yasuo hirose: 2018年1月 アーカイブ

 "腸内細菌" や、それらで構成される "腸内フローラ" とも称される腸内環境のあり様は、"免疫力" と密接に関係して、われわれの健康維持にとってますます重要だと考えられている。

 ◆ 参照 当誌過去の "腸内フローラ" 関連記事

 (1) <"善玉菌" と "悪玉菌" とに分類される "腸内細菌" や、それらで構成される "腸内フローラ" とも称される腸内環境のあり様は、われわれの健康維持にとってますます重要だと考えられている......> ( "悪玉菌"を狙い撃ちする"抗体"/W27IgAを発見!炎症抑え腸内環境を整える(奈良先端大)/当誌 2016.07.06
 (2) <"腸内細菌" の果している役割は、重要かつ多彩だと指摘され続けている。 "腸は第二の脳" と評されることもあったりする。 また、"腸内細菌" と "脳内で起きる現象" との間の相関関係を指摘する声もある......> ( "うつ病" やっぱり!? 腸内ビフィズス菌など"善玉菌"が少ない人ほどうつ病の割合が.../当誌 2016.06.20
 (3) <"免疫抗体の6割が腸管でつくられる(腸内細菌/腸管免疫系)" と言われているとおり、ヒトの "腸" における "腸内細菌" のあり様は "免疫機能" にとって重要だと見なされている......> ( "(2型)糖尿病"もまた"腸内細菌"(腸内フローラ)の存在が関係している(ヤクルト)とは?!/当誌 2014.06.22


 今回注目する下記引用サイト記事大腸がんの予防にも!?風邪対策のための免疫力アップには「にんにく」が効果的!/AsaJo/2018.01.29 - 10:14 は、  <本格的に冷え込む季節が到来! 風邪を引かないためにも、免疫力をアップさせて、強くなるための体づくりが必要です。みなさんは、どんな風に体づくりに励んでいますか?  免疫学者の藤田紘一郎さんの著書「腸内フローラ免疫力アップレシピ」(扶桑社刊)によると、9割の病気は「腸内フローラ(腸内細菌の様相)」が関係しているそうで、このバランスを整えることで、さまざまな症状が改善することがわかっているのだそう。  ところで、病気といえば恐ろしいのはがんですよね。そのがんの中でも、大腸がんを予防するためには、腸内環境をよくすることが大切。そのためには、善玉菌を増やす食物繊維を摂ることがポイントになるそうです。ただ、最もがん予防効果が高い食材は、意外にも「にんにく」なんだそう。食物繊維を食べていればいい、というわけではないようです> と解説している。

 <......にんにくをうまくメニューに取り入れるためには、他の調味料に漬け込んだり、タレに使ったりするのもオススメです。タレントの中川翔子さんが焼肉パーティーで作っていた「アボカドにんにく漬け」や、紺野あさ美さんが作った「ねぎ塩豚丼」のタレも参考になりますね。ちなみに、このタレは、塩、生姜、にんにく、ごま油、お酒、鶏ガラスープの素などを使って作ったそうですよ。  疲労回復のためのスタミナ食としても知られているニンニク。モリモリ食べて免疫力をアップさせ、風邪だけでなく病気予防にも役立ててください> とある。




















 CT画像などからの診断(読影)の難しさは、かねてより指摘されてきた。また、その専門医である "読影医の不足" も懸念されてきた。 そこから、 "ディープラーニング" 手法を駆使した "AI" の活用に大きな期待が寄せられてもいる。

 ◆ 参照 当誌過去の "画像診断" 関連記事
 (1) "AI"を使い、皮膚がんの疑いを"患部の画像"から瞬時に判別するシステム! (京セラ)/当誌 2017.07.27
 (2) "AI/深層学習手法"で、"大腸がんやポリープ"の見逃しを防ぐ! 内視鏡検査を支援!/当誌 2017.07.11


 今回注目する下記引用サイト記事胃がん、AIで高精度検出「熟練医に匹敵するレベル」...がん研がシステム開発/yomiDr.ヨミドクター/2018.01.29 は、  <人工知能(AI)を活用し、内視鏡画像から胃がんを高い精度で検出するシステムを開発したと、公益財団法人がん研究会(東京都)などが発表した。  熟練した医師に匹敵するレベルといい、早期発見や正確な診断につなげたい考え> と報じている。

 <......同会が運営するがん研有明病院などで診断した1万2000枚以上の胃がん画像のデータを、コンピューターが自ら規則性などを探し出す先端技術「ディープ・ラーニング(深層学習)」でAIに学ばせ、病変を見つけられるようにした。  学習用とは別の画像2296枚を使って能力を検証したところ、77病変のうち71病変を検出(検出率92・2%)。迅速な対応が必要な6ミリ以上の病変に絞ると、71病変のうち70病変が見つかった(同98・6%)。解析は47秒で済み、1画像あたり0・02秒だった。  胃がんの内視鏡検診は医師の技量の差が出やすく、検査後に別の医師がダブルチェックすることが学会の指針で義務付けられているこのシステムで医師の負担軽減も期待される。  同病院上部消化管内科の平沢俊明医師は「胃がんは早期発見で根治できる。見逃さないことが大切」と話している> とある。

 この "AI活用の病変検出システム" は、<熟練した医師に匹敵するレベル> だそうであり、早期発見や正確な診断につながる と期待されている。 冒頭で触れたとおり、"読影医の不足" という深刻な現状もあるため、同システムの安定した稼動が望まれる...... (2018.01.29)

 今回注目する下記引用サイト記事より良い選択のために知っておきたい「先進医療の実際と誤解/YAHOO!ニュース/2018.01.27 - 06:00 は、  < 治療の効果と安全性を確認中である「先進医療」   毎年1月中旬頃、厚生労働省が「前年の6月30日時点で実施されていた先進医療の実績報告」を公表しています。先進医療の現状を確認するのに良い資料なので、興味を持って追いかけているのですが、「平成29年6月30日時点で実施されていた先進医療の実績報告」ではどんなことがわかるのでしょうか。  その前に、そもそも「先進医療」とは何であるのか、生活者が医療を受ける際の意識にも関わってくるので、説明しておきたいと思います。  「先進医療」とは、健康保険法第63条第2項第3号に記される「厚生労働大臣が定める高度の医療技術を用いた療養その他の療養であって、(健康保険の)療養の給付の対象とすべきものであるか否かについて、適正な医療の効率的な提供を図る観点から評価を行うことが必要な療養」のことをいい、「評価療養」の1つに挙げられます。  つまり、「先進医療」は将来的に健康保険で受けられる治療として認めるかどうか、有効性・安全性を確認している段階の治療ということ。「先進」との言葉から、最先端の治療でバツグンの効果があるというイメージが持たれがちですが、本当に有効で安全かどうかはまだわかりません。それが確認されれば健康保険対象の治療と認められるわけですから、むしろ「保険診療」のほうこそ進んでいると言えそうです> と解説している。

 <...... 必ずしも高額とは限らない先進医療の技術料   先進医療は健康保険が使えないのだから「高額」というイメージがありますが、実際のところどうでしょうか。  まず、先進医療の技術料部分は全額自己負担となるものの、診察・検査・投薬など保険診療部分は健康保険でカバーされることを知っておきましょう。  本来なら、保険診療と合わせて保険診療外の医療を受けた場合には「混合診療」となり、保険診療部分にも健康保険からの給付は受けられず、全額自己負担となります。それが、先進医療の場合は「保険外併用療養費制度」によって、保険診療部分は保険給付が認められているのです。  では、自己負担となる技術料にはいくらかかるのか。「平成29年6月30日時点で実施されていた先進医療の実績報告」によると、平成29年6月30日時点では102種類の先進医療技術数がありますが、技術料は実に千差万別です。  102種類のうち、100万円を超える高額の技術がいくつあるかというと21種類。がんの放射線治療で知られる陽子線治療(2,765,086円)や重粒子線治療(3,149,172円)のほか、先天性高インスリン血症の治療のオクトレオチド皮下注射療法(5,410,269円)、肺がん治療のNKT細胞を用いた免疫療法(1,790,531円)などが高額です。  一方、10万円以下の技術料も30種類あります。定量的CTを用いた有限要素法による骨強度予測評価(1,023円)、前眼部三次元画像解析(3,484円)のように1万円以下のものも。必ずしも高額というわけではありません。  「先進医療は高額」という思い込み、「高額なもの=良いもの」という刷り込みが、「先進医療は最良の治療」というイメージに結びつけるのかもしれません。   有効との評価が固まれば健康保険で受けられるようになる   また、保険のCMなどで見聞きする機会が多い「陽子線治療」や「重粒子線治療」が300万円前後かかることから、先進医療とはそれくらいかかるものだと思われている節があります。それらについても、健康保険が使えるケースがあるのはご存じでしょうか。  2016年4月から、陽子線治療は小児がん、重粒子線治療は手術による切除が難しい骨軟部腫瘍については、健康保険対象の医療となっています。長年に渡る治療の実施により、それらのがんについては効果があると確認されたためです。  さらに今年の4月から、健康保険の対象が広がるもようです。切除が難しい骨軟部腫瘍に対して陽子線治療が、また、頭頸部悪性腫瘍(口腔・咽喉頭の扁平上皮がんを除く)と前立腺がんに対して陽子線治療・重粒子線治療が、既存の放射線治療と比較しても十分または同等の効果があるという科学的根拠から判断された結果です。  それ以外のがんについては、現時点ではどちらも有効とのエビデンスが出ていないようですが、将来的に効果が確認されるかもしれません。 ...... 以下略 ......  こういった先進医療の実際を知っておくと、これから治療を選択する際にも役立つでしょう> とある。

 <推定患者数が283万人となり過去最多を記録した今冬のインフルエンザ。専門家は、A型とB型が同時に流行して患者数を押し上げている可能性があると指摘>( 今冬のインフルエンザ、なぜ猛威? A・B型同時流行の影響か/産経ニュース/2018.01.27 ) とあり、予断を許さない状況となっている。

 今回注目する下記引用サイト記事米でもインフル猛威 子ども37人死亡/KYODO/2018.01.27 - 07:09 は、  <【ニューヨーク共同】 米疾病対策センター(CDC)は26日、昨年10月以降、全米で猛威を振るっているインフルエンザによって子どもが少なくとも37人死亡したと発表した。全米で約1万2千人が入院し、過去15年で最悪規模となる可能性もあると警告した> と報じている。

 <......保健当局者によると、今シーズン流行しているのは、A型のうちH3N2型ウイルスで、幼児や高齢者は重症化しやすい傾向がある。2014~15年に記録したインフルエンザによる子どもの死者数148人に迫るペースとしている> とある。

 わずかな血液で "がん遺伝子(遺伝子異常)"60種類検出!> という "血液検査" が普及しつつあり、加えて、その結果見出された "遺伝子変異" に応じた "ゲノム医療" が急速に進展している、という。

 ◆ 参照 当誌過去の "血液 がん遺伝子" 関連記事

 (1) がん患者の血液から、原因となる遺伝子変異特定!新検査臨床試験開始!東京医科歯科大/当誌 2017.09.15
 (2) "がん"早期に発見する"血液検査"手法を新たに確立!技術高め検査普及へ(遺伝子研など)/当誌 2016.06.17
 (3) わずかな血液で "がん遺伝子(遺伝子異常)"60種類検出!多くのがんに対応 (国がん研セ)/当誌 2015.12.29


 今回注目する下記引用サイト記事肺がんの遺伝子変異、血液で解析...国立がん研究センターが臨床研究開始 は、  <国立がん研究センターは、肺がんの遺伝子変異を患者の血液で調べる臨床研究を始めたと発表した。  がんは、遺伝子変異を調べ、それに応じた治療薬を選択するゲノム医療が始まっている治療法がないとされる患者にも、効果的な薬が見つかる可能性があると期待されている> と報じている。

 <......今回の研究対象は非小細胞肺がんの患者約2000人で、昨年12月に登録を始めた。患者の血液にわずかに含まれている遺伝子を検出する手法で、がんに関連する73種類の遺伝子の変異を一度に解析する。従来行っているがん組織から遺伝子変異を調べる方法で得られる結果と照らし合わせ、違いがないかどうか確認する。  血液で簡便に遺伝子解析できるようになると、がん細胞の新たな変異を素早く把握でき、次の治療法の選択にもつながるという。同センター東病院呼吸器内科長の後藤功一さんは「世界で急速に進歩している技術。日本でも早く使えるようにしたい」と話している> とある。

 2タイプの"免疫療法" のうちのひとつ、"免疫(細胞)活性化法" の進展がめざましいようだ。

 ◆ 参照 当誌過去の "免疫療法" 関連記事
 (1) 血液がん(多発性骨髄腫)の細胞狙い撃ち死滅!免疫療法「CAR-T細胞療法」開発へ (阪大)/当誌 2017.11.09
 (2) 米で新型がん免疫細胞療法(ノバルティス社「キムリア」)承認!小児の難治性白血病に!/当誌 2017.09.03
 (3) 展開する、"がん免疫療法"、大きく分けて2タイプ ①免疫活性化法 ②ブレーキ解除法!/当誌 2017.08.08
 (4) 遺伝子改変でがんへの攻撃力を高めた"免疫細胞"!"血液がん"治験!(自治医大病院など)/当誌 2017.03.28


 今回注目する下記引用サイト記事がん患者自身の細胞、遺伝子操作で味方に 実用化へ前進/新聞社/2018.01.25 - 05:00 は、  <がん患者の体内から免疫細胞を取り出し、遺伝子操作して攻撃力を高めて戻す新たな免疫療法「CAR―T(カーティー)細胞療法」の実用化に向けた動きが本格化している。24日には名古屋大学病院が、ほかに治療法がない急性リンパ性白血病の患者を対象に厚生労働省の部会に再生医療の臨床研究として申請し、了承された。  治療法がなくなって、これまで救えなかったがん患者への新たな治療法になると期待されている> と報じている。

 <......患者自身のT細胞と呼ばれる免疫細胞に、がんになったリンパ球の目印を認識させ、がんを攻撃し続ける機能をもたせて体内に戻す。一度の点滴で効果が出るとされる米国で承認されている同様のメカニズムの薬(商品名キムリアなど)4千万~5千万円と高額なことでも注目を集めている。  今回了承された計画は、信州大の中沢洋三教授が考案した独自の技術をもとに名大と信州大が共同開発した。治療費の大幅な削減を目指している。  国内ではすでに、自治医大がタカラバイオと共同で臨床研究などを始めている米国で承認されたものや自治医大の治療法は、遺伝子操作にウイルスを用いている。だが今回了承された名大のものでは、ウイルスを使わない。高橋義行・名大教授によると、ウイルスを扱うことで生じる安全対策や施設整備のコストを10~15分の1以下に減らせる可能性があるという。  名大はまず12人の患者で、副作用の程度などの安全性や効果をみていく> とある。

 今回注目する下記引用サイト記事膵がんが段階的に悪性化する仕組みを解明 慶應義塾大学 大学ジャーナルオンライン編集部 /大学ジャーナル ONLINE/2018.01.23 は、  <慶應義塾大学の佐藤俊朗准教授らの研究グループは、39例のヒト由来の膵がん細胞体外で効率的に増殖させることに成功し、その詳細な解析によって、膵がん周囲の環境から与えられた細胞増殖物質に依存することなく増殖可能となることで悪性化していくことを明らかにした> と報じている。

 <......膵がんの生存率はあらゆるがん種の中で最も低い。膵がんが無症状のうちに進行し、手術困難な状態で発見される例が多いこと、抗がん剤治療の効果も長くは続かないことによると考えられる。近年、膵がん遺伝子情報の分析により、膵がん患者の生存期間に差があることがわかったが、その原因がわからず、治療への応用もなされていなかった。  研究グループは、細胞の外側から働きかけて、正常な膵臓の細胞の増殖を刺激するWntとRspondinという2つの物質が、膵がんの悪性化に深く関わっていることを発見した。また、膵がんはこの2つの物質を膵がん自身の増殖に必要とするかどうかで、段階的に悪性化する3つのタイプ(①Wnt非分泌型、②Wnt分泌型、③Wnt/Rspondin非依存型)に分類できることが分かった。さらに、そのタイプの違いはGATA6という遺伝子の発現の量に連動して定められていることを明らかにした。  また、研究グループでは、CRISPR/Cas9システムという遺伝子改変技術を用いて人工膵がんを作製し、膵がんが悪性化していく過程を再現することに成功した。  今回の研究は、ヒト由来の膵がん細胞を効率的に増殖させる技術を利用し、段階的に悪性化していく仕組みを世界で初めて明らかにした今後は、GATA6による膵がんの遺伝子発現プログラムのメカニズムを解明することで、膵がんに対する新たな治療戦略を立てる上での突破口となることが期待される。  論文情報:【Cell Stem Cell】Human Pancreatic Tumor Organoids Reveal Loss of Stem Cell Niche Factor Dependence during Disease Progression> とある。

 医療分野での目覚しい研究成果が報じられている一方、"研究不正" の動向を懸念する声が広がっているのも現状......。

 ◆ 参照 "研究不正" 関連記事
  <......浮かび上がってきたのは、激化する国際競争の中で変容してきた科学研究費の配分を巡って、翻弄される科学者の姿。そして、科学技術立国を掲げ、研究成果を国の発展につなげようという施策が、皮肉にも、科学を停滞させかねないという現実。......> ( 追跡 東大研究不正 ~ゆらぐ科学立国ニッポン~NHKスペシャル/2017.12.10 - 21:00


 今回注目する下記引用サイト記事京大iPS研助教の論文で捏造・改ざん 調査結果を発表/朝日新聞/2018.01.22 - 17:38 は、  <京都大iPS細胞研究所(山中伸弥所長)の特定拠点助教が発表した論文の図に、捏造(ねつぞう)や改ざんの研究不正があることが分かった。京都大は山中所長や副学長が22日会見し、調査結果を発表した> と報じている。

 <......山中所長「強く後悔、反省」 京大iPS研の論文不正  京大によると、不正があった論文は、同研究所所属の助教が筆頭著者で2017年2月、米科学誌ステム・セル・リポーツに発表した。論文では、iPS細胞から「血液脳関門」と同様の特徴を持つ脳の血管内皮細胞をつくったとしていた。血液脳関門は脳を守るために、脳に入る血液中の物質を制限する働きがある。  その後、論文の信頼性について疑義があるとの情報が同研究所に寄せられ、実験の測定値のデータから論文の一部のグラフの再構成を試みたが再現できなかった。このため、京大が予備調査を経て、本格的な調査を進めていた。  その結果、論文を構成する主要な六つの図すべてと、六つの補足図のうち五つで捏造(ねつぞう)や改ざんが認められた。これらの多くは、論文の根幹をなす部分にあり、論文で主張する内容に有利な方向に操作され、結論に影響していたという。論文の撤回を出版社に申請しているという。  また、図の作成や図のもとになった測定結果の解析はすべてこの助教が担当しており、共著者は関与していないとしている> とある。

 超高齢化時代にあって、"骨粗しょう症" に警戒の目が向けられている。<加齢による "骨粗しょう症" は、加齢によって "カルシウム吸収の悪化" が生じることをひとつの原因とするとともに、これまた加齢によって骨の生成に関わる "骨芽細胞" と "破骨細胞" とのバランスが崩れるこにも起因していると考えられている>

 ◆ 参照 当誌過去の "骨粗しょう症" 関連記事
  "紅茶に含まれる苦み成分"!"骨粗しょう症"の予防効果が!マウス実験で!(阪大チーム)/当誌 2015.02.26


 今回注目する下記引用サイト記事丈夫な骨を維持する仕組み、阪大チーム解明...骨粗しょう症治療へ期待/yomiDr.ヨミドクター/2018.01.22 は、  <丈夫な骨を維持する細胞の詳しい働きを、マウスの実験で解明したと、大阪大の石井優教授(免疫学)らのチームが発表した。  骨粗しょう症などの新たな治療法につながる成果としている。論文が国際科学誌ネイチャー・コミュニケーションズに掲載された。  動物の体内では、骨は常に古い部分が壊され、新しく作り替えられている。その際、古い骨を取り除く「破骨細胞」と、新しい骨を作る「骨芽細胞」が同時に働いており両者のバランスが崩れると骨粗しょう症などの病気になる。2種類の細胞が、どのようにバランスを調節しているかはわかっていなかった> と報じている。

 <......チームは、細胞の動きを生きたまま観察できる特殊な顕微鏡を用いて、マウスの骨の内部を調べた。その結果、2種類の細胞は、それぞれ数十個で集団を作り、集団同士が接触している部分では破骨細胞の働きが低下していた。石井教授は「骨芽細胞が、破骨細胞に直接触れることで、骨の破壊にブレーキをかけていることがわかった」と説明している。  国内で約1300万人の患者がいるとされる骨粗しょう症については、破骨細胞の働きを抑える治療薬などが実用化されているが、骨がもろくなるなどの副作用があった> とある。

 今回注目する下記引用サイト記事認知症トラブル マンション切実 高齢住人増加、孤立も/東京新聞/2018.01.20 - 夕刊 は、  <マンション住人の高齢化に伴い、認知症になってごみ出しができなかったり、ぼや騒ぎを起こしたりといったトラブルが目立っている。周囲が異変を見過ごし、放置される人も少なくない。子どもの独立などを機に移り住んだ夫婦が孤立し、問題が起きても気付かれないといったケースもある> と報じている。

 <......「助けて...」。二〇一六年八月の深夜、大阪市内の八十代の姉妹二人が暮らすマンションの一室から一一〇番があった。救急隊員が駆けつけると、室内は空き缶や食べ残しなどの大量のごみに埋もれていた。妹は脱水症状で意識が混濁し、そばで認知症の姉がおろおろしていた。  ともに命に別条はなかったが、クーラーが壊れた部屋は閉め切った状態で異臭がしており、訪れた地域包括支援センターの職員は「一日遅かったら、二人とも亡くなっていたかも」と振り返る。  支援センターは部屋を所有する妹の了解を得て、業者に頼み計二十トンのごみを一週間かけて処分。姉妹を施設に移し、部屋は成年後見人を付けて売却した。  マンション住民への説明会では、姉妹を案じる声があった一方、「資産価値が下がる」などの苦情も出た。支援センターの職員は「昔はよくいたおせっかいなご近所さんが消え、支援につながりにくくなった」と話す。  認知症にかかわるトラブルはごみ出しだけではない。棟内や外をうろうろしたり、水回りの管理ができず漏水を起こしたりするなどさまざまだ。  マンション管理業協会によると、ガスこんろの上に電気炊飯器を置いて調理をしようとしてぼや騒ぎを起こしたり、不安を感じて管理人に何度も相談して困らせたりした住民もいる。  マンションでの高齢化は進む一方だ。一三年度の国土交通省の調査では、世帯主を年代別でみると、六十代の居住者が31%と最も多く、七十代以上は19%。六十代以上が半数を占め、五年前より約10ポイント増えた。対照的に、五十代や四十代は減っている。  高齢者のライフスタイルの変化も見逃せない。都市部の高齢夫婦は、子どもが独立すると、一軒家を処分し、マンションに移り住むケースが増えている。  都内の民生委員は「マンション生活は快適な半面、『地縁』が薄くなり、新たな近所付き合いが必要だ。困ってからでは遅い」と心配する。  トラブルが表面化した場合、理事会や管理会社が対応するが、限界がある。「親族に協力を求めて連絡しても拒まれ、連絡すら取れないこともある」(管理業協会)  東京都健康長寿医療センター研究所の粟田主一(あわたしゅいち)研究部長は、四月には全国の自治体に設置される認知症初期集中支援チームの活用を訴える。「住人がおかしいと感じて支援チームに連絡すれば、福祉職員らが何度も話を聞きに来る。当事者と早期に接触して信頼関係を築き、受診を促したりする支援が必要だ」> とある。

 今回注目する下記引用サイト記事ストレスががんリスク高める? がんセンターが疫学調査発表/産経ニュース/2018.01.20 - 07:30 は、  <ストレスが高いと長期的に感じている男性はそうでない男性に比べがんにかかるリスクが2割高まるとの研究結果を19日、国立がん研究センター(東京)がまとめた。部位別では肝がん、前立腺がんでストレスの影響が強くみられた喫煙や飲酒などがんのリスク要因となる生活習慣の影響が排除しきれないことから、センターは「今後、さらなる検討が必要だ」としている> と報じている。

 <......研究は全国10カ所の保健所管内の40~69歳の男女約8万人を対象に、平成2年以降の研究参加時と5年後の2回、日ごろ感じているストレスについて答えてもらい、ストレスのレベルを「低」「中」「高」の3グループに分けた。さらに平均で13年間、健康状態を追跡し、長期的なストレスレベルの変化とがん罹患の関連を検討した。  その結果、調査開始時と5年後のストレスがいずれも高かった男性のグループが、いずれも低かった男性のグループより1・19倍、がんになるリスクが高かったストレスが多い人は特に肝がん、前立腺がんが多かった。女性ではストレスとがんの関連はみられなかった。研究結果は、英科学誌サイエンティフィック・リポーツに発表した> とある。

 "がん発症と飲酒との関係" は、厳しく問い質されるほどではないにしても、頻繁に取り沙汰され続けてきたかと思われる。

 ◆ 参照 当誌過去の "「がん 飲酒" 関連記事

 (1) 早期の"食道がん"は禁酒すれば、再発の割合が半分に抑制される! 追跡調査結果(京大)/当誌 2016.08.25
 (2) "のどのがん(喉頭がん/咽頭がん)"!耳鼻咽喉科でのがん患者が増えている!飲酒喫煙!?/当誌 2014.07.31


 今回注目する下記引用サイト記事米学会 酒はがんの危険高める 飲み過ぎに注意 声明発/毎日新聞/2018.01.19 - 09:40 は、  <米臨床腫瘍学会の、がん予防委員会は「飲酒はがんの危険性を高める可能性がある」として、アルコールを飲み過ぎないよう注意を呼びかける声明を発表した。飲酒とがんの関係は、国際がん研究機関(IARC)をはじめ国内外の研究機関から報告されているが、同学会が飲酒の危険性を公式に認め、対策に乗り出すのは初めてという> と報じている。

 <......声明によると過剰な飲酒は喉頭、食道、肝細胞、結腸などのがんの原因になり得るほか、女性の乳がんに関しては、適量の飲酒でも、わずかに危険性を高めるとの研究報告がある世界で新たにがん患者となる人の5.5%、がんによる死亡者の5.8%は飲酒が原因と考えられるという。  米国立衛生研究所(NIH)などはアルコール5%のビール1缶(約340ミリリットル)を2時間以内に男性なら5本、女性なら4本飲むことを「深酒」とし、1カ月に5日以上、そのような飲み方をした場合に「過剰な飲酒」としている。  最新の英国での研究によると、特定の条件下ではマウスの体内でアルコールの成分により、血液のもととなる細胞のDNAが破壊されることが確認された。欧米の研究者は飲酒ががんを発症させる仕組みが明らかになりつつある」としている。 (共同)> とある。

 他人の細胞を使って作った人工多能性幹細胞(iPS細胞)から網膜の細胞を作製し、重い目の病気の患者に移植(「他家移植」)する世界初の臨床研究> については、拒絶反応 は元より、不安定な経過が回避されるかどうかが注目されてきた。

 ◆ 参照 当誌過去の "他人の人工多能性幹細胞(iPS細胞)から作った網膜の細胞" 関連記事
  <理化学研究所などのチームは28日、目の病気の患者に、他人の人工多能性幹細胞(iPS細胞)から作った網膜の細胞を移植する手術を実施したと発表した。他人のiPS細胞を使った移植は世界初。患者本人のものを使うより準備期間が短く、費用も安くなる利点がある。iPS細胞を使った日本発の再生医療の普及に向けた大きな一歩となる> ( 世界初、他人のiPS移植="他家移植"!目の病気に網膜細胞!準備期間と費用圧縮!(理研)/当誌 2017.03.30

 今回注目する下記引用サイト記事iPS移植で初の重篤症状 目の病気、臨床研究/KYODO/2018.01.16 - 18:08 は、  <神戸市立医療センター中央市民病院と理化学研究所などのチームは16日、他人の人工多能性幹細胞(iPS細胞)から作った網膜の細胞を、重い目の病気の患者に移植した世界初の臨床研究で、患者1人に網膜がむくむ症状が出たと発表した。理研によると、安全性などを確かめるiPS細胞の臨床研究で、重篤な事例の発生は初めて。原因の一つとみられる「網膜前膜」という部分の除去手術を15日に行った> と報じている。

 <......理研の高橋政代プロジェクトリーダーは記者会見で「iPS細胞との因果関係は否定できない。入院を伴うため重篤のカテゴリーに当たる」としたが、「緊急性や生命への影響はない」と説明した> とある。

 今回注目する下記引用サイト記事がん転移関与のペプチド発見 久留米大などの研究グループ 抗体投与で抑制、新薬期待/西日本新聞/2018.01.15 - 11:00 は、  <久留米大と久留米総合病院(福岡県久留米市)の研究グループが、がんの転移に作用するペプチド(アミノ酸の結合体)を突き止め、オランダの医学誌(電子版)に発表した。がん細胞が他の臓器や器官に転移した患者の血液に特定のペプチド(転移ペプチド)が現れることを確認し、がん細胞の増殖につながる血管新生も促していたという。動物実験では、転移ペプチドの働きを抑える抗体の投与で転移を防ぐ効果が出ており、新薬開発が期待される> と報じている。

 <......同大医学部の津留美智代講師によると、肝臓がんの元患者47人を追跡調査。5~10年後、骨に転移したグループと、転移しなかったグループに分けて血液を解析した。  この結果、転移したグループには転移ペプチドが出現。乳がん、肺がん、大腸がん、前立腺がんなどの患者の追跡調査でも同様の結果で、転移したがん細胞からも転移ペプチドが見つかった。転移しなかったグループには一切現れなかった。  がん細胞の増殖には大量の酸素と栄養素が血中に必要とされ、細胞周囲の血管新生が補給路の役割を果たしている。動物実験転移ペプチドを胚(受精卵)に注入したところ、胚内に血管新生が起きることを確認。試験管内の実験で、がん細胞を転移ペプチドが入った溶液に入れると、がん細胞同士の接着が弱まり、転移しやすい状態になったという。  がんを治療したマウスに転移ペプチドの機能を抑制する抗体を投与すると、がんの転移は見られず、副作用もなかったという。既に製薬会社から創薬に向けた相談があり、津留講師は「転移ペプチドは、がんの転移に重要な役割を果たしている。早期発見にもつなげ、転移に対する不安をなくしたい」と話している。=2018/01/08付 西日本新聞朝刊=> とある。

 今回注目する下記引用サイト記事犬・猫の感染症で死亡、国内初確認...福岡の60代女性/yomiDr.ヨミドクター/2018.01.16 は、  <犬や猫などから人にうつるコリネバクテリウム・ウルセランス感染症による死亡例が国内で初めて確認されたことが分かった。厚生労働省は、都道府県や日本医師会などに対し、注意を呼びかける通知を出した。  死亡したのは、福岡県の60歳代の女性で、2016年5月、呼吸困難で救急搬送され、3日目に亡くなった。この女性からウルセランス菌が検出されたほか、屋外で3匹の猫に餌をやっており、このうち1匹の猫からも同じ菌が確認された。厚労省は猫から感染したとみている> と報じている。

 <......国立感染症研究所の調べでは、国内では01年に千葉県で初めて感染例が報告され、17年11月末までに全国で25例が報告されている。国内では、人から人への感染例は報告されておらず、多くは犬や猫からの感染。治療は、抗菌薬が有効とされている。  厚労省は「動物にさわった後は手洗いをしてほしい。また犬や猫がせきやくしゃみ、鼻水などの症状を示したときは、ウルセランス菌感染の心配がある。早めに獣医師の診察を受けさせて」と呼びかけている。  ◇  【 コリネバクテリウム・ウルセランス感染症 】 主に家畜やペットなどの動物にいる「コリネバクテリウム・ウルセランス」という細菌に感染することで起きる。英国など海外でも感染例が報告されている。症状はジフテリアと似ており、喉の痛みやせきなどが出て、重症化すると死亡することもある> とある。

 "iPS細胞" が、移植治療に使われる再生医療分野での期待度を高めれば高めるほど、"iPS細胞" が内在すると見られている "がん化の恐れ" を、どう抑止するのかという課題の解決が、クローズアップされる。

 ◆ 参照 当誌過去の "iPS細胞 がん化" 関連記事
 (1) iPS細胞から、がん化の恐れある不要な細胞を、約2時間で除去できる薬剤を開発!(京大)/当誌 2017.05.20
 (2) "がん化"の恐れある未分化/未成熟なiPS細胞、たんぱく質"CD30"駆使して除去! (阪大)/当誌 2014.00.00


 今回注目する下記引用サイト記事iPS細胞のがん化原因特定 安全な細胞の選別容易に/神戸新聞NEXT/2018.01.15 - 21:50 は、  <人工多能性幹細胞(iPS細胞)からさまざまな組織などを作る際、がん化するかどうかを見分ける方法を発見したと、先端医療振興財団・細胞療法研究開発センター(神戸市中央区)の川真田伸センター長らのチームが発表した。良質なiPS細胞の量産につながり、再生医療の実用化に弾みがつくと期待される。10日付の英国科学誌サイエンティフィックリポーツに掲載された> と報じている。
  <......iPS細胞は、何もしなければ未分化のまま無限に増殖。そこに特定の遺伝子を加えることでさまざまな細胞や組織に分化するだが、一部が分化せず、がん化することが課題だった。  チームは、胎児の臓器形成に関わることで知られ、iPS細胞にも存在する分子「CHD7」に着目。細胞ごとに含有量を測定した結果、一定値以上であれば分化するが、それ以下であれば、がん化することを突き止めた。CHD7が分化を始めるスイッチの役割を果たしていた。同様に人のさまざまな細胞になる胚性幹細胞(ES細胞)でも確認した。  川真田センター長は「安全なiPS細胞を短時間で簡単に選別することができる。再生医療の一般化に貢献できる発見だ」としている。(山路 進)> とある。

  "脳梗塞" による "脳の神経細胞" の破損は、"取り返しがつかず" 、その部分の機能に障害をもたらす、というのが定説のようである。 だが、これへの "挑戦的な研究" もまた進められている。

 ◆ 参照 当誌過去の "脳梗塞 幹細胞" 関連記事
 (1) 神経や軟骨に変化する"幹細胞"を使った"脊髄の再生医療"を、2018年にも実現!(ニプロ)/当誌 2017.08.07
 (2) 脳細胞の一種が、"脳梗塞"で損傷した神経細胞の断片を除去する"掃除屋"を! (山梨大)/当誌 2017.06.24
 (3) "脳梗塞で死んだ細胞"を再生!事件現場(?)の"iSC細胞"で!兵庫医科大、定説覆す!/当誌 2017.01.07


 今回注目する下記引用サイト記事脳梗塞治療の定説覆す「脊髄」「他人の歯」を活用した治療法/BIGLOBE - NEWSポストセブン/2018.01.13 - 16:00 は、  <脳卒中の大部分を占める脳梗塞は、発症するとそのまま命を失うこともあり、幸いにして一命を取り留めても後遺症に悩まされるケースが多い。  脳梗塞治療で最大の難問は、「一度傷ついた脳神経組織は元に戻らない」とされる点だ。このため治療はリハビリによる機能回復がメインになる。  この"定説"を覆そうと挑戦を続けるのが、北海道大学病院の川堀真人医師だ。昨年11月、川堀医師のグループは、脳梗塞の患者の脊髄から取り出した幹細胞を用いた再生医療の臨床試験に着手したと発表した> と報じている。

 <......脳梗塞患者の脊髄から採取した幹細胞を培養して、脳がダメージを受けた部分の周囲に直接注射します。幹細胞の働きで脳神経組織が蘇り、運動機能が回復することを目指します」(川堀医師)  北大病院はすでに2人の急性期脳梗塞患者に幹細胞移植治験を行ない、成果を挙げた。  「通常の治療では車いすになる可能性のあった患者が杖を持って歩けたり、立つ練習ができるようにまで回復し、これまで見込めなかった運動機能の改善が見られます。2018年は安全性を確認する治験が終了する見込みで、その後は効果を確認する治験に入る予定です。  医学界の常識である『脳の細胞は一度死んだら修復できない』という説を覆す、希望の入口に立てたと思っています」(同前)  「他人の歯」を使ったユニークな脳梗塞の特効薬も実現に向けて動き出している。JCRファーマと帝人は、他人の歯から取り出した幹細胞を用いた急性期脳梗塞の治療薬を共同開発中だ。  「一般的に用いられる骨髄は細胞を取得する際の侵襲性が高くドナーに負担がかかるうえ、日本では細胞取得のシステムがなく海外からの輸入に頼ります。一方の歯髄由来幹細胞は廃棄される『抜かれた歯』から入手可能で、ドナーに負担をかけず採取できる。そこで当社は歯髄に着目しました」(JCRファーマ広報)  骨髄由来幹細胞には、神経を保護する、免疫を調整する、血管の新生を促すといった作用がある。  「これによって、脳梗塞の後遺症を軽減する効果が見込めます。これまでの薬は発症から数時間以内の投与に限定されましたが、当社の開発する歯髄由来幹細胞なら、発症から数日後の投与でも効果が期待できます。今年中に企業治験を開始する予定です」(同前)> とある。

 患部に "近赤外線" を当てることを契機にして、がん細胞に攻撃を加えるというがん治療法が、その研究段階から注目されてきた。

 ◆ 参照 当誌過去の "近赤外光" 関連記事

 (1) 【補足】近赤外線でがん細胞を攻撃!光免疫療法:がん細胞に結合のたんぱく質"抗体"!/当誌 2015.05.09
 (2) 近赤外線でがん細胞を攻撃!舌がんや咽頭がんなどに新たな治療法!臨床試験を開始!/当誌 2015.05.08


 今回注目する下記引用サイト記事光免疫療法 近赤外線で治療 がんセンター3月から治験へ/毎日新聞/2018.01.13 - 07:30 は、  < 近赤外光を使ってがんを治療する「がん光免疫療法」の国内初の治験(臨床試験)が、国立がん研究センター東病院(千葉県柏市)で3月に始まることが決まった。再発頭頸(とうけい)部がん患者を対象に実施する。同療法の実用化を目指す米製薬ベンチャー「アスピリアン・セラピューティクス社」が13日にも発表する。同療法は、米国立衛生研究所(NIH)の小林久隆主任研究員が開発した> と報じている。

 <......がん細胞表面のたんぱく質に結びつく「抗体」に、近赤外光によって反応を起こす化学物質を付着させ、患者に注射。患部に近赤外光を当てると化学物質が反応し、がん細胞の細胞膜を傷つけて死滅させる。  近赤外光はテレビのリモコンに使われ、人体には無害。がん細胞だけを狙って攻撃できるため副作用が少なく、手術や抗がん剤などで治らない進行がん患者の新たな治療の選択肢として注目されている。  治験は、米国で2015年に始まった。従来の治療で治らず再発した舌がん、咽頭(いんとう)がんなど頭頸部がん患者を対象に実施した結果、安全性が確認され、効果を調べる段階に進んでいる。公表データによると計15人の患者のうち14人のがんが縮小し、そのうち7人はがんが消失したという。残る1人もがんは悪化していない。  ア社は昨年12月、厚生労働相に米国と同様に頭頸部がんを対象とした治験計画を届け出た。今後、倫理審査委員会を経て、安全性を確認するため少人数の患者に実施する。がん研究センター東病院の土井俊彦副院長は「光免疫療法は他のがんへの応用も含め、さまざまな治療の可能性が考えられる。患者が海外で治験を受けることは難しく、国内での承認に向けた治験実施は重要な意味を持つ」と話す。【永山悦子】   小林久隆・NIH主任研究員の話 この治療法の論文を11年末に発表してから約6年で、日本で治験が始まることになった。少しでも早い実施が患者の皆さんの役に立つと理解していたので、ようやくここまでたどりついたという思いだ> とある。

 抗がん剤治療での難関は、通常のがん細胞を死滅させても、"冬眠して潜伏" している "がん幹細胞" がもたらす、後日の "再発" を防げない点だと言われる。

 ◆ 参照 当誌過去の "がん幹細胞" 関連記事

 (1) "がん幹細胞"が死滅しても、通常がん細胞が"先祖返り"で復活!大腸がんで発見!(慶大)/当誌 2017.04.10
 (2) 術後長期間を経て"再発・転移"する乳がんのメカニズムを解明!(国がん) 新治療法へ!?/当誌 2014.07.05


 今回注目する下記引用サイト記事がんの親玉 起こして退治 九州大学生体防御医学研究所主幹教授 中山敬一氏/日本経済新聞/2018.01.12 は、  <毎年100万人が新たにがんと診断される時代になった。がんは抗がん剤などの治療で一時的に消えても、再発や転移を抑えなければ完全に治すことはできない。九州大学生体防御医学研究所の中山敬一主幹教授は、がん細胞の親玉ともいえる「がん幹細胞」を退治することに成功がん根治に向け、大きな一歩を踏み出した> と報じている。
  <......抗がん剤はおよそ70年前に使われ始めたが、いまだに年間37万人ががんで亡くなっており、その数は年々増え続けている。なぜ抗がん剤で治らないのか。  従来の抗がん剤は、細胞分裂を繰り返して増えている細胞のみを殺す。ところが、がん細胞1万個に1個以下の割合で存在するといわれるがん幹細胞は、じっとしていて、いわば冬眠状態にある。抗がん剤でほとんどのがん細胞を死滅できても、冬眠中のがん幹細胞は薬の攻撃をすり抜けて生き延び、やがて再発する。再発したがんの細胞は遺伝子に変異が生じていて、抗がん剤が効かなくなっている。  そこで眠っているがん幹細胞を早い時期に起こし、抗がん剤で攻撃すればがんが完全に治るのではないかと考えた。そして、がん幹細胞が冬眠するのに欠かせないたんぱく質「Fbxw7」を発見した。このたんぱく質がん細胞が増えないようにブレーキをかけている。「ブレーキをはずしてがん幹細胞が増えるようになれば、再発を防げるのでは」と仮説を立て、白血病のネズミを使って実験した。  白血病のネズミにイマチニブという抗がん剤を与えるとがん細胞はほとんど消えるが、抗がん剤を止めるとがんが再発してほとんどのネズミが死んでしまった。一方、このネズミのFbxw7遺伝子を破壊してから抗がん剤を投与すると、がん幹細胞まで死滅して抗がん剤を中止しても再発しなかった。  現在、Fbxw7が働かないようにする薬の開発を進めている。5年後には新たな抗がん剤の候補を見つけたい (西山彰彦)> とある。

 今回注目する下記引用サイト記事糖尿病治療に有効な希少糖 自治医大などの研究チーム/KYODO/2018.01.09 - 21:03 は、  <自然界に少量しか存在しない希少糖の一種で、血糖値の上昇抑制や肥満予防に役立つとされる「D―アルロース(プシコース)」が、糖尿病治療に有効なホルモン「GLP1」の分泌を促す効果を持つことがマウスの実験で分かったと、自治医大などの研究チームが9日付の英科学誌電子版に発表した> と報じている。

 <......矢田俊彦・自治医大教授(生理学)らの研究チームによると、GLP1はインスリンを分泌させたり、食欲を抑えたりする糖尿病治療では同様の効果がある注射薬が用いられるが、吐き気などの副作用があり、今回の発見で経口投与ができる薬の開発につながるという> とある。

 今回注目する下記引用サイト記事インフルエンザ脳症 意味不明な言動に注意/熊本日日新聞/2018.01.10 - 13:34 は、  <インフルエンザの流行のピークが近づいています。インフルエンザにかかった乳幼児の最も重い合併症インフルエンザ脳症です。後遺症を残すことが多く、死亡する場合もあります。熊本地域医療センター(熊本市中央区)の柳井雅明・小児科部長(日本小児科学会指導医)に解説してもらいました。(高本文明)> と報じている。

 <......インフルエンザ脳症とはどのような病気ですか。  「インフルエンザの感染に伴い、意識障害を主症状として急激に進行する脳障害です。発熱に加え、けいれん、意識障害、意味不明な言動などが起きます。脳浮腫や急性壊死[えし]など、さまざまなタイプがあります」  発症の仕組みは。  「インフルエンザウイルスに感染すると、ウイルスと闘うために体内の炎症反応を促進する炎症性サイトカインが過剰につくられます。しかし、闘いが激しくなり過ぎると、全身の臓器でアポトーシス(細胞死)が急速に進行し、血管内皮の障害によって血液中の水分や物質が血管外に漏れやすくなります。全身の多臓器不全が起こり、重篤な場合は死亡します。脳が腫れて後遺症が残ることも少なくありません」  どれぐらいの患者が発生していますか。  「昨季までの8シーズンでは全国で毎年64~319人の報告がありました。昨季は117人で、10歳未満が60%、5歳未満が39%を占めています。かつては死亡率は約30%に上り、後遺症は25%の子どもに残りました。近年では医療の進歩で、死亡率は約7%まで改善されましたが、後遺症は約15%に残り、依然として重篤な疾患です」  意識障害が主な症状です  「発症の初期には、幻視・幻覚や、意味不明な言葉を言うなどの異常言動・行動がしばしば認められます。このような行動が現れたらインフルエンザ脳症を疑う必要があります」  「ただ、高熱のために異常行動を起こす場合として、『熱せん妄[もう]』もあります。脳症との区別は難しいのですが、異常行動が長く続き、けいれんを伴うときは要注意です。すぐ医療機関を受診した方がいいです」  「また、高熱のときには、『熱性けいれん』が誘発されることがよくあります。短時間で自然に治まり、意識が速やかに回復すれば脳症の可能性は低いと思われます」  インフルエンザ脳症の治療法を教えてください。  「初期的な治療法は、ガンマグロブリン大量療法、ステロイドのパルス療法、抗インフルエンザ薬です。さらに重篤な場合は、脳を保護する脳低温療法や血漿[けっしょう]交換療法などの高度な特殊療法があります」  -家庭で注意することは何ですか。  「市販の解熱薬などを自己判断で安易に与えないでくださいアスピリンや、ジクロフェナクナトリウム、メフェナム酸は、脳症を誘発することがあります。解熱薬としてはアセトアミノフェンが推奨されます。また、脱水にならないよう水分補給を心掛けてください」  -インフルエンザ脳症の予防法はありますか。  「インフルエンザそのものに感染しないようにすることです。十分な手洗いやうがい、せきエチケットなど、基本的な対策がとても大切です。罹患[りかん]しても重症化を防ぐためには、ワクチンの接種が有効です。例年、春先まで流行は続きますので、これから接種しても重症化予防の効果は期待できます。早期診断、早期治療によっても、死亡や後遺症など、重大な事態を減らすことができます> とある。

 今回注目する下記引用サイト記事結婚で認知症のリスク低下?/47 NEWS/2018.01.09 は、  <生涯独身だった人は結婚している人に比べ、認知症を発症するリスクが42%高いとの研究結果を、英ロンドン大などのチームがまとめた。配偶者と死別した人も、リスクが20%高くなっていた> と報じている。

 <......チームは、1992~2016年に発表された結婚と認知症に関する論文15編を分析。研究参加者はスウェーデン人を中心に日本人や米国人を含む計約81万人。認知症の発症リスクは性別や年齢にかかわらず、独身者と死別者が高いという結果だったが、離婚した人のリスクは、結婚している人と変わらなかった。  リスクを左右する要因は解明できていないが、結婚に伴い社会的交流が増えることなどが影響した可能性があるとチームはみている> とある。

 今回注目する下記引用サイト記事うつ病による自殺に即効性のある薬が見つかる/yomiDr.ヨミドクター/2018.01.07 は、  <うつ病では自殺の危険性が高まるが、自殺を止めるのに有効な薬剤はなかった。全身麻酔薬であるケタミンに、自殺を考えてしまう気持ち(自殺念慮)を短時間で抑える作用のあることが臨床試験で分かった。米国のコロンビア大学メディカルセンターの研究グループが報告した( Am J Psychiatry2017年12月5日オンライン版 )> と報じている。

 <......気分、うつ、疲労の改善にも効果  臨床試験の対象となったのは、自殺念慮のスケールであるSSI(Scale for Suicidal Ideation)スコアが4点以上の大うつ病の成人80例。うち43例が抗うつ薬を服用していた。低用量ケタミンを注射する群と、比較の薬剤である麻酔薬ミダゾラムを注射する群の2つに分けた。  注射後24時間のSSIスコアの低下は4.96ポイントとケタミン群の方が優れており、統計学的に意味がある差だった。SSIスコアの50%以上の低下を「薬が有効な症例」と定義したところ、その割合はケタミン群で55%、ミダゾラム群で30%。ケタミン群では、気分、うつ、疲労でもミダゾラム群よりも改善が見られた。  近年発見された抗うつ薬には自殺念慮に対する効果が確認されているものもあるが、効果が表れるまでには数週間かかり、短時間での抑制は期待できない。研究グループは「ケタミンは即効性があり、こうしたケタミンの作用を研究すれば新しい抗うつ薬の開発に道をつくるだろう」と述べている。(あなたの健康百科編集部)> とある。

 今回注目する下記引用サイト記事老人ホーム、944人が事故死...国に報告1割/yomiDr.ヨミドクター/2018.01.05 は、  <全国の有料老人ホームから2016年度、自治体に報告された誤飲や転倒など事故による入居者の死者数が944人に上ることが読売新聞の調査でわかった。国は全国集計をしておらず、自治体から国への死亡事故の報告は約1割にとどまっている。再発防止に向けた情報共有が徹底されていないことも浮き彫りになっており、厚生労働省は実態把握に乗り出す考えだ> と報じている。

 <......有料老人ホームでの事故について、読売新聞は17年11~12月、指導監督権を持つ都道府県と政令市、中核市に対する調査を実施。全115自治体から回答(一部項目の無回答を含む)を得た。対象施設は約1万8000施設で、老人福祉法で有料老人ホームに該当するサービス付き高齢者向け住宅も含まれる> とある。

 今回注目する下記引用サイト記事肺がん 抑制、新手法 細胞内の輸送役を破壊 がん研チーム、動物実験で効果/毎日新聞/2018.01.06 は、  <既存の抗がん剤に耐性を持った肺がんに対し、細胞内で物質を輸送するゴルジ体を壊す新手法で、がん細胞の増殖を抑える効果を動物実験で確認したと、がん研究会(東京都江東区)と東京理科大のチームが米国のがん専門誌に発表した。胃がんでも同様の効果を確認しており、「新たな仕組みで幅広く使える日本発の分子標的薬が期待できる」としている> と報じている。

 <......肺がん国内のがんによる死因のトップで毎年約7万人が亡くなっている。このうち約3割の人は、遺伝子変異によって増殖を促す刺激を受け取りやすくなった受容体がん細胞の表面にある。  その受容体の働きを邪魔する分子標的薬が有効とされてきたが、使い続けると受容体に別の変異が生じ、1~2年で薬剤耐性になる問題があった。  がん研がん化学療法センターの旦(だん)慎吾部長(分子薬理学)、理科大の椎名勇教授(有機合成)らのチームは、ゴルジ体を一時的に壊して機能を妨げる化合物を見つけ人工合成に成功肺がんを再現したマウスに投与し、細胞表面に受容体そのものを送れないようにして、がん細胞の増殖を抑えて縮小させる効果を確かめた。ゴルジ体は後で元に戻り、副作用は非常に少ないという。  旦部長は「肺がんの薬物治療は、新たな薬が出ては耐性に変化するイタチごっこのような状況だが、今回の成果は大本を抑えるので多くの患者を救える可能性がある。安全性を確かめて5年内に治験に進みたい」と話す。【千葉紀和】> とある。

 "ヘルペスウイルス" を使った "がんのウイルス療法" については、かねてより着目されており、正常細胞への影響がなく(副作用がなく)がん細胞を狙い撃ちする点に少なからぬ期待が寄せられてきた。

 ◆ 参照 当誌過去の "ヘルペスウイルス" 関連記事

 (1) がん治療の効果向上! "がんのウイルス療法" と "がん免疫薬(抗PD-1抗体)"とを併用!/当誌 2017.09.26
 (2) がん細胞狙い撃ち!正常細胞傷つけぬ"ウイルス薬"(ウイルス療法)治験開始へ(鹿児島大)/当誌 2015.06.10
 (3) がん細胞だけを破壊する"ウイルスの投与"と"放射線治療"とを併用する新療法!(岡山大)/当誌 2015.04.13
 (4) がん細胞だけに感染するウイルス使い脳のがんへの"ウイルス療法"!東大医科研治験開始!/当誌 2014.12.24


 今回注目する下記引用サイト記事がん細胞を溶かして破壊 ヘルペスウイルスの研究開発進む/@niftyニュース - NEWSポストセブン/2018.01.05 - 07:00 は、  <様々な感染症などを引き起こすことから、人体への悪影響ばかり懸念されるウイルス。しかしこの"悪者"の攻撃性を使ってがんを撃退するという、コロンブスの卵的な発想から生まれたのが「腫瘍溶解性ウイルス療法」である> と報じている。

 <......臨床研究に携わってきた名古屋大学大学院医学系研究科の粕谷英樹教授が解説する。  「1990年代半ばから、米国で『ウイルスに感染した小児がん患者の腫瘍が小さくなる』という事例が見られ、ウイルスに抗がん作用があるのではと考えられてきました。実際にここ数年で飛躍的にがんの治療法としての研究開発が進んでいます」  この薬剤の研究開発を進めるタカラバイオ広報担当者が指摘する。  「臨床開発で用いるのは、人間の口周辺にできるヘルペスのウイルスの仲間です。このウイルスはがん細胞に入り込むと、がん細胞を溶かして破壊します。さらにウイルスは増殖して隣のがん細胞を溶かします。  正常な細胞には作用せず、がん細胞だけを溶かすので、副作用を抑えたがん破壊効果も大いに期待できる抗がん剤です」  すでに皮膚がんの一種である「メラノーマ」の企業治験(治験の最終段階)がほぼ終了し、今年中の実用化を目指している。5年生存率が5%以下という「難治性すい臓がん」でも昨年から企業治験が始まっている。  「人類の敵」と疎まれたウイルスが、がん撲滅の救世主となる日はそう遠くないかもしれない。  「新しい薬」ではなく、「新しい薬の運び方」に着目した画期的ながん治療が「ナノマシン」だ。  片岡一則・東京大学大学院工学系研究科教授らの研究グループが開発したもので、直径数十ナノメートル(10億分の1メートル)の極小カプセル「ナノマシン」に抗がん剤を入れて、がん細胞に直接到達させる。この"配達方法"は「ドラッグ・デリバリー・システム(DDS)」と名付けられている。  医療経済ジャーナリストの室井一辰氏が解説する。  「現在の抗がん剤の最大の課題は、がん細胞をピンポイントで攻撃できず、正常な細胞も攻撃してしまうために様々な副作用が生じることです。DDSの技術向上でこの課題をクリアすれば、がん治療は飛躍的に向上します」  がん細胞は発生すると、増殖するために血液から栄養を取り込もうとして、自らの周囲に血管を寄せ集める。ナノカプセルはこの血管の隙間から侵入して、がん細胞に直接働きかける。  「『ナノマシン』といっても機械仕掛けではなく、カプセルはアミノ酸とブドウ糖でできている。そうすると、体内で異物と認識されにくくなるといわれています。別の研究として、日本では日本化薬のものが開発の最終段階です」(同前)  ※週刊ポスト2018年1月12・19日号> とある。

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