめぐって、"Sigil" 、"eCub" その他のアプリケーション・ソフトの操作について "図解" なぞをしてきた。
結構、手間が掛かるわけだが、ソフトの操作などについては、やはり "図解" が最も分かり易いはずなので、労を惜しまず行ってきた。
しかし、さらに分かり易い方法はと言えば、"video" による解説ではないかと以前より考えてきた。
まるで、先輩などが "OJT" などで、PC操作をやって見せながら教えるように、"video" の動画と音声が、マウスなどのPC操作の状況を逐一披露するならば、 "呑み込み" が速まるであろうことは容易に想像できるところである。
ただし、これまでの "video" 画面は画質が粗く、ましてPC上の細かい文字などとなるととてもPC画面が了解できるものではなかった。一昔前の、アプリケーション・ソフト操作の video 教材にはそんなものがあったようだ。
かと言って、こうした教材を一から手作業でメイキングしていたのではとてもペイすることはできないはずであろう。
そんなことで、常々 "熱い眼差し" を向けていたのが、"プリント・スクリーン" 的に、PC画面をそのまま "キャプチャ" してしまうそんなツールであった。
冒頭での "図解" にしても、この方法があったればこそ可能となっていたわけだ。
ただ、惜しむらくは、静止画に加えて、"動画" に関しても可能であれば "教材作り" の可能性がどんなにか広がるものかと指を咥えてきたものだった。>(<"動画用のスクリーン・キャプチャVideo"で"Sigil"の操作手順の解説!(サンプル) (当日誌 2011.02.01)>)
「災難は忘れた頃にやって来る」というが、"HDD(ハードディスク)の不調" はまさにそのとおりだと思われる。
昨晩、サブで使っていたPCのHDDが "クラッシュ" してしまったのだ。前兆としてありがちな "異音" もあったため、妙に納得して対処し、復旧させた。
こうした事態に備えて、"HDDクローン・コピィ" をしている "はず" だったので、さ程驚くことはなかった。
がしかし、"クローン・コピィ" のHDDが見当たらない。間にあわせで作成した "IDE" のコピィ版しか見当たらなかったのだ。どうも、サブPCの仕様である "SATA" のHDDが無かったため、取りあえずということで "IDE" のHDDで間にあわせたようなのであった。
"HDDクローン・コピィ" については、ほぼ一年ほど関与せずに済んでいたため、そんなことになっていたのだった。
となると、"IDE→SATA変換アダプタ" が不可欠となり、そのアダプタをどこに仕舞ったかが問題となった。この間、多少大がかりに部屋の中を整理したこともあり、それを探すのに右往左往するという、副次的なことで手間取った。程なく探し当て、それからは何の問題もなく事を進めた。
昨日のレポートの続きとなる。
"iPad" を "プレゼンテーション" で活用したいとする期待は大きい。<Apple Store iPad Dock Connector-VGAアダプタ>を使えば、手軽に外部の大型ディスプレイに繋ぐことが可能だからだ。
本格的なプレゼンのためには、アプリの "Keynote" を通せば "MS PowerPoint" ファイルも使える。(<iPadでの"プレゼン"では、アプリの"Keynote"を通せば"MS PowerPoint"ファイルも!(当日誌 2010.11.22)>)
同様に、アプリの "GoodReader" で "PDF" ファイルを外部大型ディスプレイに映し出すこともできる。(<iPad Dock Connector-VGAアダプタ接続でGoodReaderのPDFがVGAディスプレイで可! (当日誌 2010.11.30)>) "PDF" ファイルは手軽で重宝なので、この利用法はお勧めである。
さらに、昨日も書いたように、"Video 組み込み ePub" の "Video" 部分などの "ビデオ・コンテンツ" も外部大型ディスプレイで映し出すことが可能なのである。動画を駆使したプレゼンは一味インパクトが強くなるのかもしれない。
こうなると、これまで出先でプレゼンを行うために持ち歩いていたノートPCは、より小型軽量な "iPad" で十分に置き換えられ得るということになりそうだ。
"iPad" 向けに "ePub 組み込み Video" 制作にトライしたことは、この間、縷々レポートしてきたところである。
これらの検証結果を踏まえて、今回は、"iPad" から "外部ディスプレイ" に出力してみるとどんなものか......、と思い立った。
かつてレポートしたあの<Apple Store iPad Dock Connector-VGAアダプタ>を使っての仕業なのである。
◆参照 <Apple Store iPad Dock Connector-VGAアダプタ>
なお、以前にここでレポートしたものは以下のとおり。
◆<iPad Dock Connector-VGAアダプタ接続でGoodReaderのPDFがVGAディスプレイで可! (当日誌 2010.11.30)>
◆<iPadでの"プレゼン"では、アプリの"Keynote"を通せば"MS PowerPoint"ファイルも!(当日誌 2010.11.22)>
◆<iPadを"プレゼン"で活用するユーザは多い!?/iPad Dock Connector-VGAアダプタ!(当日誌 2010.11.21)>
昨日レポートした "ビデオ・ファイル" を、ちなみに、"iPad" 向けの "ePub 電子書籍" として "ePub 変換" してみた。
画像サイズが "VGA(640×480)" で、フォーマットが "MOV 形式" という手頃な仕様の "ビデオレコーダ(カメラ)" で撮影したものなので、"iPad" のフル画面で見るに耐えられるものかどうかが気になっていた。
だが、十分にイケそうだと判断した。もっとも、"iPad" の表示可能画面サイズは "590×750" なのでサイズ的に言ってもほぼ妥当なのかもしれない。
となると、ムダに容量を拡大してしまわずに、とりあえずオリジナルのビデオデータも "VGA(640×480)" をデフォルトとしておいてよさそうである。
一応、"iPad" でどんな風に画面に収まるのかをスチール写真で示しておく。
関東地方に限って言えば、このところ空気は底冷えしているものの、良い陽射しの日が続いている。
そんな事情もあってか、川沿いの遊歩道をウォーキングをしていると、"カワセミ" の "曲芸" をナイス・ショットしようとする何人ものアマチュア・カメラマンたちが、望遠カメラを持ち寄ってチャンスを狙っていたりする。
それに刺激されてか、自分も、久々にカメラを携えてのウォーキングに及んだ。と言っても、"カワセミ" 向けの望遠カメラではなく、スナップ・ショット用の小型デジカメである。
このデジカメが、 "スチール撮影" に加えて、"動画撮影" も可能であることを遅ればせながら気づいたのだった。ならば......と、"動画撮影" の方を試してみることにしたのである。画像サイズが "VGA(640×480)" で、フォーマットが "MOV 形式" という手頃な仕様だったのである。
まともな "ビデオカメラ" は持ち合わせてはいるのだが、このところは、"Web" 対応や "iPad/iPod" 対応などに関心が向いているため、ファイルサイズが "コンパクトな容量" で収まる、そんなビデオカメラに意が傾いていたのである。
試してみたかったことは、"スナップ・ショット" 風の、2、3秒間程度の短い動画を気ままに撮って、後でこれらを "Merge into one file(一本に繋ぐ)" 処理 をしてみようということなのであった。
それと言うのも、一昨日ここで紹介したフリーソフト "iWisoft Free Video Converter" が、多彩なフォーマット変換を実行するだけではなくて、"Merge into one file" 機能をも持っていたからなのである。
"容量" の関係で、ほんの "さわり" でしかないが、"動画のスクリーン・キャプチャ" のツールを駆使した、アプリケーション・ソフト "Sigil" の操作手順を見ていただきたい。マウス・ポインタの動きを捉えている点が幾分効果的かと......。
( 音声は省略しています )
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