2010年8月 アーカイブ

 自前の "PDF 電子書籍" についてあ~だ、こ~だと書いてきたわけだが、この辺で自前の "サンプル" を掲載してみることにした。
 しかも、かつて書き上げた "自前の小説" であり、表紙のデザインも "モノホン" らしく仕立て上げたりもしてみた。
 今回、こんなことをしてみたのは、言うまでもなく、 "iPhone、iPad、および iPod touch" などの端末で快適に閲覧できる "電子書籍" というものを、ただただより "身近なもの" にしたかったがためである。
 したがって、"Adobe Reader" などの "PDF リーダー" をインストール済みのPCであれば、PC上でも閲覧可能なのではあるが、ターゲットは "iPhone、iPad、および iPod touch" などの端末でそれなりにスムーズに閲覧できることであった。
 実際、"iPod touch" に転送してみて「まあまあ行けそうか......」と悦に入っているところではある。もちろん、まだまだ "改良点" は多々残されている。が、同じような関心をお持ちの方に、ひとつの "叩き台" 的意味合いで閲覧していただこうかと思ったわけなのである。




















 "介護・医療" 関連製品の価格はもっと "お手頃" にならないものだろうか?
 先ずひとつ目は "医薬品" の価格についてである。
 昨日、持病の定期診断に行き、いつものとおり病院近くの薬品店で3ヶ月分の薬を購入してきた。その時、とある貼り紙が目に付いた。そこには、
 「低価格の "ジェネリック" 医薬品がご提供できる場合がありますので、薬剤師にご相談下さい。」
というようなことが書かれてあった。
 さっそく、自分が購入するクスリにそうしたものが出ていればそれで間に合わそうと思い、訊ねてみた。だが、「まだこのクスリについては発売されていませんね」というつれない返答が返ってきた。何だ "お触れ" だけのことかとがっかり......。
  "ジェネリック" 医薬品とは、特許によって保護された初発の医薬品の特許期間が過ぎることで、後発の製薬会社が同種類の医薬品を製造・出荷することが可能となり、研究開発費分が上乗せされない分、販売価格が安くなるそんな医薬品のことである。
 製薬会社にとっては、特許料が無くなることや、競合が無いことによる "独占的" 価格設定のメリットがなくなることで旨味がなくなるのだろうが、医薬品のユーザー側にとっては有難いことだと言うべきであろう。
 自分の場合、今のところそんなに特殊な医薬品ではない分、価格も大したことはなくて済んでいる。ただ、"継続服用" とされているだけに侮れないわけだ。これが、特殊な医薬品で高価なものであれば、切実に違いないと思われてならない。
 高齢化の到来で、何かとより多くの医薬品に頼らざるを得ない時代環境なのである。サービスの質もさることながら、医薬品の価格のあり方にも関心が向かわざるを得ないのではなかろうか。

 昨日の日誌の末尾で、<自分のような "「ヘルプ」黙殺派" にとっては......>と書いたが、要は、ソフトにせよ機器類にせよ "直感的に" 操作方法がわかることが何よりではないかと考えているということなのである。
 もちろん、 "直感的に" というアプローチだけには頼れない込み入った手順や操作というものもあることは承知している。それはその時が来たら "拝謁(はいえつ)" すればよいだけのことである。
 だから、できればユーザーが "直感的に" 対処できるところまでツール製品類の構造(ユーザーインターフェイス= "UI" )は "単純化" ないしは "標準化" されて然るべきではないかと思うのだ。

 この点で誰もが思い起こすのは、アップルの "iPhone、iPad、および iPod touch" などの端末類の "直感的なUI" であろう。
 自分も、 "iPod touch" が届いて、パッケージを開いた時、想定はしていたものの思わず唖然としたものだった。一切、 "取り説、マニュアル" 類が同梱されていなかったからである。「さぁ、好きなようにやってごらん」とでも呟いているような......。
 なるほど、こう来たか......、と頷くとともに、多少の戸惑いを振り払いながら、ならば "直感的に" やりたいようにやるだけだ......、と腹を括ったものであった。
  "高貴な" 、あるいは "殿様" のようなアップルが、「うちの製品は、"直感的に" 了解できないようなお客さんなら、お客さんの方が "この水準まで這い上がる" べきだと思いますよ」とでもほざいているように思えた。と同時に、わかった、わかったと反論の余地がないのに気づいたりしたのだ。

 "紙書籍" の "蔵書" を "電子文書・書籍" 化したいというニーズの大きさに劣らず、"Text 文書" を "電子文書・書籍" 化したいというニーズが小さくないことは繰り返し書いてきた。
 たぶんそのニーズは、"iPhone、iPad、および iPod touch" などのポータブルな端末で "Text 文書" を活用したいという願望に刺激されているのだろう。しかも、これらの端末では、直接的には "Text 文書" を "扱えない" という制約が拍車をかけてもいる。
 そんなことで、自分も "Text 文書" を何とか "電子文書・書籍" 化したいものだと試行錯誤を続けてきたわけだ。
 その端末側のプロパティなアプリである "ポケット文庫 SkyBook" を "流用(?)" して自前の "Text 文書" を読むという試みも既に行った。(参照 <"iPhone/iPod touch"での"ポケット文庫 SkyBook"で、"自前のテキスト文書"を読む (当日誌 2010.07.31)>
 さらに、"Text 文書" の "ePub"化 を効果的に達成するフリーの変換ソフトである "ChainLP" と "Sigil" についての "実地検証(?)" にも手を染めた。(参照 <"Text 文書"を"ePub"化するのに効果的な"変換&編集"ソフト/"ChainLP"と"Sigil" (当日誌 2010.08.15)>

 国内だけで生活をしていると、当たり前のようになっている日々の生活スタイルに何ら疑いを持たなくなるのは当然かもしれない。何かキッカケがあれば、"地球環境に優しくないこんなモノはいらない!" と考えるようになるのかもしれないが、池の中の魚は、大海も陸上のことも感知できないでいる......。

 "エコロジカルフットプリント" という興味深い言葉があったのですね。

<エコロジカル・フットプリント(Ecological Footprint) とは
 人間の生活や事業などがどれだけ自然環境に依存しているかを、自然資源の消費量を土地面積で表すことでわかりやすく伝える指標のこと。自然生態(エコロジカル)を踏みつけた足跡(フットプリント)を意味する。国際環境NGOの報告によれば、世界のエコロジカル・フットプリントは、2003年時点で地球の生物生産力を約25%超過し、特に日本、EU、アメリカなどの先進国でこの傾向が著しい。エコロジカル・フットプリントはこのように国際比較が可能で、土地に着目するなど直感的に理解しやすいため、環境指標として高く評価されている。わが国では、第3次環境基本計画が環境容量の占有量を示す指標として設定した。一方、カーボン・フットプリントは、人間活動が炭素循環や地球温暖化に与える影響を把握する指標だ。>(「エコロジカル・フットプリント(Ecological Footprint) とは / 環境goo>環境用語集 ~環境について調べる~」

 自前 "電子書籍" 作りの "旅" を気の向くままに続けている。
 現時点では、昨日の場合もそうであったが、 "PDF 電子書籍" が秘めた可能性をあれやこれやと探ることに関心が向いている。
 何度も書いているように、"PDF 電子書籍" は、"電子書籍" の中では "確固たる地位" というか "揺るぎないステイタス" というか、あたかも "老舗店" のような信用を築いているかのようである。"PDF 電子書籍" は いわば "電子書籍" の "王道" である。
 それもあってか、"iPhone、iPad、および iPod touch" などの端末にしても、 "iBooks" といった "電子書籍" 向け基本アプリの "本棚" に "本棚/PDF" という特別枠を設けるほどである。また、他の端末にしても "ePubフォーマット 電子書籍" に加えて "PDF 電子書籍" には少なからぬ寛大さを示していそうでもある。
 しかも、これまでにも書いてきたように、"ePubフォーマット 電子書籍" にしても一度 "PDF 電子書籍" 化を行っておくと "変換" がし易い状況にさえなっている。
 そして、言うまでもなく、今や高性能なスキャナーの登場によって、 "紙書籍" からの "電子書籍" 化アプローチでは "PDF 電子書籍" が基本ターゲットないしは一里塚となっている。
 と言うことで、"電子書籍" というものに目を向ける際、"PDF 電子文書・書籍" から目をそらすことはできないということになる。
 そんなことで、 "PDF 電子書籍" が秘めた可能性を探ることは決してムダにはならないと考えている。

 スキャナー活用による "紙書籍" の "PDF 電子書籍" 化を進めていると、 "とある願望" が刺激されることになる。
 自分の場合、 "紙書籍" をスキャニングする際、"表紙カバー" も作業範囲に入れている。 "紙書籍" の "魅力" のひとつは、見応えのある印象的な "表紙カバー" の美しさにあるはずだからだ。
 したがって、 "PDF 電子書籍" にもその "表紙カバー" を必ず再現するようにしている。ただ問題は、古い "蔵書" を対象とする場合、残念にも "表紙カバー" が傷んでいる場合が多々あることだ。 "使用感" のある汚れならまだしも、たとえば、 "黄ばみ" や "落書き、損傷" などがかなりひどい場合もあるわけだ。
 そんな場合、スキャニング後のチェック画像を眺めながら、何とかならないかなぁ......、という "願望" が沸々とわいてきたりする。
 それというのも、 "iPhone、iPad、および iPod touch" などの端末における "iBooks" の "本棚/PDF" に転送した場合、その本棚では、"表紙" が "サムネール" 化されて表示されるからだ。そうであれば、やはり、見応えのある印象的な "表紙カバー" の美しさがその "サムネール" に再現されていた方が良いに決まっている。

 昨日も書いたように、"電子書籍" 化のベースである "PDF 電子書籍" 化を進めたならば、しっかりとこの処理が生み出す "メリット" に目を向けたいものである。
 単に、"ペーパレス" になるとか "ポータブル" だからとかというありきたりの事実以上に、もっと使い勝手の上での "メリット" を発掘してもいいはずだと考えている。
 その場合、その "メリット" が生まれる根拠としては、 "PDF 電子文書技術" が秘めた機能レパートリーと、 "iPhone、iPad、および iPod touch" などの端末が秘めた諸機能、諸能力とが二重になっていることがわかる。

 以前に、<PDF電子文書技術活用のすすめ (2010.07.24)~> という一連の "PDF 電子文書技術活用" のテーマにこだわったのも、何を隠そう、すでに "PDF 電子文書技術" 自体がそれだけでかなりの "便利さ=メリット" を持っていると見なしてきたからなのである。
 もちろん、 "透明テキスト付き PDF" によって達成される "全文検索" という機能のありがたさは格別だと言うほかない。だからこそ、もし "紙書籍" を "PDF 電子書籍" に変換するのであれば、相応の "解像度(300 dpi以上)" でスキャニングしておき、 "透明テキスト付き PDF" 文書に "格上げ(?)" できる可能性を残しておくべきだと思うのだ。

 この長引く不況じゃなくて、長引く "猛暑" 。日課のウォーキングは止むを得ず敢行するが、その後は、専らクーラーに寄りすがりつつ室内で過ごすこととなる。
 読書やPC作業に加えて、やはり入れ込むことはと言えば、蔵書の "PDF 電子書籍" 化作業ということになる。
 そう言えば、一頃は、地デジ録画番組をDVDに焼き込む作業に凝っていたりしたものだったが、継続はしているものの、入れ込み方の程度はやはり "PDF 電子書籍" 化作業に偏っている。
  "ePub 電子書籍" 化への方法的な見通しも得ているだけに、先ずは、とにかく "紙書籍" のデジタル化に注力しようとしているわけだ。

 それにしても、 スキャナー "ScanSnap S1500" 断裁機 "PK-513L" という "道具" のベスト・コンビネーションは画期的な威力を発揮する。やはり昨今は、ちょいと気が利いたことをやり遂げるにはそれなりの "道具" を確保することが必要なのかなぁ、と痛感している。
  "道具" と言えば、昨晩、とあるハイビジョンTV番組で、"Nゲージ・ジオラマ" 作りに挑戦するプロの現場作業をたっぷりと観たことを思い起こす。世界遺産となっている鉄道関係のスイスの景勝地を "ジオラマ" 化しようというのだ。
  "Nゲージ・ジオラマ" 作りというものは、好きな者をとことん熱くさせるホビーであるが、それが嵩じてプロの道へと進む者もいるようだ。そして、そうしたプロを支援するのが、その種の優れものの "道具" 類である。建物の設計図はPC上で起こされ、それを厚紙にプリントし、さらにカッティングには "レーザー" が使われるというほどに実態は想像を超えて進化しているのだ。
 そうした "道具" 類を "邪道" だと見る向きもないではないが、"いい仕事" をするためには、あるいは作業プロセスで "快適さ" や "小気味良い達成感" をも得てみたい向きには、そうしたものは不可欠だと言えるかもしれない......。

  "身に覚えがない" にもかかわらず、"濡れ衣を着せられて逮捕" され、"20日間勾留" された容疑者がいたという。インターネット関係のジャンルにおける "おぞましい" 出来事であり、どうやら直接的原因は、当該ネットシステム(図書館ソフト)のソフト側に不具合が潜んでいたことが判明しつつあるらしい。
 関係筋によれば、こうした "おぞましさ" が生まれた背景には、まるで三つ巴のかたちでの "プロ失格、当事者失格" とでも言うべき実態が絡んでいたようである。
 もちろん、システム構築を事実的に担ったソフト開発会社の "技術力不足" は否めない。また、自治体の図書館は、実施しているネットシステムに管理責任があるにもかかわらず、勉強不足と当事者意識の欠落が否めない。さらに、ネット犯罪を取り締まる関係当局も、事件捜査においてネット犯罪を構成する一連のIT関連知識についてのスタデイが乏しいことが否めない。
 こうした三者三様にプロとして "恥ずかしいほど" の "体たらくが否めない" 実態の重なりによって、"濡れ衣逮捕" 、"誤認逮捕" 、さらに言えば "不当逮捕" が罷り通ってしまったものと思われてならない。
 なお、こうした事件の恐ろしさは、場合によっては、誰でもが "濡れ衣" を着せられかねないという点にありそうだ。それはまるで、 "悪意のある" ネット犯罪者たちが、突然に "身に覚えがない" はずの "でっち上げ請求" を突き付けてくるそんな暴力に似ているとは言えないであろうか......。

 事実関係は、長い引用となるが下記の報道記事で確認してほしい。

  "蔵書" の "PDF 文書(書籍)" 化="電子書籍" 作りをあれやこれやと進めている。オートフィーダー付スキャナー "ScanSnap S1500" が、この作業にとってはいわば基本的な "プラットフォーム" 的役割を果たすわけだが、それだけではままならず、このプロジェクト(?)メンバーとして是非とも加わってほしい存在がある。
 と言うのも、元になる "蔵書" という "紙" のデータを、スキャナーによる高速読み取り用に加工処理(バラす!)しなければならないからである。
 もちろん、 "電子書籍" 化しようとする元のコンテンツが、綴じられた書籍風のものではなく、 "リーフレット状の書類の束" だとすれば何の問題もない。そのまま、オートフィーダー付スキャナーの給紙トレイにセットすればよい。
 しかし、現在注目を集めている "電子書籍" 化とは、 "紙" の書籍を丸ごと "PDF 文書(書籍)" 化しようとするものであろう。
 こうなると、この書籍を、とにかく "リーフレット状の書類の束" に姿を変えてやらなければならない。もちろん、カッター・ナイフなどを駆使した "手作業" でできないということはない。現に、自分もつい先日までは、間に合わせのつもりで雑誌を "手作業" で "解体" していた。
 ただ、 "留意点" としては、その "リーフレット状の書類の束" は、どちらかと言えばナーバスなスキャナーの "読み取り部分" を通過するという点に関わっている。下手をして高速処理が目的でありながら、そこで "ジャムる" となれば本末転倒の事態となりかねない。スキャナーのオートフィーダーにスムーズな紙送りをさせることが、先ずは肝要なのである。
  "手作業" での "解体" は、それなりの時間もかかるし、何よりも "切り口" にムラが残ったり、スキャニングで "ジャムる" 確率を高めてしまうわけだ。

 言うまでもなく "猛暑" という気象状況は "自然現象" である。しかし、その "自然現象" がもたらしている "社会問題" 的な側面にしっかりと目配りできる "ヒューマンな文化" をわれわれは持っているのだろうか......。
 とかく、あちこちで異常の度を強めた昨今の "自然現象" は、それだけを云々しているレベルでは "万人に共通する自然現象" と言うほかはない。しかし、"異常な自然現象" がもたらす影響とその結果とに目を向けると、 "万人に共通する......" という形容部分は、 "社会的弱者を集中攻撃する" という "無慈悲" なものにすげ替わる!
 何でもない事実のようであるが、恐らく "この種のカラクリ" こそが現代文明という大きな手品にビルトインされた "タネ" なのであろう。また、それを現代文明の "恥部" なのだと言うこともできようか......。

 もはや都市生活において "クーラー" は当たり前の必需品となっている。しかし、自分のような世代では、 "クーラー" に対して "羨望の念" を抱いた切ない記憶が残存している。まだまだ、 "扇風機" で十分、"クーラー" なんぞは贅沢、という風潮が強かった時代のことである。
 そうした風潮の基盤には、経済的余裕の無さの問題もあっただろうが、都市住居の居住空間そのものが "木造住宅" という "非密閉" 方式が主流であったこともあろう。夏の暑さでも、少なくとも夜ともなれば、窓を開放しさえすれば戸外の涼しい空気が流れ込んだものだ。都市空間はまだまだ "寛容な自然" から見離されてはいなかったのだ。 "夕涼み" という季節用語が健在だったころの話ではある。

 現在、暇を見つけて進めている作業は、ここ何日か続けている "ePub 変換" の電子書籍作りと同時に、もともと関心を向けてきた "紙の書籍" の "PDF" 電子書籍化がある。その都度着手している。オートフィーダー付スキャナー "ScanSnap S1500" を使っての、① "スキャニング" ⇒ ② "PDF 文書" 化 ⇒ ③ "検索可能 PDF 文書化" という手順の作業なのである。
  "ScanSnap S1500" を利用するならば、紙書籍を手作業でバラし、何十(何百)ページかの紙原稿の束を用意することだけで、作業 ① ~ 作業 ③ までをすべて "ScanSnap S1500" に任せることができる。
 その使用法については、付属でインストールされる『オペレーターガイド』という "PDF" 文書を読めば大体のことは了解できるはずだ。
 ちなみに、ちょいとバカにて読むことを省略して、いきなり作業に着手したら、バチが当たったか原稿が "ジャム" ってしまった。それで、その対処法を知るためにようやく前記の『オペレーターガイド』を読むに至り、フムフムと大筋了解をしたのであった。
  "本体内部へのカバー" を開けるには、 "カバーオープンレバー" というものが備わっており、無理矢理力づくで開けてはならないとあった。知って助かった。
 ノートPCなども "本体内部" をいじろうとする際に気をつけるべきは、 "ケースの開け方・閉じ方" でなのであり、メーカーごとの特殊な方式を了解しなければ、単に "壊す" ことにつながってしまう。

 かつて自分は、リナックス・サーバー上にWebサイト関連ファイルをアップロードする際、 "文字コード" というものに梃子摺った覚えがある。ローカルPCサイドではほとんど問題視されない "文字コード" の問題が、サーバーサイドでは "文字表示不能" やいわゆる "文字化け" 現象となって現れるからだ。
 ローカルPCサイドでは、Webスクリプトを書く際、かつては "秀丸エディター" なぞを常用し、オプション設定の "文字コード" は "SHIFT-JIS" あたりを汎用していた。
 つまり、万事を "SHIFT-JIS" フォーマットのファイルで押し通そうとしてたわけだ。ところが、サーバー上の他のWebサイト関連ファイルが、 "Unicode(ユニコード)" の "UTF-8" フォーマットであったから、文字表示問題が表面化したのであった。
 それからは、多少面倒ではあるが "秀丸エディター" を使う時にも、Webサイト関連ファイルをいじる際には、 "文字コード" 設定をいちいち "UTF-8" フォーマットに変更してファイルを開いたり、保存したりすることにした。
 ある時期からは、Webサイト関連ファイルをいじる際には、 "Adobe Dreamweaver CS4" なんぞという "大道具(?)" を利用させてもらっているから気にしないで済んだ。
 ただ、シンプルなテキスト・エディターも重宝なので使ってきたが、 "文字コード" の変更が必要な場合にはフリーソフトのテキストエディター< TeraPad >を便利さゆえに使わせてもらっている。
 シンプルな< TeraPad >には、「ファイル」-「文字/改行コード指定保存」という機能があって、 "SHIFT-JIS" コードあたりで作ったファイルを、簡単に "Unicode(ユニコード)" の "UTF-8" フォーマットに変換出力できるからである。

 日が暮れれば多少は涼しくなってもよさそうだが、そうした "加減" を知らない "常識はずれの猛暑" の場合は違うようだ。もうとっぷりと暗くなった午後8時に近くなっても、30度を下回っていない。気温とともに湿度も高いことが不快さをいや増しているのであろう。
 つくづく、もう勘弁してほしいものだと思ってしまう。猫たちがいる階下では、クーラーは良くないと "業務用扇風機" を、開けた窓辺に置いて一日中ぶん回しているが、なんせ "毛皮コート" が脱げないでいる彼らは、気の毒なほどにグッタリとしている。

 この "猛暑" の "お盆" の最中に、自分は "心頭滅却すれば......" とばかりに、 "電子書籍" 関連テーマの作業に "ぶち込んで" いる。今日は、昨日書いた "Sigil" と同様、同種のフリーソフトである< eCub >( eCub - a simple to use EPUB and MobiPocket ebook creator )をダウンロードしてあれこれと吟味してみたところだ。
 この "Epub 電子書籍" へのフォーマット変換・編集ソフトには、"Epub 電子書籍" に "カバー・ページ" を挿入できるという点で関心を持ったのであった。

 この "殺人的猛暑" は、 "加減" というものを知らないから困る。今日も一日中、平気で35度以上で力んでいるのだから、生きものたちはほうほうの体である。家の中の猫たちも、比較的 "冷めている" かと思しき床を探してはそこでグッタリとしていた。
 この "加減知らず" の猛暑は、まだまだこの先一週間以上生き長らえるというから、とんでもない事態となったものである......。

 さて、こんな "猛暑" にあっては、"熱中症" さながらに何かに熱中でもしていないとやってられない。
 で、今日は、昨日の続編のような作業に打ち込んでみた。
 昨日は、<"Text 文書" ⇒ "ePub 文書(書籍)" の変換>というテーマに、優れもののフリーソフト2本を使って迫ってみたのだった。
 今日は、その内の1本、< Sigil >が "レパートリー" のひとつとしている "HTMLスクリプト" を "ePub 文書(書籍)" へと変換するというそんなテーマに迫ってみた。

 と言うのも、自分はこれまでに数知れないほどにWebページを作り、 "HTML・XHTMLスクリプト" は嫌になるほど経験してきた。そして、手がけたWebページ中には保存しておきたいと思うものもないわけではない。
 それで、これらの各ページそれぞれをより "コンパクト" に保存できないかとも考えていた。こうした思いが、ひょっとしたら< Sigil >によって叶えられるかもしれない、と目を付けたわけなのでる。こういう場合には、ダメもとで、試してみるに限る。

  "iPhone、iPad、および iPod touch" などの端末で、 "PDF 文書(書籍)" を活用するだけでなく、 "Text 文書" をも自在に扱ってみたいという願望については以前にも書いた。
 また、 "PDF 文書(書籍)" や "Text 文書" を端末で扱うという場合、 "生の" それら自体を扱う場合と、"ePub"化した上でそれらを扱う場合とがあることは何度も書いてきたとおりだ。
 それらのいずれのケースについても可能であることは、この間、いろいろと試行錯誤をしてきた中でわかってきた。

 たとえば、自前の "Text 文書" を端末で扱おうとする場合、もっともスマートなかたちは、 "ポケット文庫 SkyBook"(青空文庫)に転送して "ポケット文庫" ふうに "縦書" かつ "ページめくりアニメ機能" 付きで扱うことになるのかもしれない。
 これらの詳細については、
<"iPhone/iPod touch"での"ポケット文庫 SkyBook"で、"自前のテキスト文書"を読む(当日誌 2010.07.31)> や、以下のブログを参照のこと。

≪ちなみに、 "iPhone、iPad、および iPod touch" などの内部ファイルをコントロールする統合ソフトである "iTunes" はテキストファイルには対応してはいない。
 ところで、<ポケット文庫 SkyBook>に関する "テキストファイルの転送" には、二つの方法がある。
 一つが、これから説明する<フリーソフト "iPhone/iPod touchビューワー i-FunBox" >を活用する方法であり、もう一つは<ポケット文庫 SkyBook>自体が持つ<ネットを通じた>転送方法である。これは、昨日も書いた「FILES」という「本棚」に収納しようとするものであり、ホームページ関連ファイルなどを保存しているサーバーなどの、そのフォルダーに、一度、FPT転送をしておき、その "URL" を指定してダウンロードするというやや "面倒" な手順となるのだ。
 そこで、<フリーソフト "iPhone/iPod touchビューワー i-FunBox" >を活用する方法が適当かと思うわけである。
 使用法は、<ポケット文庫 SkyBook>のベンダーサイトの解説で事足りる。......≫<"iPhone"などでの"PDF、TEXT"文書対処法まとめ/SkyBook向け転送ソフト"i-FunBox"(当日誌 2010.08.01)>

  "iPhone(アイフォーン)" ( iPad,iPod touch )ユーザーには、かなり重要なアップデイトがあるとのことだ。

<米アップル、アイフォーンOS修正版を配布 ウイルス標的の恐れ
 米電子機器大手アップルの多機能携帯電話「iPhone(アイフォーン)」や多機能情報端末「iPad(アイパッド)」の基本ソフト(OS)に、コンピューターウイルスの標的になる恐れがある弱点が見つかり、米アップルがOSの修正版の配布を始めたことが13日、明らかになった。
 アイフォーンなどに搭載されている「iOS」にセキュリティー上の問題があり、将来的にウイルス攻撃の標的になりかねないとの指摘が社外などから寄せられたためだ。アップル日本法人によると、これまでにアイフォーンなどを狙ったウイルスの発生はなく、利用者に何らかの被害が起きたとの連絡も受けていないという。修正版に対応せず今後、ウイルスが発生して感染した場合、「電話を不正に使われたり、通話内容などの個人情報が流出したりする危険性が考えられる」との指摘が出ている。>(米アップル、アイフォーンOS修正版を配布 ウイルス標的の恐れ/産経ニュース/2010.8.13 12:25

 今日は、昨日完了した "ScanSnap S1500" を使っての、30ページほどの雑誌記事を "PDF 文書(書籍)" 化したもの、それを素材に、これを "ePubフォーマット" 化する作業へと進んだ。
 いや、 "進んだ" と言うべきかは疑問であり、単に "こだわって" いるだけなのかもしれないが......。
 昨日も書いたように、<"PDF 文書(書籍)" をさらに "ePubフォーマット" 化するという目論見は、意外と手間だけが嵩んでしまいエコノミーだとは言えないのかもしれない......>という判断も片方にあるからだ。
 多機能端末 "iPod" では、 "PDF 文書(書籍)" をアプリ "iBooks" の "本棚/PDF" に格納して、"文書内検索" までをスマートにやり遂げてしまうのであるから、あえて "ePubフォーマット" 化という目論見にこだわりつつ、自前の "ePub 文書(書籍)" を "本棚/ブック" に格納しなくともよさそうだからである。
 ただ、今のところ "ePub 文書(書籍)" の評価できる "メリット" はと言えば、 "ePubフォーマット" 化を行えば、 "ePubフォーマット" ファイルは "(zip)圧縮ファイル" 方式ゆえに、ファイル容量が三分の一程度で収まるということなのかもしれない。ここから、大容量の "文書(書籍)" を扱う際には、ことによったら大きな "メリット" 感が生まれるのかもしれない。

 頼もしい助っ人のスキャナー "ScanSnap S1500" で、30ページほどの雑誌記事を "PDF 書籍" 化してみた。とにかく、 "紙の書籍" を "電子書籍" 化することに "習熟(?)" すべしと思い、手当たり次第にトライしているところなのである。
 実を言えば、 "紙の書籍" の本格的な "電子書籍" 化には、書籍を効率的・効果的にバラす "プラス 断裁機 裁断幅A4 PK-513L 26-106" が役立つことはわかっている。だが、これについては未だに入手していない。
 そこで、今回は、あくまでも試しの域を出ず、雑誌のページをバラし、ギザギザ部分を "カッティング・マット" の上でカッター・ナイフにて整えるというオール手作業で行ってみた。スキャナーのオート・フィーダーに引っかかって詰まるようなことだけを警戒してのことだったが、案ずるより産むが易しで、難無くあっと言う間にスキャニングは完了し "PDF 文書" 化されたものであった。
 ついでに、 "(全文)検索が可能なファイル" への変換(スキャナー内部の "OCR" 機能を使っての文字画像のテキスト化。 "透明テキスト付きPDF" ファイル化。)をも行ってみたが、さほどの時間もかからず完了した。あえてこの変換を行っておく理由は、出来上がった "PDF 文書" の閲覧時に、文書内の "キーワード検索" が可能となることや、文章の "コピペ(コピー&ペースト)" という再利用が可能となることをねらってのことなのである。

 まあ何とトロトロとした作業ペースかと我ながら呆れている。言うまでもなく "電子書籍" 作り関連の試行錯誤のことである。
 調査・研究段階だからと言えば聞こえはいいが、ありていに言えば "闇雲" の試行錯誤であり、したがってこうした段階では作業ペースもトロトロとならざるを得ない。
 それでも今日は、新たな試みを "三つ" ほどやったことになりそうだ。
 その ① は、先日、スキャナー "ScanSnap S1500" で "試しスキャン" をしてできあがった "PDF 文書" を、定評のある海外のフリーソフトを使って "ePub 電子書籍フォーマット" へと変換出力をしたこと。そして、そのファイルをPC上の "iTunes" を通じて、 "iPod touch" の "iBooks" の "ブック" 本棚にアップロードし、問題なく "eBook" として閲覧可能な状態にできたこと。
  "ePub 電子書籍フォーマット" への変換時に、変換オプションとして "iPad,iPhone,iPod" 用と条件付けたことででつつがなく変換されたのであろう。
 これで、スキャナー "ScanSnap S1500" によって自作の "PDF 文書" を作成すれば、 "iPad,iPhone,iPod" 用の "電子書籍" がまずまずできるという証しをえることができたわけである。

 昨夜から激しい雨が降ったためか、久々に30度を下回る陽気になった。ただ、まだまだ安心はできないようで、予報ではこの先もしばらく "猛暑" 日が続いていくような気配だ。
 しかし、突然に曇天の通常気温の日が到来したりすると、逆に身体の方が面食らう。確かに、昨夜は良く眠れたようではあるが、それなのに今日はやたらに身体がダルイ。いわゆる "夏バテ" ふうの雰囲気である。身体の方は勝手に "猛暑" 日への "警戒姿勢" を解除してしまい、一息入れようとしているのであろうか......。

 今日は、一足先に "お盆" のための "墓参り" に行って来た。別にこの陽気を予想してのことではなかったが、図らずも "猛暑" 日ではない過ごしやすさがあり、一緒に行ったおふくろもホッとしていたものだった。
 また、まだ "お盆" までには間があるためか、寺を訪れて墓参りする人影はほとんどなく、寺の境内は閑散としていた。実に良い雰囲気であった。
 お寺の方も経営の都合からか、昨今では墓地の敷地に立錐の余地がないほどにお墓を増設し、一頃に比べると大層な賑わいとなってしまった。まるで、集合住宅地並みの混み具合と言うべきか。そんなものだから、 "お盆" のための "墓参り" なぞという時期にでもなれば、まるで繁華街並みの混み具合となる。亡き人の思い出に "しんみりと浸る" どころではなく、何か役所に事務手続きに来たような気忙しさとなるわけだ。
 そんなことで、今日のような閑散とした雰囲気での墓参りがひときわ有難く思えたわけなのである。

 漸く "スキャナー(<ScanSnap S1500 製品情報 (Windows モデル)>)" をインストールした。噂に違わぬ "優れもの" だと実感した。
 Amazon から届いて、早二週間も経っている。遅れたことに別に理由があったわけではない。強いて言えば、この "猛暑" 続きでいささか行動力が減退していたことくらいであろうか......。
 それはともかく、インストール作業を完了させて、試し刷りならぬ "試しスキャン" をしてみて驚いた。とにかくその "処理スピード" の速さは群を抜いていた。
 感触的に言えば、家庭のファックス付電話機でのファックス送信処理の速度よりもはるかに速く、 "給紙トレイ(原稿台)" に仕込んだ原稿があっと言う間にスキャニングされて処理済トレイに流れ落ちるのだ。まさに「立板(たていた)に水」の速さであった。
 今まで、 "スキャナー" というと "フラットベット・スキャナー"、しかもその古いタイプしか使った覚えがなく、その際には "光源の帯" がゆったりとスキャンをかけていくのをのんびりと眺めていたものであった。まさに、 "蟻が這う" ような遅さというのも過言ではなかった。その分、忙しい時にはストレスが溜まるのを堪えたものでもあった。

 この "サンルーム" からは、直線距離で数十メートルという場所にその "町内広場" はある。その "広場" で今夕は "盆踊り大会" (単に "盆踊り" というのと "盆踊り大会" とは何がどう違うのかは定かでないが......)が開かれている。
 今日は "サンルーム" に置いた機材を使わざるを得ず、午後からは風通しのために両側のガラス戸を開け、網戸にして作業をしている。網戸でも、しぶとい "蚊" は "侵入" してくる。すでに、脛(すね)をぼこぼこに刺されてしまった。
  "侵入" といえば、 "かねと太鼓の音頭" の響きがうむを言わさずに "侵入" してくるのである。 "盆踊り" ならぬ "盆踊り大会" とあってか、三波春夫だの北島三郎だのの尋常ではない響きの歌声が容赦なく "侵入" してくるのである。
 例年のことであり、過去、虫の居所の悪かったある年なぞは結構腹が立ったりしたものだったが、今年は、どういうわけか淡々として受けとめている。今年の現時点での状況ほど、騒がしさの "侵入" 度が強烈であったことはないにもかかわらずである。
 意識のどこかに、 "かわいいもんだ......" とでもいうような "見なし" があるのかもしれない。そう思わせるほどに、長期に渡るこの "猛暑" が憎々しい宿敵の座を占めてしまっているのであろう。この "猛暑" の攻撃に比べたら、どんな不愉快な代物も "かわいいもんだ......" となってしまいそうではないか。
 今日も、その宿敵からの無慈悲な攻撃をどうかわすかで右往左往したような気がする。かわいそうに "毛皮のコート" を脱ぐに脱げない内猫たちなんぞは、キッチンの床の上で "面積最大化" を図るかのような格好で放熱しながらグッタリしていた。ウンザリ感をとっくに通り越しているかのようだ。

 今、関心を注いでいるのは "PDF 文書"ファイルを、 "ePub電子書籍形式(ePubフォーマット)" へとコンバート(変換出力)することだ。
  "ePub電子書籍形式(ePubフォーマット)" にこだわっているのは、先日も書いたとおり( <当日誌 ePub電子書籍形式(ePubフォーマット)への変換出力/PC上での電子ブックリーダー (2010.08.04)>)、この形式が "iPadなどでアップルが採用し、SONYのリーダーなども採用している米出版界が標準としている形式" だからということになろうか。

 ただ、 "PDF 文書" ファイルの状態でも、 "iPhone、iPad、および iPod touch" などの多機能端末では "十分に活用" できるものだ。これらの端末の基本アプリである "iBooks" で、"本棚/PDF" に転送すれば、何の遜色もなく "PDF 文書" として読むことができる。
 おまけに、 "GoodReader" という優れものの "PDF リーダー" を使うならば、 "PDF 文書" ファイル自体が持つ豊富な機能を存分に活かすこともできる。
 したがって、ことさら "ePub電子書籍形式(ePubフォーマット)" にこだわらなくてもよさそうなものでもある。が、こだわってしまい、あれやこれやと試行錯誤をしている。

 集中力も頓挫してしまうこの "猛暑" だ。まともに思考力を働かせること、落ち着いて考えることとてままならない。おまけに、注意力散漫で気分がダラけるからか、日常の些細な行動でも、その制御が鈍くなり脇が甘くなってしまうような感触だ。
 キッチンでは、久しくなかった "粗相" 、料理を盛った皿を床に落として割るという不始末を仕出かしてしまった。この暑さのため、何でもかんでも冷蔵庫に突っ込むという荒っぽさにも問題はあったが、何よりもこの暑さで身体の所作のコントロールが甘くなってしまっているかのようである。他にもスプーンやら、ペットボトルの栓やら何やかやと床に落としている昨今を思い起こす。そうしては、その後ひとりでいまいましい気分になったりするのだ。
 極端なこの暑さのために、ひょっとしたらあちこちのいろいろな現場で、 "凡ミス、トラブル、事故、喧嘩......" などが多発したりしてはいまいかと余計な心配までする。酷い暑さというものは、人の身体の所作を狂わせたり、集中力などのメンタル面でも狂いを生じさせかねないからだ。

 今日も "全国的" な "猛暑" であったようだ。

 毎日続くこの "猛暑" にひるむことなく、日課にしている一時間程度のウォーキングは欠かさないで続けている。
 陽が射しはじめるとすぐに暑くなる昨今なので、涼しい時間帯をと望めば夜明け前ということになってしまいそうだ。それはいかにも無理なので、強い陽射しを浴びながらの "苦行" もどきになっている。
 しかし、ウォーキング中に "熱中症" になって倒れた(?)となるといかにもみっともないし、また人騒がせにもなる。だから自分なりの "対策" を講じて大汗をかいている。
 先ず、 "水分の補給" には余念がない。起床直後からウォーキングに出かけるまでの間には何杯もコップで水を飲む。
 また、 "目の防御対策" にも気を配る。いつぞやここでも書いた "飛蚊症" になってからというもの、目の健康には注意を向けている。と言っても大したことではなく、眩しさを防ぐだけではなく、"紫外線" 対策をも考慮して、メガネの上下左右の脇などからも光が入り込まない "密閉型のサングラス" をすることにしているのだ。結構、涼感のある快適な視界を得ている。

 で、問題は異常な暑さそのもの、およびそれに伴って体温が急上昇する点である。自分はよく汗をかくタイプなので、発汗による体温調節には問題はなさそうだ。がそれにしても、汗をかいても体温の上昇は収まらないのが実情であり、ボォーとするような気分となりがちだ。
 そこで、この何日かは、 "濡れタオル" を "襟巻き" ふうに首に巻いてウォーキングすることにしてきた。確かにささやかな爽快感はある。 "首筋、首元" には外界に接する状態で太い血管が走っていて、このことが体温調節に大きく作用しているとのことだ。
 ただ、この暑さでは "濡れタオル" だとすぐに乾いてしまい、そして温まってしまう。水道水で再度 "濡らしたい" と思ったとしてもウォーキング中の戸外だと公園の水道を当てにするほかない。
 そこで思いついたのが、いつぞやホームセンターの店頭で目に付いた "冷却用のスカーフ" のようなもののことであった。

 次第に "電子書籍" に対する手応えのある感覚が持てるようになってきたようだ。
 今日は、 "ePub" 電子書籍形式(ePubフォーマット。iPadでアップルが採用し、SONYのリーダーなどが採用している米出版界が標準としている形式。)による "電子書籍" を、手元にあった文書を元に作成し、その "試作版" を、幾通りかの "ePubリーダー" で "試し読み" をする試行錯誤を行ってみた。まずまずの首尾であり、"こういう流れになるものなんだ......" とひとり納得したりするのだった。

 まだ、とりあえずの実験、試行錯誤の段階であり、とにかく "何をツールとして使い、どんな結果が出るのか" を実感的に確認している段階なので、 "誤解(?)" を招かないために、ツール類(大半がフリーソフト!)の個別名称は伏せておこうかと思う。
 まともな吟味作業を行ってから、それらの個別名称、ダウンロード先、使い勝手の評価などを、後日まとめて書くつもりではいる。

 先ず、 "ePubフォーマット変換出力ソフト" とでも言うフリーソフトを使った。何種類かがあり、後日それぞれをチェック、吟味してみなければならないが、とりあえずはそのうちのとあるソフトを試し、好感が持てた。
  "ePubフォーマット" に変換したいコンテンツ( "PDF" ファイル、 "Text" ファイル、 "jpeg" ファイル etc.)を "入力ファイル" としてローカルPC内のディレクトリから選び出し、 "変換出力形式" を "ePubフォーマット" なら "ePubフォーマット" と選定し、実行するのである。
 この過程で、 "オプション" として、表示の "解像度(表示画面)" や各種の "書式" 機能を選択すれば、 "出力結果" のファイルに反映されることになる。
 今日のところは、大半をデフォルトとしたままで、とにかく結果を急ぐことにした。

 相変わらず "殺人的猛暑" が続いている。ちなみに以下のような報道が目についた。

<"熱中症"全国216人死亡
 各地で梅雨明けした先月17日から先月末までに、熱中症とみられる症状で死亡した人は、高齢者を中心に全国で216人に上り、80%が自宅などの室内で死亡していたことがNHKのまとめでわかりました。
 NHKが各放送局を通じてまとめたところ、梅雨明けした先月17日から、先月末までの15日間に熱中症とみられる症状で死亡した人は、東京都が最も多い88人に上ったのをはじめ、埼玉県で41人、千葉県で10人、栃木県で8人、愛知県と三重県でそれぞれ7人などと、九州から東北にかけての各地であわせて216人に上っています。
 亡くなった人を年齢別で見ますと、70歳以上の高齢者が164人と最も多く、全体の76%を占めていました。死亡した場所で見ますと、先月31日、愛知県南知多町で86歳の女性が自宅で倒れて死亡するなど、室内で死亡した人が全体のおよそ80%に上っていました。また、庭や畑で作業中に倒れたという人が25人いたほか、3人は、車の中で亡くなっていました。
 東京では、病院に運ばれる前に自宅で死亡しているのが見つかるケースが相次いでいて、ほとんどが、1人暮らしの高齢者で、倒れても気づかれないまま死亡したとみられています。>("熱中症"全国216人死亡/NHKニュース/8月2日 18時13分

 アップルの "iPhone、iPad、および iPod touch" などの多機能端末が自分にもたらしたものは、 "自前の電子書籍" 作りという "衝動・願望" への刺激であったかもしれない。
 現に、その "自前の電子書籍" 作りという "衝動・願望" に誘われて、以下のように関心を推移させてきた。
 <増える、"iPad"など向け自作"電子書籍"派/蔵書をバラし、スキャナーで"PDF"に (2010.07.20)> に始まり、
 <"iPad"、"iPod"の魅力を構成する"PDF(Portable Document Format)"電子文書技術! (2010.07.23)> を経由して、
 <PDF電子文書技術活用のすすめ (2010.07.24)~> という一連の "PDF電子文書技術活用" のテーマへと流れ込み、さらに、
 < "自前のPDF文書" のみならず、"自前のテキスト文書" を "iPhone、iPad、および iPod touch" などの多機能端末で持ち運んだり、閲覧したり、と自在に扱いたいものである。>(<"iPhone"などでの"PDF、TEXT"文書対処法まとめ/SkyBook向け転送ソフト"i-FunBox" (2010.08.01)>)と、 "iPhone、iPad、および iPod touch" などの多機能端末での、 "自前のPDF文書" に加えた "自前のテキスト文書" の扱いのテーマにまで至った。
 これで、"自前の電子書籍" 作りについての "全容(?)" が、どうにか体感的にも得られたような感触だけは持つに至った。しかし、まだまだ手付かずの課題も残っている。

  "自前のPDF文書" のみならず、"自前のテキスト文書" を "iPhone、iPad、および iPod touch" などの多機能端末で持ち運んだり、閲覧したり、と自在に扱いたいものである。
  "PDF文書" に関しては、端末側のプロパーな基本アプリである "iBooks" が、一般的な電子書籍( "ブック" )を扱うと同時に "PDF" をも扱い、その "本棚" までが用意されている。そして、PC側の "PDF文書" を端末側に転送するには、"iPhone、iPad、および iPod touch" などの統合管理ソフトである "iTunes" をPC側で起動して対処することができる。
  "iTunes" の "デバイス" (端末のこと)画面から "ブック" というタブを開き、「ファイル」 → 「ファイルをライブラリに追加」でPC内の所定の "PDF文書" を指定 → 「同期」 で転送が完了する。
 なお、これらについてはすでにレポートしているので下記のブログを参照のこと。

2020年11月

1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          














関連サイトへのリンク


  • 電子書籍(eBooks)制作にフォーカスしたサイト
  • 明けない夜はないことを確信するサイト
  • Green(地球環境改善)にフォーカスしたサイト
  • ソフトウェア技術者やSEのための評価と育成、人事考課制度を考えるサイト
  • さまざまな業種・業態でご利用可能なモバイル活用の予約システム!
  • 創作小説『海念と保兵衛』のサイト
  • 創作小説『かもめたちの行方』のサイト
  • 当ブログ推奨の商品を展示したAmazon ストアー!
  • 当AdhocBlogブログの過去のエントリー
  • 株式会社アドホクラット当時のサイト

★売れ筋! No.1!
家庭用"放射線測定器"

日本通信 bモバイルWiFi ルータ+1 ヶ月定額SIM BM-U300W-1M
価格:¥ 20,208
国内配送料無料 Amazon





このアーカイブについて

このページには、2010年8月に書かれたブログ記事が新しい順に公開されています。

前のアーカイブは、
 2010年7月
です。

次のアーカイブは、
 2010年9月
です。

最近のコンテンツは、
 インデックスページ
で見られます。

過去に書かれたものは、
 アーカイブのページ
で見られます。

年月別アーカイブ