yasuo hirose: 2011年5月 アーカイブ


 "スマートフォン" を使う際のひとつの留意点が、"(パケット)通信料金" の問題であることは周知の事実である。リソースが無限であるかのような思い込みで "パケ死" に堕ちたのでは話にならない。
 そこで "出番" となるのが、"プリペイド&チャージ( Prepaid & Charge )式" だということになろうか。先日も以下のように書いた。

<≪事後支払い(ポストペイド)方式≫だからこそその心配も生まれる "パケ死" を、自然に回避できる簡単な選択のはずであろう。
 昨日書いた≪日本通信 bモバイル・WiFi ルータ WiFi ルータ機能付 SIM フリー端末 BM-MF30 と 日本通信 bモバイルSIM U300 6ヶ月(185日)使い放題パッケージ BM-U300-6MS≫も、この文脈からの紹介だったのである。
 そして、今日注目しているのが≪日本通信 b-mobile ドッチーカ 500分(有効期間90日) BM-DC1-500H BM-DC1-500M≫というデータ通信ツールなのである。
 この通信機器の方式自体は、以前から "PCカード" 形式で出回っていて、それが "USB" ポートを使うことになっただけである。やはり着目すべきは、"通信料金" に関する側面の "プリペイド&チャージ式" という点だと言うべきであろう。
 "WiFi ルータ" に比べると用途が限られるが、手持ちのノートPCを出先に持ちだしてデータ通信作業をしたいという向きには持って来いなのではなかろうか。>(<"SIMフリー"の一典型/日本通信b-mobileドッチーカ/契約不要 Prepaid & Charge式(当誌 2011.05.25)>




















 時代環境は、既に「待っていてはダメ!」モードに突入している!? 情報発信についても、"要求されての発信" から "要求されなくても発信!" スタイルへと移行し始めたのかもしれない。
 ところで、<プッシュ型情報配信>というタームがあったのですねぇ。ちなみに、以下のような解説が分かりやすい。

プッシュ型情報配信
 最近の携帯電話では、離れた相手と声でコミュニケーションする用途以外にも様々な使い道があります。その中でもよく使われているのが、メール機能とiモードに代表されるインターネットコンテンツの閲覧機能でしょう。iモードやインターネットのWebページ閲覧などは、その仕組みから「プル型の情報配信」と呼ばれることがあります。プル(Pull)とは英語で「引く」という意味です。
 ......
 これとは逆の仕組みが、「プッシュ型情報配信技術」です。プッシュとは英語のPushで、押すという意味です。通常のプル型配信では、ユーザーがWWWサーバーにアクセスしない限りは情報を送り届ける術がないわけですが、プッシュ型の情報配信では端末側が情報をリクエストしなくても、サーバー側が一方的に情報を送り出し、端末に表示してくれます。端末から情報を引っ張るのではなく、サーバー側から情報を「押し出していく」ように見えるととから、このように呼ばれています。
 ......
携帯電話で使われているプッシュ配信サービス
 さて、iモードでは昨年の3月から「メッセージフリー」機能を利用したプッシュ型情報配信サービスが行われています。これは、NTTドコモと契約している企業からiモード端末へ広告などが配信されるというもので、iモードメニューの「オプション設定」内にある「メッセージ[F]設定」で簡単な登録を行なうと、特に何も指定しなくてもその時々で全角80文字程度の情報が送付されてきます。
......
 なお、このサービスでは情報配信側が1ユーザーあたり約40円の料金(ユーザー側に発生するパケット通信料含む)を負担していますので、ユーザーはすべてのiモード端末から通信料無料でサービスを利用できます。>(<プッシュ型情報配信 @ ケータイ用語の基礎知識>)

 "手書きアプリ「7notes」" については、先日ここで書いたばかりだ。(<≪iPad向け手書きノートアプリ「7notes」≫/"iPad"は先行する"アプリ"が勝負所? (当誌 2011.05.23)>
 実は、"iPad" 向けのそれは早速購入して使い勝手を試してみたところだ。
 変換に関しては予想以上に快適な認識力である。まだまだ精度が悪い時代だったOCRのことを思い出すと信じられない程である。慣れるならば、まさに、急ぐ場合の入力、議事録作成などには適していると再確認した。
 ただ、ひとつ気になったのは、この "アプリの活用用途" ということになる。いや、正確に言うと、"他のアプリとの連携" だと言える。あるいは、 "PCとの連携" だと言ってもよい。
 <7notesで作成した情報は、ネットワーク上のストレージ「デジタルキャビネットサービス」に自動的に保存される。>というのも良いのだが、そこからPCに降ろすことはできないようであり、PC作業との連携が遮断されているようなのだ。
 さらに、文書として活用できるのは "PDF" ファイルであり、"Text" ファイルは今のところ蚊帳の外となっている。
 自分のように、"Text" ファイルを種々のアプリのインターフェイスと見なしている者にとっては、やや肩透かしを食らった感が残った。
 そして、これが "iPhone/iPod touch" でも活用できるのであれば、外出先での急ぎのメールやら咄嗟の場合のメモなどで威力を発揮するだろうに......、と考えていた矢先であった、この "iPhone版が近日登場" というニュースは!

 オールマイティ志向のスマートフォンやタブレットも目が離せないが、<潔さとわかりやすさ>で "単機能" を極め、"専門店(?)" へと針路を決める、そんなIT製品にも否応なく興味がそそられる。実を言えば、"単機能" にのめり込む製品の方が "面白い" と言えば "面白い" し "味わい深い" のかもしれない......。
 ビジネスパーソンであれば、何度となく "名刺管理" の煩わしさに悩まされるはずであろう。アナログの "名刺ケース" も厄介なら、スキャニングでデジタル化する "名刺管理システム" も、その手間を見つめると何となく場違い感が否めない。
 かねてより、"電子書籍" をオートフィーダー付高速スキャナーで作成してしまう、いわゆる "自炊" 法に手を染めてきた者にとっては、こんなスピード処理で "名刺管理" もうまくゆかないものか......と感じたりもしていた。(※ なお、こうしたスキャナーを使うと上手く行きそうではあるのだが、実は "名刺" のような "小紙片" だと意外と読み取り上で種々の問題が発生したりする......)

 そんな経験をして来ると、"スキャナー" ではなく "カメラ" を活用してしまうという方法は、「おっと、その手があったか......」と意表を衝かれる思いがしたものだ。
 よく、昨今の "アィディア" 新製品は、新技術云々というよりも、技術要素の気の利いた組み合わせ(シナジー効果!)によって陽の目を見る、と言われる。まさにその類の "アィディア" 新製品だと感心したのが、<KINGJIM デジタル名刺ホルダー「PITREC( ピットレック)」 DNH10>ではないかと思った。
 "高性能カメラ" × "高解像度LCD" × "OCR機能" × "コンパクトメモリ" etc、そして "処理速度抜群のCPU" や高度化したプログラム技術などの要素技術が、"目の付けどころの良さ" ひとつでアッセンブルされたといった印象なのである。

 このところ、"タブレット" 端末にに関する "入力" デバイス/方法にこだわっている。
 昨日もこの文脈で、新発売予定の "アスーステックの着脱式キーボード付属タブレット" について書き、その前も "iPad向け手書きノートアプリ ジャストシステム創業者が設立したMetaMoJiが「7notes」" について書いてきた。
 何度も書くようだが、その動機は<"iPad" にせよ "Android" にせよ、タブレットを利用する場合、閲覧主体であれば本体の "ソフトキーボード" で事足りる。
 だが、文字入力作業に傾斜する場合、どうしても通常の "ソフトキーボード" 以外の "入力ツール" が欲しくなる。>という点にある。仕分けて利用すれば良いだけのことかもしれないが、どうしてか、PCの操作/入力環境を "タブレット" 端末に持ち込んでみたいという度し難い思いが募るわけだ......。
 まだ下調べ段階だが、興味ある情報を書き留めておこうかと思った。

 先ず、"iPad" の場合、"USB" 機器はムリとして、"Bluetoothキーボード" ならば一般的であることは良く知られている。で、問題は "Bluetoothマウス" の場合はどうなのか? となるが、 "冒険" 覚悟ならば不可能ではないようだ。
 いわゆる "Jailbreak(脱獄)" しなければならないようで、この辺が "冒険" ということだ。ちなみに、関連サイトは以下のとおり。

<MobilePlus 自己流モバイル運用日記/iPadをマウスで操作>
<maclalala2 藤シローの複眼ウォッチング/iPad でもマウスが使えます>
<GIZMODE/【How To】 Jailbreakってどうやるの? iPhoneもiPadも!>


  "iPad" にせよ "Android" にせよ、タブレットを利用する場合、閲覧主体であれば本体の "ソフトキーボード" で事足りる。
 だが、文字入力作業に傾斜する場合、どうしても通常の "ソフトキーボード" 以外の "入力ツール" が欲しくなる。
 先日改めて紹介した<iPad向け手書きノートアプリ ジャストシステム創業者が設立したMetaMoJiが「7notes」>(<≪iPad向け手書きノートアプリ「7notes」≫/"iPad"は先行する"アプリ"が勝負所?(当誌 2011.05.23)>)という "アプリ" も、そうした "潜在ニーズ" に応えようとする製品なのだと了解している。
 だが、一般的には外部に "Bluetooth(ブルートゥース)キーボード " なりを設えるということになりそうだ。が、快適に使えるモノはそれなりの価格となる。

 そんなことで "悶々(?)" とするご同輩には、ちょっと耳よりな "タブレット変種(?)" がリリースされるようだ。下記の記事がそれである。

 "スマートフォン" の使い勝手を調べていると否応なく視野に入ってきてしまうのが、"(パケット)通信料金" の問題に違いない。無線LANの "Wi-Fi" 方式で使う分には視野の外に置いておけた問題が、"3G回線" を介する通信領域に入り込むと、にわかに意識せざるを得ないからだ。
 ただでさえ "節約" 意識が生活を覆うような昨今ではなおさらのことであり、まさか "パケ死" (※ 注) には至らないまでも、月々馬鹿にならない支払固定額が嵩むのは何としても避けたい。

 (※ 注) <パケ死(パケし)とは、携帯電話・PHSの使用に係るパケット通信料が高額で、支払困難または支払不能に陥っている様を表現した俗語である。
 移動体通信の端末が一般にも普及し、様々なサービスが利用できるようになったが、その通信においては通信時間ではなくやり取りされた情報量、つまりパケットの総量で利用料金が計算される。パケ死は、利用者は何気なくウェブサイトを閲覧したり、画像で装飾された電子メールをやり取りしたり、着うたなどのうち無料で提供されているコンテンツだけをダウンロードするといった利用をしていて、あまりデータ通信をしていないというつもりでも、実際には通信データ総量が思った以上にかさんでいたために、月末などの請求日に慌てるといった状態を指す俗語である。
 請求額が無制限に上がりうる上、日本においては多くの場合、事後支払い(ポストペイド)方式であるために、支払能力を超えた利用料金が発生してしまい、更に料金未払いにより通話が出来なくなる状態に陥るケースも出たことから、社会問題となった。特に、学生・児童などが、余暇に様々なコンテンツを楽しんでいて、思わぬ高額な請求に保護者まで巻き込んで問題となっている。>(<ウィキペディアより>)

 "モバイルWi-Fiルーター/3Gルーター" が注目を集めて、はや一年以上が経過する。
 なぜ "モバイルWi-Fiルーター" なのかと言えば、次のようになりそうだ
<モバイルルーターが注目され始めた理由の一つは、無線LAN機能を搭載したポータブル型デバイスの種類が増え、これらをインターネットにつなぐニーズが高まってきたため。ノートパソコンであればUSB接続型の通信モジュールを挿せばよいが、iPod Touchやゲーム機などのように無線LANは使えてもUSBポートを持たない機器は多数ある。こうした機器を接続する用途にもモバイルルーターは向いている。>(<モバイルルーターとは/ITpro nikkeibp.co.jp/2010/07/07>)
 端的に言えば、<無線LANは使えてもUSBポートを持たない>ところの "iPad" などの普及が拍車を掛けたのだ、と。

 確かに、"公衆無線LAN" スポットを利用するのも手ではある。(※ いざという場合に備えて、<無料でネット FreeSpot> をチェックしておくのも良い。そして、"Wi-Fi" 設定方法も事前に......。)
 だが、サイト閲覧などではなくてちょっとした "データ送信" などの場合、とかく "急を要する" ことがめずらしくない。となるとその現場から送信したくもなる......。
 という事情などが、"モバイルルーター" を視野に入れさせているのであろう。
 自分の場合は、出先から "データ送信" する必要があった場合には、これまで、"iPad" ではなくてノートPCに "3G携帯" を繋いで賄って来た。さほど頻繁に発生するケースでもなために、今後もまあこれで行くか......、と考えたりしている。

 "Android" や "クラウド" が追撃を掛けている中で、"iPad" は益々充実する "アプリ" で挑戦者に向き合う格好なのかもしれない。
 モバイルジャンルのニュースを振り返っていたら、迂闊にも見過ごしていた興味深い記事を見つけた。<iPad向け手書きノートアプリ「7notes」>である。
 この "アプリ" は、地味と言えば地味であるが決して悪くない! "日本語入力" 操作は "不滅の課題(?)" であろうし、"iPad" での "ソフトキーボード操作" のまどろっこしさを踏まえると、"手書き" からの変換入力のアプローチは大いにアリ! のはずである。
 ビジネス現場では、会議/ミーティングでの議事録などは、何よりも "入力速度" が問われる。よく "ホワイトボード" のデジタルコピーという手が使われたりもするが、そんな環境はどこでも許されているわけではなかろう。"iPad" 上でのこうした "アプリ" は実に手軽で好ましい。
 また、そもそも "手書き" という入力方法に馴染み、拘るユーザーは意外と多いのではなかろうか。また、私見ではあるが "脳活動" と "手書き" という動作とは緊密な関係がありそうな気がしている......。

 "節電" は、もはや否応なく取り組むべき課題だと言える。この日誌でも折に触れ書いている。

<庶民の生活では、"ひっ迫" しているのは "電力" に限らず、"家計" そのものも苦しいはずだ。
 となれば、"家計の切り詰め" という課題と重ねて "節電" 体制/態勢づくりを今すぐにでも始めなければなるまい。>(<節電は日本の緊急課題/"節電意識改革"と"SANWA SUPPLY ワットモニター(\3,750)"(当誌 2011.05.11)>

 で、今日は、これまた "些細な対策" でしかないが、二点取り上げてみる。
 その一点は、トイレなどの照明の "消し忘れ" 防止策、もう一点は、使用していない家電製品の "プラグをコンセントから抜く" という対策である。
 先ず、照明の "消し忘れ" であるが、自分の場合、トイレの照明の "消し忘れ" で家内からも再三注意されて来た。が、何度注意されても "糠釘" 状態が続き、自分でも呆れ返った末に、「そうだ! アレを組み込もう!」と思い立ったのが、"パイロットスイッチ" という器具方式なのであった。

 ここしばらくこだわっていた "Sony Ericsson XPERIA X10 mini PRO" は、確かに大前提は "Android" 搭載であり、また "SIM フリー" という点であったが、既に書いてきたようにもう一点は、"スライドする<QWERTYキーボードを搭載>" であった。
 "タッチ式ソフトキーボード" も便利ではあるが、イマイチ操作し難い。まあ個人差によるのだとは思うが......。
 そんな折、「じゃあ、従来のケータイ型のテンキーを復活させるっつうのはどう?」とばかりに登場しつつあるのが、スマホとケータイの "HYBRID" 型である。
 <SoftBank AQUOS PHONE THE HYBRID SoftBank 007SH>(SHARP製)というのがそれであり、その新発売をめぐる記事が意外と注目を集めている。

<折りたたみケータイそっくりのAndroidスマホ、ソフトバンクモバイルが発売
 ソフトバンクモバイルは2011年5月20日、折りたたみ式のボディを採用したAndroidスマートフォン「AQUOS PHONE THE HYBRID SoftBank 007SH」(写真)を、6月中旬以降に発売すると発表した。
 007SHは、形状や操作性を従来の携帯電話(フィーチャーフォン)に近づけたAndroidスマートフォン。ディスプレイ部分を180度回転させることが可能である。一般的な折りたたみ式の携帯電話のように画面を見ながらテンキーで操作したり、ディスプレイを反転させてたたみ、ほかのAndroidスマートフォンと同様にタッチパネルだけで操作したりできる。
 また、3.4インチ(854×480ドット)の3D対応ディスプレイや約1610万画素のカメラを搭載。HDMI端子を備え、007SHで撮影した動画像を家庭の液晶テレビなどに映し出せる。
 多くのフィーチャーフォンに採用されている緊急地震速報、ワンセグやおサイフケータイ、赤外線通信、防水・防塵といった機能も装備する。データ通信機能では、下り最大7.2Mビット/秒のパケット通信、Bluetooth、IEEE802.11b/g/n方式無線LANなどに対応している。OSには、スマートフォン向けで最新版のAndroid 2.3を採用した。
 ボディカラーはミスティブルー、ボルドー、ホワイト、ブラックの4色。画面を折りたたんだ際の端末サイズは51.8×113×19.3mm、重さは約140g。 >(<折りたたみケータイそっくりのAndroidスマホ、ソフトバンクモバイルが発売/ITpro/2011/05/20>)

 予想以上に早く届いてしまったので、嬉しさと戸惑いが半々の気分......。
 昨日書いた "Sony Ericsson XPERIA X10 mini PRO (ブラック) 海外携帯 (国内使用可能) 価格:¥ 19,800 " の件である。
  "SIM カード" 差し替え作業は先送りするつもりで、差し当たって、"Wi-Fi" 接続だけは気になっていた。と言うのも、これが奏功しなければ、ネット接続も叶わなければ、アプリ・インストールによる "日本語化" も、そして "Android" スマホの使い勝手習得という目論みなどもすべてが行き詰まってしまうからだ。
 また、わが家の "無線LAN環境" は、息子が設定・運用していたものをそのままで相乗りして来ていて、自分自身はこの環境については "ブラックボックス" 状態であった点も不安材料となっていた。。
 "iPad/iPod touch" での "Wi-Fi" 設定は、ほとんど何もしなくても問題なく設定できたのだったが、どうも今回は妙に不安が先立っていた......。

 そして、15センチ四方の軽々としたパッケージを開けて間もなく、その不安がジワジワと色濃くなって来た。
 バッテリー充電するのも待てなくてデフォルトのバッテリーを差すや否や起動させてみた。不安の第一が的中した! 画面に表示された文字は、"中国語" だったのである。"中国語" が分からず、"English" なら分かると胸を張って言えるものでもないが、まだ "English" の方が馴染めるだけに、先ず、気分がじんわりと沈んで行った......。
 でも、まあいいか......、と充電作業に取り掛かりしばしの休憩に相成った。

 "Android" を云々しながら、その "実デバイス" が手元にないのはやはり寂しい。
 振り返ると、"iPad/iPhone/iPod touch" 向けの "電子書籍" 制作を試みながら、"Android スマートフォン" が気になり続けていた。
 そこで、取りあえず次善策として着手したのが "Android SDK エミュレータ" なのであった。実際に "Android スマートフォン" を購入して使うことに二の足を踏む心境だったのかもしれない。
 ちなみに、"Android SDK エミュレータ" とは以下のような付き合い方をしてきた。

<Androidの使い勝手を携帯端末無しで味わってみる!Android SDKのエミュレータ!(当誌 2011.04.05)>
<"Android SDK エミュレータ"にて"Androidアプリ"をダウンロードしつつ試行錯誤!(当誌 2011.04.06)>
<"Android SDK エミュレータ"で,"ePub"が読める"Copper Reader"をインストール!(当誌 2011.04.07)>
<"自作ePub電子書籍"が,Android SDK エミュレータでうまくダウンロードできない?(当誌 2011.04.08)>
<Android SDK エミュレータで"自作ePub電子書籍"をダウンロード配布する試み成功(当誌 2011.04.10)>
<"Android SDK エミュレータ"でも"自作ePub電子書籍"は無難に表示!その画面例!(当誌 2011.04.11)>
<結局"iPod/iPhone"向けに制作した"ePub 電子書籍"は"Android"の端末でもOK!(当誌 2011.04.13)>
<iPhone/iPodtouch/Android向け"自作ePub電子書籍"2点/期間限定無償配布中!(当誌 2011.04.14)>
<Android向けフリー電子書籍リーダー"Copper Reader"の"縦書き対応"はスマート!(当誌 2011.04.15)>

 書店のIT関連コーナーには、今、 "スマートフォン/Android" 関連書籍が溢れている。尤も、この春/夏リリースの新機種をカタログ水準でアピールしたり、"Android アプリ" を紹介する "便乗" 雑誌類が大半を占めてはいる。
 が、そればかりでもなくて、"Android アプリ開発者" 向けの技術書の類も書棚から氾濫するほどに取り揃えられている。
 まさに、"スマートフォン/Android" は、今が "旬" とばかりに、衆目を集めている。確かに、ロクな話題しかないこの "不機嫌な" 時代環境にあって、意味ありげなビジネス的・技術的刺激を携えた "Android" は、話題性に富む、そんな "IT 機器" であるのかもしれない。

 それはそうとして、多分、今現在、若い世代の "IT 技術者" たちは、「Android、Androidと草木もなびく......」風潮の中で、心安からぬ心境にあるのではなかろうか。つまり、どんな取り組み方をするかは別にしても、とにかく "スマートフォン/Android" に対する自分なりの認識を持たなければならない......、といった "脅迫的" 空気のことなのである。
 そんな人たちは、下手をすると "闇雲なスタデイ" のために、おカネと時間とをムダにすることにもなりかねない。自分もよくそんな徒労に明け暮れたものである。
 そこで、"Android アプリ開発者" としての関心があるのなら「こんなサイトはどう?」というサイトをご紹介しておきたいと思った。

 以前に、"Android搭載スマートフォン" への "期待と不安" について以下のように書いた。

<現状では、"自由度・柔軟性" を携えた "Android搭載スマートフォン" は、それがゆえに "市場拡大" の大きな可能性を持つと同時に、"マルウェア" 感染の可能性という嫌な側面をも抱え込んでいるというのだ。皮肉な実情である......>(<企業のスマートフォン活用拡大/Android搭載スマートフォン/マルウェア感染 !? (当日誌 2011.05.03)>
 しかし、そんな "Android搭載スマートフォン" の "セキュリティ" 対策を支援する動きが活発になっているようである。

 今、グーグルの開発/経営路線上の新展開には、目を見張るものがある。昨日の話題、パソコン向けの無償OS "クローム" を搭載した "クロームブック(Chromebook)" もその一つだ。だが、スマートフォン/タブレット向けのOS "Android" でも "新機軸" が打ち出されていることに注目しておかないわけにはゆかない。
 一言で言えば、<スマートフォンの新しい可能性を開く> "新機軸" だと言えそうだが、それは、情報受信端末としての "スマートフォン" を、"リモコン(Remote Controller)" 風に活用する可能性を探る狙いだと言っていいのかもしれない。
 この間、注目しているニュースがいずれも「Google I/O 2011」という、"I/O" をキーコンセプトとするセッションであることに着眼するならば何となく頷ける話でもある。
 ※ c.f. <米Google社は2011年5月11日、米国サンフランシスコで開催した開発者向け会議「Google I/O 2011」の基調講演において、......>(<グーグルが8秒起動のノートPC「Chromebook」発表、月額28ドルのビジネスプランも用意/日経 ITpro/2011/05/12/菊池 隆裕=日経コミュニケーション>

 ところで、こうした文脈にあって、"日本のベンチャーのプロダクツ" が小さからぬ役割を果たしそうだという以下の話題も実に興味深い。

 昨日の情報、グーグルのパソコン向けの無償OS "クローム" を搭載した "クロームブック(Chromebook)" に関する続報の紹介ということになる。
 グーグルのWebブラウザ「Chrome」を中核とし、このWebブラウザから、ファイルへのアクセスやメディアプレイヤーをはじめとするあらゆるデータ処理を行う、というのが「Chromebook」だそうだ。
 主なターゲットは企業だそうだが、<起動時間が8秒程度と短いこと、稼働時間が長いこと(1回の充電で1日稼働)、ソフトウエアの更新を自動化していること、ファイルの保存でクラウドとの連動性を高めていること、セキュリティ機能をビルトインしていること>(下記参照)などは、一般個人ユーザーとしても大いに関心が向くところであろう。
 「App Store」のそれが "30%" であるのに対して、<Chrome Web Storeの手数料は5%>という点も、グーグルの "開発者" 優遇姿勢を強調するもののようである。

グーグルが8秒起動のノートPC「Chromebook」発表、月額28ドルのビジネスプランも用意
 米グーグルの開発者会議「Google I/O 2011」の第2日目の基調講演で、かねてからうわさがあったグーグルによるノートパソコン「Chromebook」が発表された(グーグルの公式ブログ)。グーグル自身が「ノートブックパソコンのゲームを変える」と意気込む戦略商品となる。
 Chromebookの中核は、グーグルのWebブラウザ「Chrome」である。このWebブラウザから、ファイルへのアクセスやメディアプレイヤーをはじめとするあらゆるデータ処理を行うというのが基本的な設計思想となる。 
 このほかChromebookの特徴は起動時間が8秒程度と短いことや稼働時間が長いこと(1回の充電で1日稼働)、ソフトウエアの更新を自動化していること、ファイルの保存でクラウドとの連動性を高めていることなどである。セキュリティ機能をビルトインしていることから、追加のアンチウイルス・ソフトウエアや保守は不要とする(ChromebookのWebサイト)。
 当初のメーカーは韓国サムスン・エレクトロニクスと台湾エイサーの2社(写真1、写真2)。グーグルの説明では、エイサー製が携帯性に優れているという。画面サイズはサムスン製が12.1インチ、エイサー製が11.6インチである。重量はそれぞれ1.48kg、1.34kg。いずれも無線LAN機能を搭載しており、3G(第3世代移動体通信)はオプションの扱いとなる。サムスン製は429ドルから、エイサー製は349ドルから購入できる。このほか、米インテルや米ベライゾンなどが協力企業として名前が挙がった。
 発売開始は6月15日で、当初は欧米の主要7カ国(米国、英国、フランス、ドイツ、オランダ、イタリア、スペイン)で購入可能。それ以外の地域では数カ月後に発売とする。
 企業や教育機関など向けには、遠隔からの端末一括管理サービスを含む月額利用プランも用意する。企業向けの月額利用料金は28ドル、教育機関や政府機関は20ドルとなる。......>(<グーグルが8秒起動のノートPC「Chromebook」発表、月額28ドルのビジネスプランも用意/日経 ITpro/2011/05/12/菊池 隆裕=日経コミュニケーション>




 "クラウド" について目を向ける時、自分の場合、実感的には<ウイルスバスター2011 クラウド>における処理の "軽快さ" のことを想起する。
 長年 "ウイルスバスター" のユーザーであったが、年々、"ウイルス検出" での確度が上がるのは良しとして、処理が "重い" という印象が拭えず閉口していた。"ウイルス検出" のための "パターンファイル" (ウイルスを検出するための指名手配写真?)が、ウイルスの拡大に伴って急速に増大していたからのようだ。
 ところが、ウイルス検出に必要な最小限のデータだけをパソコンに残し、約80%を "クラウド" 上のデータベースに移行させたという<ウイルスバスター2011 クラウド>からは、信じられないほどに "軽快な操作感" に変わったのである。
 ということで、自分の場合、やや単純な発想ではあるが、この実感が "クラウド" というシステム・アーキテクチャーへの印象とオーバーラップするのである。

 ということで、今日のキーワードは "クラウド" となる。そして、"クラウド" と言えば "アンドロイド" 。で、"アンドロイド" と言えば "グーグル" の戦略ということになりそうだ。
 この辺に関して、次のような最新報道が目に留まった。

 "スマートフォン" で、こういった "知らぬ間に......" というのがイヤですねぇ。
 つい先日も、携帯利用者の "位置情報" が、利用者の "知らぬ間に" 送信処理されているという "不気味" な報道があったばかりだ。

◆ 参照 <iPhoneとAndroid搭載携帯電話は定期的に利用者"位置情報"を両社に送信している? (当日誌 2011.04.24)>
※ 続報 <本日の米アップルを巡るニュース:"iPad2"発売/iPhone利用者の位置追跡"問題"?(当日誌 2011.04.29)>

 何が "イヤ" だと言って、やはり "知らぬ間に" というかたちで、利用者の "自覚" や "コントロール" の外で事が運ばれてしまうことに違いない。
 今回の報道は、以下のとおりであり、"通信料金" に絡むもの! "個人情報" 漏洩云々といった物騒な内容ではないが、この世知辛い経済環境での月々の "通信料金" の問題は決して些細な問題ではないはず......。

 このところ "アフィリエイト" を "面白がって" やっている。
 ついこの間までは、このブログサイトは、やたら "文字だらけ" で "殺風景" な佇まいであった。が、あっと言う間にうるさいほど "賑々(にぎにぎ)しい" 画面へと一変してしまったようだ。
 "凝り性(こりしょう)" である自分は、ひとつのことに "嵌る" とやや過剰なまでにのめり込む傾向がある。
 この "アフィリエイト" にしてからが、"Google AdSense" や "amazon アソシエイト" に端を発し、気がついてみると、"ValueCommerce(バリューコマース)" や "A8.net(エイハチネット)" などを介した "アフィリエイト" に雪崩込んでいた。

 ちなみに、<アフィリエイト【affiliate】>についておさらいをしておくと以下のようになる。

< Webサイトやメールマガジンなどが企業サイトへリンクを張り、閲覧者がそのリンクを経由して当該企業のサイトで会員登録したり商品を購入したりすると、リンク元サイトの主催者に報酬が支払われるという広告手法。
 仕組みとしては成果保証型広告と同じだが、アフィリエイトの場合には、その商品やサービスに関連した情報を掲載するWebサイトやメールマガジンが主な対象となり、それらと電子商取引サイトの間のパートナーシップの側面が強調される。書籍の書評にオンライン書店へのリンクを張る場合などは、それ自体が一つのコンテンツとなるため、サイトと企業の双方に利益のあるマーケティングプログラムだと言われている。
 企業にとっては、潜在的に商品に関心を持つ層に容易に到達できるというメリットがある。また、売上に応じて媒体側への支払い額が決まるため、ポータルサイトへのバナー掲載のように成果とは無関係に広告費が決まる他の手段に比べ、極めて費用対効果の高い広告手法と言える。>(<IT用語辞典 e-Words より>

 "原発停止" がこの日本の緊急課題ならば、これと表裏一体の関係にある "抜本的な節電" 体制/態勢づくりも喫緊の課題だということになろう。

<夏の電力切迫の恐れ 全国の原発54基中42基停止も
 東京電力福島第一原子力発電所の事故を受け、定期検査の終了予定を過ぎてもなお、営業運転再開を延期している原発が7基にのぼっている。安全対策や地元の理解が求められているためだ。今夏までに6基が定検に入り、再開できない状態が続けば全国にある商用原子炉54基のうち42基が止まる事態になり得る。火力や水力も含めた全電源の約15%で、夏の電力供給が各地で切迫する恐れもある。......>(<夏の電力切迫の恐れ 全国の原発54基中42基停止も/asahi.com/2011年5月10日20時29分>

 だが、長年の "電力浪費" 体質は、組織であろうと個人であろうと難しい。現代文化= "電力浪費" とさえ言える環境が当然視されて来たからだ。
 しかし、庶民の生活では、"ひっ迫" しているのは "電力" に限らず、"家計" そのものも苦しいはずだ。
 となれば、"家計の切り詰め" という課題と重ねて "節電" 体制/態勢づくりを今すぐにでも始めなければなるまい。
 で、"ダイエット" の課題で、 "体重計の数字認識" が想像以上に効果があるごとく、"節電意識改革" 推進においても、"消費電力(ワット)" の "実数字" と "にらめっこ" してみる体験・習慣は必ずや効果抜群であるに違いない。

 "iPad" によって効果的なプレゼンテーションを行うというケースに随分とこだわって来た。そんなことから、<"iPad2"と同時期に発表された「Apple Digital AVアダプタ」には興味が持てる! (当日誌 2011.03.05)>と書いたりもした。
 と言うのも、"iPad2" の日本での販売時点では、"Apple Digital AVアダプタ" が実販売されていなかったからだ。
 が、最近 "Apple Store" を覗いてみると、漸く、価格 \.3,980 での発売準備が整った気配である。

<Apple Digital AVアダプタ 価格 \.3,980
 製品の詳細
 スライド、映画、写真など、iPadの大きなスクリーンで見ているものを、さらに大きなハイビジョンテレビのスクリーンに映し出しましょう。
 Apple Digital AVアダプタがあれば、iPad 2の画面をそのままワイドスクリーンテレビやプロジェクター、そのほかのHDMI対応ディスプレイにミラーリングできます。部屋中のみんなに、あなたの手の中にあるものを大きく見せたいときに最適です。
 Apple Digital AVアダプタは、iPad、iPhone 4、iPod touch(第4世代)のビデオ出力にも対応します。
 iPad、iPhone 4、iPod touch(第4世代)をハイビジョンテレビまたはHDMI対応ディスプレイにつなげば、最大720pのスライドショーや映画を大きなスクリーンで楽しめます。 対応するスクリーンなら、デジタルオーディオも転送します。Apple Digital AVアダプタを、30ピンDockコネクタ経由でiPad、iPhone 4、iPod touch(第4世代)に接続し、HDMIケーブル(別売り)を使ってHDMI対応ディスプレイにつなぎます。AVアダプタに内蔵された2つ目の30ピンコネクタを使えば、HDMI対応ディスプレイに接続しながら、デバイスを充電したりシンクできます。
 このアクセサリーは下記の製品でお使いいただけます。iPodのモデルを区別する方法はこちらをご覧ください。
 iPhone 4 , iPod touch(第4世代) , iPad(第1世代) , iPad 2 >(<Apple Digital AVアダプタ/Apple Store>

 "Amazonのインスタントストア" 作成については、アドバイスめいたことをちょっとだけ書こうとしたのだが、システム自体が "面白い" ので、思わず "長居" をしてしまった。が、今日で締め括りたい。

(1) インスタントストアページ内の "商品並べ替え"
 これは昨日書くはずであった。
 商品を追加して行くと、その表示順を並べ変えたいと思うものだ。これは結構重要なことのはずである。その際はどうするのかという点なのである。
 <カテゴリーページを編集する>のページで、オレンジ色の<商品を追加>ボタンをクリック → <追加された商品>のボックスに表示された商品画像から、順序を変えたいものをクリック → <商品の設定を編集する>という小さなウィザード画面で、<このカテゴリーの商品の表示順>という数字入力欄の数字を変更!(一頁に9個の画像が順序どおりに並べられているのだ) → 数字を変更したら、<保存>ボタンのクリックで順序が入れ替わる。

 "Amazonのインスタントストア" の作成プロセスで、どんな商品を展示するのかが "カテゴリー" 設定で定まったら、今度は、その "カテゴリー" に含めたい個別の商品を選択し、"カテゴリー" ページに収納するという作業が続く。
 この "商品の追加" 作業は、スタート時だけではなく運用し始めてからも随時実施することになるはずだ。したがって、馴染み易い "自分なりの方法" をマスターして、スピーディに対処できるようにしておくことが望まれる。そこで、昨日の解説の続きとなる。

 "商品の追加" 作業に入るために、左側にある昨日設定済みの "カテゴリー" (<あなたのインスタントストアの設定>の段の直下に表示されているはず)をクリックする。すると、右側のウィザード欄が<カテゴリーページを編集する>に変わる。
 <カテゴリーのタイトル>が、昨日の設定でよければそのままで良いが、もし修正変更したければ "入力欄" のテキストを変更する。
 ついでに、一番下の "テキストエリア" に、<ページ上部に表示されるカテゴリーの説明文>を入力する。これは、展示される商品群の最上部に表示されることになる。ちょっと気の利いたメッセージが書ければ申し分ないところだ。

 さて、そこで、オレンジ色の<商品を追加>ボタンのある中央部の "商品の追加" 作業に取り掛かることにする。
 <特定の商品を追加する>という表示された "ドロップダウンメニュー" には、これ以外に<Amazon.co.jpのカテゴリーから商品を追加する>や<リストマニアのリストから商品を追加する>なども用意されている。
 ここでは、今後最も多用するであろう<特定の商品を追加する>のルートで話を進めることにする。

 "Amazonのインスタントストア" がちょっと "面白い" と昨日書いた。
 "ノーリスク、ノーリターン" の典型(?)もどきなのかもしれないが、何のリスクも伴わずに(だから、収益は期待すべくもないが......)、"Webショップ" の真似ごとができるというのは "面白い" と言ってよい。
 昨日は、ひとつのサンプルとして、このブログの "インスタントストア" 版である<Adhocblog Store>を紹介させていただいた。
 自分の場合、どちらかと言えば、収益結果を期待するというよりも、こうしたページを "作るプロセス" 自体が "面白い" と思えたのである。相応に "システマチック" であり、また指示どおりに進めればそれなりに完成するという点では "プラモデル" 風でもある。だから、ちょいと "クリエイト・パワー" を持て余している人にとっては、絶好の対象となるはずである......。
 ただし、こうしたシステムの活用では、"相応の慣れと直感" が無いと、作成の説明が書いてあっても、今一つ "呑み込めない" かもしれない。これは "フリーソフト" を使いこなす場合に共通する点なのかもしれない。
 そこで、"作るプロセス" で楽しめる(引っ掛かる)と思われる点を二、三書いてみようかと思い至った。

 日頃、頻繁に "お買い物" をして "Amazon" の良いお客である自分は、"Amazon" が提供する "無償サービス" については遠慮なく利用させてもらおう、とばかりに、今度は、"Amazonのインスタントストア" というものを作らせてもらった。
 いわゆる "アフィリエイト" の延長線上に企画された、アフィリエイターの "自由度・自立性" が多少認められた "新型" である。と言っても "アフィリエイト" とさほど変わらない。 "ビラ配り" のアルバイトが、"複数種類のビラ" を任せられたほどの違いだと言ってよさそうだ。

 どんなものかは、このページ内に表題が "AdhocBlog Store" というバナーを設置したので、関心のある方は訪問してもらえれば一目瞭然だ。バナーをクリックすると、通常の "Amazon" のサイトへではなくて、"Amazon" サイトの傘下に設置された "AdhocBlog Store" という、アフィリエイターの作った(カスタマイズした)ページに向かうのである。
 通常の "アフィリエイト" と異なる点は、広告対象が単一の商品ではなくて、アフィリエイターが関心を持つ "独自なカテゴリー" によって複数商品を、あたかも "Store" のごとく展示するという点なのである。

 "Amazonのアフィリエイト" での "お小遣い稼ぎ" に挑戦している人は少なくなそうだ。その仕組みや参画方法については、<amazonアソシエイト>で詳しく紹介されている。
 <Amazon へのリンクを貼る → ページを見た人がリンクをクリック → クリックした先でその人がお買い物をすると、最大8%の紹介料をゲット!>というのが、この仕組みの骨子である。
 冷水をかけるつもりはないが、期待するほどの成果が出せないのがクールな現実であることをとりあえずは言っておきたい。
 先ず、"アフィリエイト" という "看板" を立てるウェブページなりブログなりの、その "アクセス数" が振るわなければ、人通りのない畑の畔道(あぜみち)に "看板" を立てるのと同じであり、クリックどころか人目にもつかない。もちろん、"アフィリエイト" の効果が見込めるわけがない。お話にならないわけだ。

 醒めやらぬ大地震への恐怖感・不安感やら、今後も懸念される電力不足状況は、人々に節電意識を促すとともに、いつ起こるかもしれない "停電" に対する備えに関しても注意を向けさせているようだ。  "停電" も、淡々とした個人生活上での発生ならまだしも、仕事絡みや日常の医療などに関して電力供給が欠かせない場合なぞには辛いものがあろう。可能であれば、何らかの対策を講じたいと望んでも不思議ではない。  この間、夜間などの余剰電力を蓄える仕掛けの "家庭用蓄電池" の販売が話題に上っていた。ただし、メーカー側にとっては目新しい市場かもしれないが、これは数十万円以上とかなり高額であるため庶民感覚からはスルーされがちかもしれない。  ということからかどうか、"次善策・代替策" 的な関連商品か注目されているらしい。以下のような記事が目に留まった。、

 <携帯電話の販売台数は2007年度をピークに頭打ちなのに対し、スマートフォンの販売台数は右肩上がりを続けている>(<「Androidスマートフォン市場にはチャンスがある」スマートフォン2011春・テックファームの矢吹 通康氏が講演 2011.04.28 / PC Online / BPnet>)というのが、"スマートフォン市場" の現状のようだ。
 素人感覚でも、"携帯電話 vs. スマートフォン" の趨勢については、そうなんだろうな、と何となく頷ける。
 昨今では、活動中のビジネスマンの光景を見ても、スマートフォンを操作している姿の方がはるかに多く目に入るからだ。

 事実、ここに来て "企業でのスマートフォン活用" が注目に値するようになって来たらしい。

 片手間に、現行ブログサイトの "メンテ&カスタマイズ" を進めている。
 先日も書いたように、放ったらかしにしていると、"Movable Type" のブログシステムやら、通信システムやらへの "勘" が薄らぎ、ややもすれば "失念" するに至る。
 それを避けるためには、日常的に "手を掛ける" 習慣をつけておくに限るわけだ。
 この一両日の間にも、"CSS" レベルでの何ヵ所かのマイナー・チェンジを実施した。
 この辺りの作業は目立つ結果につながらなくとも、思い通りの結果を出そうと構えてみると、かなり入念にブログシステムの "テンプレート" その他の構造を把握しなければならない。したがって、立ち上げ当時の記憶を呼び覚ますには持って来いの作業なのだ。

 ところで、現行ブログサイトの "メンテ&カスタマイズ" のお手頃な材料としては、ページが何となく賑わう感じとなる "バナー" 類の広告(アフィリエイト)挿入という手がある。
 "アフィリエイト" とは、広告類の記事を添えておくことで、もし関心のある閲覧者がその記事をクリックしてそのサイトを閲覧しに向かったり、さらにそこで通販ショッピングをしたりした時には、販促協力としてのささやかな報酬( "一桁" 円!)が還元される......、というものである。
 ただし、どうもこれで "稼げた!" という実感が持てる人は極少数のようであり、大半は、"期待感/臨場感" でまどろんでいるのではなかろうか。
 自分の場合も、"稼ぐ" なぞという水準からは程遠い。ただし、まどろんでいるわけでもなく、自分なりの "意味付け" をしている。つまり、現行ブログサイトの "雰囲気作り" に奏功するような、そんな広告をセッティングする、とでも言おうか......。



 「白熱教室」(by ハーバード大学・サンデル教授)には好感が持てても、"白熱電球" というのはいささか時代錯誤になってしまったのかもしれない。

 これまで、"温もり色" の明かりを捨てがたく思い、門灯をはじめ玄関口その他の屋内照明にも好んで "白熱電球" を使って来た。
 が、いよいよ時代環境は "節電!" へと急加速している。つい最近まで、「計画停電」という緊急措置が採られていたほどだ。そして、今後も以下のような "節電" 状況が否応なく強いられそうである。

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