yasuo hirose: 2014年1月 アーカイブ

 今、"再生医療" に向けた "万能細胞" 作製に関する研究熱い眼差しが向けられている。

 "万能細胞" とは、"あらゆる臓器や組織の細胞へと分化可能な細胞" のことであり、これまでに、"胚性幹細胞(ES細胞)" や "人工多能性幹細胞(iPS細胞)" のアプローチが名乗りを挙げてきた。

 ただし、いずれも着々とした研究成果を挙げてはいるものの、作製効率/作製に要する期間/がん化のリスクなどの点で、研究途上にあると見なされている。

 そんな状況下で、"想定を超える! 研究成果" が登場したことになる。( c.f.「何百年の歴史を愚弄」と言われて「誰も信じてくれなかった」......

 "STAP"(「stimulus triggered acquisition of pluripotency」(刺激惹起性多能性獲得)の略)という "万能細胞" が、その画期的な "ルーキー" である。

 未だマウスからの作製の段階であり、人間の細胞からSTAP細胞が作れるかは不明のようであるが、大きな期待が寄せられている。

 下記引用サイト記事新型「万能細胞」作製...ES、iPSに続く「STAP」 理研、酸の刺激だけで成功/msn 産経ニュース/2014.01.29 - 21:45 は、その "意表を衝いた成果!" を以下のように報じている。

 <弱酸性の刺激を与えるだけの簡単な方法で、あらゆる細胞に分化できる万能細胞を作製することに理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(神戸市)のチームがマウスで成功した。胚性幹細胞(ES細胞)や人工多能性幹細胞(iPS細胞)に続く新型の万能細胞で、再生医療の研究に役立つと期待される。29日、英科学誌ネイチャー電子版に発表/ iPS細胞は遺伝子を使って初期化するが、今回の方法は酸性の溶液に浸すだけ/ 全く新しい万能細胞として「刺激惹起(じゃっき)性獲得(STAP(スタップ))細胞」と命名/ 作製したSTAP細胞は、神経や筋肉などの細胞に分化する能力がある/ あらゆる細胞に変わることができる万能性を持っていた/ iPS細胞は遺伝子操作に伴うがん化のリスクがあり、初期化の成功率も0・2%未満と低い。これに対しSTAP細胞は、外的な刺激を与えるだけなのでがん化のリスクが低く、初期化成功率も7~9%成功率が高いのは生後1週間以内のマウスの細胞を使った場合に限定されることなどが課題> とある。

 現状は不明だとされる "人間の細胞からSTAP細胞が作れるかどうか" の解明に期待を寄せたいところである。




















 昨日も注目したばかりだが、"中国の鳥H7N9型インフル" からは目が離せない

 ◆ 参照 "鳥インフル"拡大!中国:昨年を上回るペースで急拡大!韓国:初動防疫に失敗で拡散!( 当誌 2014.01.29 )

 新たな情報として、下記引用サイト記事 1中国の鳥インフル、新たに感染 3省で8人、H7N9型/【共同通信】/2014.01.29 - 00:14 は、この28日にも "新たな感染者が計8人" のあったことを、次のように報じている。

 <中国浙江、江蘇、広東3省の衛生当局は28日、鳥インフルエンザウイルス(H7N9型)の新たな感染者が計8人確認されたと発表/ 同型ウイルスの感染者は昨年3月に中国で初確認後、香港で確認された3人、台湾での2人を含め計260人となり、うち72人が死亡/ 今年に入り感染者が急増しており、28日までの同型ウイルス感染者は計111人> とある。

 また、下記引用サイト記事 2鳥インフル、人から「限定的な感染」 中国、警戒強める/朝日新聞/2014.01.28 - 23:55 は、"人から人へ感染" という最悪の懸念について、以下のように報じている。

 <中国で感染が拡大している鳥インフルエンザ(H7N9)で、中国国営新華社通信が27日、「浙江省で人から人への限定的な感染が起きている」と報じた/ 今回は発生そのものを認めた/ ウイルスが変異して、人から人へ感染しやすくなれば、世界的大流行(パンデミック)につながる恐れがある。東北大の押谷仁教授は「十分な警戒が必要だ」と強調> と。

 今後の感染増加推移と、ウイルスの変異の有無とがいよいよ要注意事項となる......。

 今、"H7N9型 鳥インフルエンザ" が中国(そして朝鮮半島)で不気味に拡大を続けている動向が気にかかる。
 ウイルスは、時間経過の中で予想外の変異を遂げていくため、最悪の事態( "ヒト-ヒト感染!" )も視野に入ってきてしまうからだ

 ◆ 参照 [最新情報]"H7N9型 鳥インフルエンザ"厳重な監視が必要!今後のウイルス変異に警戒!( 当誌 2014.01.23 )

 そして、下記記事における中国/韓国での最新状況は、やはり要注意! だと言わざるを得ない。

 下記引用サイト記事 1鳥インフル感染者100人超に 中国浙江で12人死亡/【共同通信】/2014.01.27 - 22:57 は、昨年を上回るペースとなっている中国での "急拡大" を以下のように伝えている。

 <今年に入ってから同日までに確認された感染者は、香港の1人を含め計103人に上り、うち浙江省の事例を含めると中国全体で20人以上が死亡した。約150人が感染した昨年を上回るペースで急拡大している> と。

 また、下記引用サイト記事 2鳥インフル初動防疫に失敗、移動中止措置を急いで再発動=韓国(1)/中央日報/中央日報日本語版/2014.01.27 - 13:07 は、韓国での "防疫対策" において "初動防疫に失敗" のあったことが報じられている。

 <鳥インフルエンザが過去と同じ様相で広がっているにもかかわらず韓国政府は今回もやはり拡散遮断に失敗した。防疫対策に問題があるという指摘が出ている> とある。

 韓国での "失敗" を傍観視していられるほどに、わが国の "防疫対策" は優れているのだろうか。"渡り鳥" の飛来については心配無用なのであろうか......。

 27日の東京株式市場は、"円安頼みの日本の成長戦略" での円高(一時102円割込み!)リスクオフ傾向を誘い、日経平均株価は大幅に続落。一時、1万5000円を割る場面も。終値は前週末比385.83円安の1万5005.73円となり、まさに "円安なかりせば......" をまざまざと知らせることとなったようだ。

 ここに来て、"新興国経済の不振" が世界市場の足を引く動きとして懸念されているが、やはり、"円安依存" 継続中の日本経済にとっては、意に反する "円安相場に変調!" という事態が、少なからず警戒されている。

 下記引用サイト記事円安相場に変調、今週はFOMCなどリスク要因山積/REUTERS/2014.01.27 - 08:16 では、この動向に潜む "懸念要因" が注意深く洗い出されている。

 <FOMCで波乱含み/ ファンド勢など、これまで円安戦略で収益を得てきた短期筋の間では、予想通りにテーパリングが決定されればリスクセンチメントが一段と委縮し、ドル/円の下値リスクが高まるとの見方も> と総評された上で、個々の懸念事項について以下のとおり指摘されている。

 <ルー米財務長官発言/ ルー米財務長官は16日、日銀の異次元緩和と円安傾向に関連し「日本は為替レートの利点だけに依存した戦略で長期成長を目指すべきではなく、(為替政策を)注視し続ける」と発言/ 円安推進の前提は日米関係の安定であり、日米関係が蜜月でないことを考えれば、今後円安政策を追求するのは厳しくなるかもしれない

 <TPP交渉/ 米国では中間選挙も近づいており、TPP交渉をめぐって議会からの圧力も強まっている/ TPPの参加国が輸出を伸ばすために自国の通貨を安く誘導する為替操作をしないよう監視する

 <変調きたす円安/ 足元で変調をきたしている円安相場については、統計的に円が売られ過ぎとのシグナルも点滅/ このため、円高方向への「調整が意識されやすい水準にある」

 <経常収支構造の変化とリパトリ/ 例年3月にかけてはリパトリ(引用者注.海外投資資産を自国に戻すこと)による円買い需要も顕著で、実需の円売り需要を相殺する規模に達する可能性もある

 <米景気好調の割に強くなれないドル/ 米経済がそれほどいいのであれば、株価がスパークするなりドル高が一段と進行するなりしてもよさそうだが、そうなれないところに今の相場の限界が潜んでいる/ 米国が政治的にも外交的にも内向きになっていることや基軸通貨としてのドルの弱まりが、ドル高相場が持久力を欠く要因

 状況を単純化して言うなら、これまで、"米国の動向" が思いのほか "幸いしていた" 日本経済であったが、"米国" 自体が米景気好調の割に強くなれないドル> という状況に至り、まるで "ツケ" が回されるかのようにその "是正" が図られつつある、ということになるのであろうか......。

 "iPS細胞" 技術のアプローチを活かした "がん免疫療法" が、実現へと歩を進めている。
 "がん免疫療法" とは、患者体内に備わった "免疫力/免疫細胞" を活性化させ、支援することで、"がん細胞" の動きを封じ込める治療法だと理解できる。

 もう一年前のことになるが、次のような動向に注目したことがある。

 <ウイルスに感染した細胞やがん細胞などを攻撃する免疫細胞の一種「T細胞」を一度、人工多能性幹細胞(iPS細胞)にした上で、同じ能力を持つ「元気」なT細胞に再生させることに世界で初めて成功したと、東京大の中内啓光(ひろみつ)教授らのグループが発表した。このT細胞を患者の体に戻すことで、がんなどの新たな治療法につながる ......>( iPS細胞の技術応用で、がん細胞などを攻撃する免疫細胞の一種"T細胞"の若返りに成功!( 当誌 2013.01.05 )

 ◆ ほか参照 iPS細胞(人工多能性幹細胞)研究の多彩な動向!着実な歩みを見せる実用化アプローチ!( 当誌 2014.01.17 )

 今回の記事では、この延長線にありながら、この進展への歩幅の広いことに気づかされる思いがする。

 下記引用サイト記事iPS細胞、がん免疫療法に応用研究/日刊工業新聞/2014.01.23 が、この "広い歩幅の進展" をまざまざと伝えている。

 <がん免疫療法への応用を目指し、iPS細胞から免疫細胞を作り出す研究が進んでいる。理化学研究所は強力な免疫作用のあるナチュラルキラーT(NKT)細胞」の作製に成功。 熊本大学は膵臓がんや胃がんの治療に向けて「マクロファージ」と「樹状細胞」を効率的に増やす手法を開発した> とある。

 ともに、<iPS細胞から免疫細胞を作り出す研究> という点では共通しているが、両研究機関の成果それぞれの特徴は以下のように強調できようか。

 理化学研究所 :

 <NKT細胞は、細胞傷害性の「ナチュラルキラー(NK)細胞」と「T細胞」を活性化して腫瘍を抑制する働きを持つ腫瘍抑制効果> という点!

 熊本大学 :

 <(免疫細胞である)マクロファージ樹状細胞を大量培養/ さらに、がん細胞を攻撃する「インターフェロン(IFN)β」を産生する能力を加えた> という点!

 いずれにしても、患者体内に備わった "免疫力/免疫細胞" を活性化させ、支援することで、"がん細胞" の動きを封じ込めるという、まさに "がん免疫療法" の面目躍如たるものがあると言える。

 聞き慣れた言葉、"免疫力"! この "自然メカニズム" が、今、改めて注目される理由について、多くを語る必要はなさそうな気がする。
 今日の "タイトル" の含意を起点にして、わずかでも "免疫" に関する今日的事情を垣間見てみるならば、現代の医療/医学に占める "免疫(力)" 問題の比重の大きさが自ずから了解されるのではなかろうか。

 もちろん、"免疫(力)" 問題をことさら大きく浮かび上がらせているのは、国民の二人にひとりが狙い撃ち(?)にされている "がん" 罹患率の脅威であろう。
 さらにその治療法の代表格とされる "放射線治療、抗がん剤治療" のいずれもが、"免疫(力)" とは対極的な位置付けにある治療法であるばかりか、構造的に、"免疫(力)" を "犠牲" とせざるを得ない点も見過ごせない点かと思われる。

 さて、下記引用サイト記事免疫、健康に一役 異物を攻撃する「自然免疫」に個人差 アピタル編集部
/朝日新聞/2014.01.25 は、こうした現代の重要課題となった "免疫(力)" の問題について、元来が複雑な医学知識を、実に要領良く整理し叙述していると思えた。

 ただ、<免疫、健康に一役> という表題での表現は、人類が "数百万年" の歳月をかけて培ってきた "免疫メカニズム" に対しては、やや過小評価しているような気がしないでもない......。要点は以下のとおり。

 <免疫力が高い・低いといった言葉で表現されるものは、『NK活性』という指標で説明できます/ 白血球の一種であるリンパ球のうち「ナチュラルキラー(NK)細胞」が主役になる「自然免疫」という仕組み/ 20歳前後に最も高くなり、その後は加齢と共に値が下がっていく/ 同じ人でも日によって値が上下する点/ 最もマイナスの影響が大きいのがストレス/ 食べ物でNK活性が上がったというデータもある/ 免疫細胞が最も多く集まる腸で、吸収されたヨーグルトの成分NK細胞を活性化させた

 <相手を正確に見分けて適切な攻撃を加えるリンパ球/ T細胞/ 大量の外敵が体内に侵入して自然免疫では手に負えなくなると、この外敵だけ攻撃する能力を持ったT細胞が億単位まで急激に増加、一斉攻撃を開始/ T細胞は、別のリンパ球B細胞」に情報を渡す。B細胞は外敵の動きを封じる「抗体」と呼ばれるたんぱく質を作り出す/ 麻疹(はしか)などの病気に2回以上かかりにくくなる理由だ/ 予防接種・獲得免疫

 <免疫が戦うのは「外敵」だけではない/ がん細胞/ 1日当たり新たながん細胞は約5千個もできるといわれている/ このがん細胞が「がんの芽」だ/ 増えて集まるとがんになる/ リンパ球が早い段階で、がん細胞を見つけて殺してしまうので、ほとんどの場合、がんにならずに済んでいる

 <一方で、免疫が過剰に働くことで起きる問題もある/ 何らかの理由で過剰な反応が出ると花粉症などのアレルギー症状/ また、間違って自分の体の細胞を攻撃してしまうのがリウマチなどの自己免疫疾患/ 「衛生仮説」と呼ばれる考え方 ...... 感染症が減った。病原体にさらされることが減り、獲得免疫の働く機会も減ってしまった。それが、アレルギー疾患の増えた原因 ......> とある。

 "免疫" は、<健康に一役> どころではなくて、人間が生存していく上で不可欠な役割を果たしているものと考えられそうだ......。

 "がん" という病が恐れられる理由のひとつは、 "がん再発" と "がん転移" という現象にあるとされる。

 知人のあるがん患者さんは、内臓の複数部位にがんを発症し、これらへの治療を進める過程で、"脳へのがん転移" を誘発させて闘病を続けておられる。
 また、かつて "舌がん" を発症させた知人で、転移が一切無くてもう20年近くも難を逃れているというケースもある。

 ちなみに、この "がん転移" とは、以下のように解説されている。

 ◆ 参照 ――
 < 転移(てんい、metastasis)とは、腫瘍細胞が原発病変とは違う場所に到達し、そこで再び増殖し、同一種類の腫瘍を二次的に生じること
 がんが転移して新しい腫瘍が形成されると、それは二次がんあるいは転移がんと呼ばれ、転移した細胞は原発病変のものと同一種となる。これは、例えば、乳癌が肺に転移した場合、二次がんは悪性の肺細胞ではなく、悪性の乳腺細胞によって形成されることを意味する。この肺の疾患は肺癌ではなく乳癌肺転移になる。但し臨床医学の現場では習慣的に、二次がんが転移した先の器官の名前で「転移性○○がん」と呼ぶ
 特定のがんは特定の臓器に転移するといった傾向もある。例えば、前立腺癌は、通常、骨に転移する。同様に、大腸癌は肝臓に転移する傾向がある。また、女性の場合、胃癌はしばしば卵巣に転移する(Krukenberg播種)。
 腫瘍は良性腫瘍と悪性腫瘍とに分類されるが、このうち、悪性腫瘍のみが浸潤や転移を行う。見掛け上、良性腫瘍であっても、転移が起こった場合には悪性腫瘍とみなされる。......
>( ウィキペディア/転移 (医学)

 こうした "がん転移" を抑制するという研究成果について報じているのが、下記引用サイト記事がん転移抑制する酵素発見 熊本大の尾池教授ら/くまにちコム/2014.01.24 である。

 <熊本大大学院生命科学研究部の尾池雄一教授(48)=分子遺伝学=らのグループが23日までに、がんの転移や周囲の組織に入り込む「浸潤」を促すタンパク質ANGPTL2」の働きを詳しく解明。このタンパク質の働きを抑える分解酵素を発見した/ 分解酵素は、体内にある「TLL1」。この酵素の働きを活性化させる薬などが開発されれば、がん進行を食い止める新たな治療として期待されるという> とある。

 がん患者さんたちにとって大きな不安となっている "がん転移" という現象が、効果的に抑制される治療薬/治療法が一刻も早く待ち望まれる......。

 下記引用サイト記事 2原子炉の核燃料、宇宙線で位置特定 福島第1調査に応用も/日本経済新聞/2014.01.23 - 11:00 によると、

 <高エネルギー加速器研究機構、筑波大学などの研究グループは23日、宇宙線のミュー粒子を使って原子力発電所の建屋内部にある核燃料の位置や大きさを特定することに成功したと発表/ 事故で核燃料が溶け落ちたとされる東京電力福島第1原子力発電所の調査に応用できると期待/ ミュー粒子は宇宙から地上に大量に降り注ぐ宇宙線。人体の内部を外から調べるエックス線のように、建屋の外から原子炉の内部を調べられる> とある。

 また、下記引用サイト記事 1(画像引用)宇宙線で原発内可視化に成功 福島第1廃炉へ活用期待/【共同通信】/2014.01.23 - 11:02 の画像は、この "計測装置" によって得られた "イメージ" だとされる。

 <福島第1原発の1~3号機では、核燃料が溶け落ちたとみられている。今後、廃炉処理をするには核燃料がどのような状況になっているか調べる必要があるが、放射線量が高く、調査は難しい> とされている状況で、こうした "宇宙線のミュー粒子" を活用した現場内部への "透視技術" は、今後予定される "廃炉処理作業" にとって有力な支援技術となりそうだ......。

 中国での "H7N9型 鳥インフルエンザ" 感染動向が危惧されたのは、去年の三月、四月上旬であった。そして、その中でも最も警戒されたのが "人から人への感染" であり、ウイルス自体がそうしたかたちへと変異するのではないかという恐れであった。

 ◆ 当誌過去記事参照 ――
 < じわじわと広がる "H7N9型鳥インフルエンザ" から目が離せない......。
 そうした状況で、心配されているのが "人から人への感染" である。"世界的大流行(パンデミック)" への可能性が高まると懸念されているからだ。
 幸いにも、現時点ではその事実は確認されていない
 しかし、"専門家" の見解の中には、必ずしもそうでもなさそうなケースもある......。
 《 今回、離れた複数の地域でH7N9型ウイルスに感染した患者が見つかっていますが、すべてが鳥から直接感染したとは考えにくい。すでに、人から人への感染が広がっている可能性があります(北海道大学大学院の喜田宏特任教授) 》 という見解が報じられている。> ( "人から人への感染"が広がっている可能性が(専門家)!但し、"弱"病原性で症状無しも!( 当誌 2013.04.20 )

 ◆ 参照 中国鳥インフル新事実:"ヒトからヒト"?内陸部(河南省)に飛び火,全国に拡大する懸念!( 当誌 2013.04.15 )
 ◆ 参照 "H7N9型鳥インフル" 当局は"封じ込め"に躍起!"封じ込め"はウイルスに!"Not 情報"!( 当誌 2013.04.08 )
 ◆ 参照 "ハト"からH7N9型ウイルスが検出!"ヒトからヒトへの感染"の可能性も!既に死者6人!( 当誌 2013.04.06 )
 ◆ 参照 "強毒性"で"ヒトに感染し易く"「変異」したか?鳥インフルエンザの"H7N9型"ウイルス!( 当誌 2013.04.05 )

 この間の詳細な経緯はおくとして、下記引用サイト記事H7N9型 中国研究者「厳重な監視必要」/NHK NEWS WEB/2014.01.21 - 18:52 が、"最新情報" を報じ、再び、予断を許さない状況であることをアピールしている。

 <中国本土だけで200人以上の感染者が出ているH7N9型の鳥インフルエンザについて対策を話し合う国際会議が開かれ、参加した中国の研究者は、ヒトからヒトに感染する新型インフルエンザにはなっていないものの、今後ウイルスが変化するおそれもあり厳重な監視が必要だと述べました> とある。

 現時点での感染状況は、<これまでに中国本土だけで200人以上が感染、このうち50人余りが死亡> とあり。この数字をどう受けとめるかは別としても、発生からおよそ10か月が経過してもなお、<感染拡大を続けるH7N9型鳥インフルエンザへの対策> を、"国際会議" で話し合われなければならないという状況自体が警戒心を呼ばずにはおかない......。

 歳をとると "忘れっぽくなる" のは避けられない。にもかかわらず、これを極端に "認知症" 発症の疑いに結びつけるのは必ずしも賢明な判断ではなさそうだ。

 ちなみに、以前、下記のようなくだりに注目したことがある。

 <認知症の特徴的な症状の一つが「もの忘れです。(医師)水上さんは「夕食のおかずを思い出せないなど『体験の一部だけを忘れる』というのは加齢によるもの忘れですが、食事したこと自体を忘れてしまう場合は、認知症の疑いがあります」と説明>( 参照 65歳以上の4人に1人が認知症とその"予備軍"となる見込み! 認知症に関する基礎知識! ※ "動画"への案内( 当誌 2014.01.07 ))

 余程の関心がないかぎり、食事のおかずをありありと覚えている方が特別なのではなかろうか。自身に照らしてみても......。
 要するに、往々にして<加齢によるもの忘れ> であることが多いということだ。

 だが、これだけ "認知症、認知症" と取り沙汰されると、気になるのも分かる。
 そして、"人間ドック" レベルの "認知症検査" はないのか? と関心を向けてみることも、分からないわけではない。

 下記引用サイト記事認知症、検査でどこまで分かる 脳ドック活用法/日本経済新聞/2014.01.19 は、そうした方向けに "脳ドックでの検査方法" に関する情報を提供している。
 ただし、<認知症の発症メカニズムは解明しきれておらず、予防・治療法も研究途上/ 脳ドックに期待しすぎないで、上手に利用したい> と念を押してもいる。

 <午前中にまず先端装置を使った画像検査、磁気共鳴画像装置(MRI)脳のしわなどの細かい構造を見たり、血管の様子を調べたりする/ 頸(けい)動脈の血流や血管壁を超音波で調べる頸動脈エコーの検査も/ 脳の血の巡りが悪くなり、脳梗塞をもたらす懸念もある「大脳白質病変」などの異常や血管障害をつかむ/ 画像からは認知症の兆候が直接読み取れるわけではない/ 認知症の診断につながるのは、午後の医師との面談/ 一般的な知能テストや記憶テスト/ 「メモリークリニック」/ MRIの画像を専用ソフトウエアで処理し、認知症との関係が深いとされる脳の萎縮の有無を判定する医療機関も/ ソフトは50歳以上向け/ 陽電子放射断層撮影装置(PET)とコンピューター断層撮影装置(CT)を組み合わせた「PET―CT」の画像が役立つこともある/ 大切なのは画像をきちんと読み取れる「読影」の専門家や、検査結果から病気との関連を判定できる医師がいるかどうかだ> とある......。

 
 "抗生物質" の "濫用" への警戒は、これまでにも指摘され続けてきた。

 各種疾病と "抗生物質" 投与とのまるで "イタチごっこ" 傾向 によって、"新耐性菌" が猛威を振い始めるというメカニズムが問題視されているわけだ。

 ◆ 参照 新規抗菌薬(多剤耐性アシネトバクター、NDM1系の菌等に対抗)の開発が危機的状況! ( 当誌 2010.09.12 )
 ◆ 参照 多剤耐性菌アシネトバクターは既に国内で広がっている!?/抗生物質依存抑制?( 当誌 2011.09.09 )
 ◆ 参照 ほとんどの抗生物質効かない新耐性菌上陸?/片や多剤耐性菌での院内感染死問題!( 当誌 2011.00.00 )

 こうした "耐性菌" の問題もさることながら、今ひとつ警戒されているのが、"抗生物質" 投与によって "腸内細菌( 乳酸菌などの「善玉菌」)" が破壊され、その結果 "病的状態を誘発する" という "負の連鎖!" である。

 下記引用サイト記事 1ぜんそく:抗生物質で悪化も 腸内でカビ増殖/毎日新聞/2014.01.20 - 10:50 および、

 下記引用サイト記事 2腸内細菌のバランスの乱れが、喘息を悪化させるメカニズムを解明――新しい発想のアレルギー治療へ――/筑波大学・科学技術振興機構(JST)/2014.01.16 は、 こうした "抗生物質" の副作用という弊害 とともに、"腸内細菌( 乳酸菌などの「善玉菌」)" の "積極的役割(免疫力)" とを照らし出す研究成果について報じており、重要な研究動向だと思えた。

 <抗生物質を服用することで腸内細菌のバランスが乱れ、ぜんそくの症状が悪化することを、筑波大や米ミシガン大などの研究チームが動物実験で確かめた。腸内にカビが増える一方で「善玉菌」の乳酸菌が減っており、ヒトにも同じ仕組みがあると見ている/ ぜんそくやアトピー性皮膚炎などの発症には、腸内細菌が影響していることが知られているが、その仕組みはわかっていない/ アレルギー発生のメカニズムは基本的に同じなので、花粉症やアトピー性皮膚炎など、他のアレルギー性疾患の治療にも役立てることができる> とある。さらに、

 <ヒトの腸管内には、500種類以上、総計100兆個以上の腸内細菌が共生しており、腸管からの栄養吸収、腸の免疫、病原体の感染の予防などに働いています。/ 一方、腸内細菌のバランスが乱れると、クローン病や潰瘍性大腸炎をはじめとする炎症性腸疾患などの原因となる/ しかし近年、腸内細菌のバランスの乱れが、腸管以外の全身にも影響を及ぼし、肥満、糖尿病、アトピー、喘息などの疾患さえも生じることも知られるようになり、大きな注目を浴びています/ しかし、どのようなメカニズムでこれらの腸管外の疾患が起きるかについては、ほとんど明らかにされていませんでした> と。

 今後への展望としては、<アレルギー発生のメカニズムは基本的に同じなので、花粉症やアトピー性皮膚炎など、他のアレルギー性疾患の治療にも役立てることができる> という点が注目されるはずだ。

 "がん治療" と言えば "抗がん剤" と反射的に言われるほどに、"がん治療" と "抗がん剤" の処方とは一体化されているようです。

 ただ、"抗がん剤" 処方に対する見方/評価は、必ずしも肯定的なものばかりではなく、その "副作用( 白血球減少、免疫力の低下、脱毛、吐き気、下痢 etc. )" や、"高額な治療費"( ◆ 参考: 抗がん剤の治療費/がん治療費.com )などの点から、"患者における負担が大き過ぎる!" という見解も少なくないようです。

 中には、「医者は"自分自身"に抗ガン剤を使わないという事実」 ( ガン治療最新レポート ) について触れているサイトもあるくらいだ。

 真実はどうなのか? については、しばしおくとしても、"リスク無しとは言えない" アプローチである "抗がん剤" 処方の、その "効き目の判定/評価" については適切に行われなければならないはずではなかろうか。

 下記引用サイト記事超音波で抗がん剤効果判定 血流観察、兵庫医科大/【共同通信】/2014.01.18 - 18:26 は、この辺の課題に対して一石を投じる意味を持つと思われた。

 <肝臓がんの患者に投与した抗がん剤が効いているかどうか、超音波を使って調べられるシステムを、兵庫医科大超音波センターと東芝メディカルシステムズが開発/ 造影剤を血中に投与し、超音波を当てて観察。がんに栄養を与える血液の流れが遅くなり、量が減っていれば、がんが小さくなっていると分かる仕組み/ 抗がん剤は高額で副作用もある。効果が薄い場合、早く別の治療法に切り替えれば患者の負担が少なくて済む> とある。

 "がん" に襲われた身近な人たちの場合を振りかえってみても、いざ、罹患(りかん)すると、"医者/病院による判断にほぼ全面的に依存(お任せ)!" することになっている。

 ご当人はもちろんのこと、近親者も、驚きのため、あるいは "医学的専門知識" の壁に阻まれて、"思考停止状態(?)" とならざるを得ない。

 であるがゆえに、なお一層、"抗がん剤" 処方の "効き目の判定/評価" に関しても、医療側自体がより積極的に実施してもらいたいものだ......。

 "ウェアラブル端末" としての眼鏡型端末「グーグル・グラス(Google Glass)」ウィキペディア/Google Glass )が話題となり始めたばかりだが、グーグルは既に "Next" の話題製品:"スマートコンタクトレンズ" を提供し始めたとある。

 下記引用サイト記事 1「涙で血糖値」グーグルが新コンタクト開発へ/NHK NEWS WEB/2014.01.17 - 20:41 がその動向を報じている。

 <アメリカのIT企業グーグルは、糖尿病の患者の負担を減らすため、血液の代わりに涙の成分から血糖値を測定するためのコンタクトレンズの開発を始めたことを明らかにしました/ 具体的にはコンタクトレンズに小型のセンサーを埋め込み、涙の成分に含まれるブドウ糖の量を、自動的に測定する仕組みを開発する計画/ レンズに小型のLEDライトを装着し血糖値が基準を超えた場合には、ライトが点滅して警告する仕組みについても実用化できないか検討> とある。

 さすがにグーグルのビジネス・センスは研ぎ澄まされている。

 と言うのも、<ミシガン州立大学化学検査学部のMark Meyerhoff氏は、「世界の糖尿病患者数は3億5000万に上り、世界の人口の約5%が糖尿病をもっている。米国だけで糖尿病有病数は約2600万人に上る。糖尿病は増加を続けており、血糖自己測定に対するニーズは多い」と説明>( 涙で血糖測定 高感度センサーを開発/糖尿病ネットワーク/2012.01.05 )とされているからだ。

 ところで、"涙で血糖値測定" という医学的事実についてであるが、次の解説が参考になる。

 <...... 涙から血糖測定する技術は1930年代にすでに考えられていたが、正確な測定値を得る技術の開発は難しかった。涙液の血糖レベルは血液に比べ30~50倍希釈であり、少量の体液から感知する高感度のセンサーを開発しなければならなかった。新たに開発された針センサーは、涙液中の血糖レベルを1.5ミクロンの精度で読み取る非常に高感度なものだ。
 「涙液の血糖レベルは血液に比べ大幅に濃度が低い。さらに、涙液を採取するときに目を擦って刺激しないようにしなければならない。ストレスの影響も大きいという課題がある。今後さらなる研究が必要だ」と研究者らは説明している
>( 涙で血糖測定 高感度センサーを開発/糖尿病ネットワーク/2012.01.05

 決して荒唐無稽であるどころか、実用化への可能性は極めて高い、そんな気配である。この「スマートコンタクトレンズ」の方が、やがては、眼鏡型端末「グーグル・グラス(Google Glass)」よりも "稼ぎ出す(!?)" ことになるのかもしれない......。

 "iPS細胞" の再生医療への応用が急ピッチで進む中、"国際的な協力体制" が構築されようとしているようである。

 今現在、"iPS細胞" に関する研究開発は、先進各国で展開されているが、"iPS細胞" 作製自体のアプローチについては、"重複" ケースもあったりして、作製時間や費用に関する削減の余地/効率化の余地が懸念されてもいた。

 ここに浮上してきたのが、「国際iPS細胞バンク」計画と呼ばれる試みであり、国際的な、"iPS細胞" 自体の作製における効率化/備蓄/融通を担う計画である。

 下記引用サイト記事iPS:国際バンク設立へ...日米英など 備蓄細胞を融通/毎日新聞/2014.01.16 - 07:30 が、その辺の現状と課題を伝えている。

 <再生医療などに使う拒絶反応を起こしにくい人工多能性幹細胞(iPS細胞)の各国の備蓄状況を一括管理し、国境を超えて使用できるようにする「国際iPS細胞バンク」計画/ 日本、米国、英国、フランス、オーストラリアなどが参加する見通し/ 実現すればiPS細胞の医療応用が大きく進展しそうだ/ バンクは革新的な試みで、再生医療にとって重要なステップとなる/ 各国の研究機関などが、患者へ移植しても拒絶反応を起こしにくいタイプの白血球型(HLA型)の提供者からiPS細胞を作製・備蓄し、それらの細胞のデータを「国際バンク」が一括管理し、必要なタイプのiPS細胞を検索したり取り寄せたりできるようにする/ ウィルムット名誉教授は「拒絶反応を起こしにくいタイプのiPS細胞を400人分程度集めれば、世界のすべての人が治療で使えるようになる」と語る/ 実現の鍵を握るのが、備蓄するiPS細胞の作製方法や品質管理を統一できるかだ/ 評価基準の統一が議論されている> とある。

 あたかも、かつて国際的に一気に進行した "Dos/V PC"、"PC/AT互換機" の国際的製造体制の展開と "見紛う(?)" ような状況だと言ったら語弊があるだろうか......。

 医療分野における "微小パーツ" である "iPS細胞""作製/備蓄/融通" の国際的体制が、こんなにも早い時期に到来するとは、一体誰が想定したであろうか......。

 今、多彩な "iPS細胞(人工多能性幹細胞)" 研究とその成果、および実用化アプローチが目覚ましいかたちで展開している。そして、今年以降の "研究計画/目標" も目白押しとなっているようである。

 それらの動向の各々から目が離せないとともに、広く全体の流れを視野に入れておくことが必要なのかもしれない。

 下記引用サイト記事iPS治療、実用化へ歩み着実 研究進展に期待/朝日新聞/2014.01.15 - 22:29 は、最新の研究動向と、今後に予定された計画などが分かりやすく解説されている。

 <京都大の山中伸弥教授が開発したiPS細胞(人工多能性幹細胞)は今年も、研究の進展に注目が集まりそうだ。iPS細胞からつくった実用レベルの血小板ができるほか、目の組織が世界で初めて患者に移植される。新しい治療技術の開発も成果をあげつつある/ iPS細胞による再生医療で最も実用に近いとみられているのは、けがをしたときなどに出血を止める血小板づくりだ。今春にもこの細胞をもとに人の治療に使える品質の血小板が作製される/ 理化学研究所などが昨年始めたiPS細胞の臨床研究は今年、世界初の人体への移植の段階に進む。目の難病「加齢黄斑変性症」の患者に、iPS細胞から育てた色素上皮を移す手術は夏にも実施される見通し/ iPS細胞を使った再生医療はこのほか、パーキンソン病や角膜のやけどなどを対象とした臨床研究の計画......脊髄(せきずい)損傷の患者に神経幹細胞を移植する研究を準備する慶応大

 <iPS細胞の技術をほかの生命科学の技術と組み合わせて難しい病気に挑もうという研究も注目/ 「iPS遺伝子治療」とでも呼べそうな技術/ 遺伝子の異常が原因の患者からiPS細胞をつくり、遺伝子異常を「修正」したうえで、目的の細胞に育てて患者に戻す/ 筋ジストロフィー・遺伝性貧血の治療......

 <もう一つ注目されるのは「iPS免疫療法」と呼べそうな手法/ がん細胞やエイズウイルスに感染した細胞を攻撃する「T細胞」という免疫細胞からiPS細胞をつくり、もう一度T細胞に育てる手法/ この方法が発展すれば、がんや感染症の治療にiPS細胞を活用できる可能性があり、治療の対象となる人が大幅に増える

 <iPS細胞を実際に病気の治療に役立てるには、安全で質の高い細胞を効率よく作る技術も欠かせない/ 山中さんが所長をつとめるCiRAは、治験にも使える高品質なiPS細胞の外部機関への提供を14年度中に始める方針/ 「より安全なiPS」への試み/ 人工たんぱく質を使う大量培養システム/ より高品質とされる「ナイーブ型」と呼ばれるiPS細胞の作製

と、まさに多面的な研究開発が現在進行形の状況にあり、実用化への歩みもまた着実だと期待されている......。

 一般的に、"記憶" を司るのは、"脳の海馬" であり、さらにそこでの "神経細胞のニューロン" の働きが要だと考えられている。

 ところが、その "神経細胞のニューロン" 自体が、加齢とともに、"衰弱したり壊れたりする" ため "記憶力の低下" が引き起こされるようだ。"認知症/パーキンソン病" はその結果生じるものと考えられている。

 そこで、注目されるのが "神経細胞のニューロン" の "生成" ということになる。もし、この "生成" が叶うならば、 "記憶力の低下" が防げるとともに、"認知症/パーキンソン病" の治療にも効果的だと考えられるからだ。

 下記引用サイト記事若返らせて神経細胞作る 認知症治療に期待 慶大・理研/朝日新聞/2014.01.14 - 05:00 は、こうした脈絡での "画期的な研究成果" を報じている。

 <神経幹細胞は神経の様々な細胞を作るが、ニューロンを作る能力は徐々に衰え回復しない/ 衰えた神経幹細胞を若返らせ、脳などで情報を伝達するニューロン(神経細胞)を再び作り出させることに、慶応大と理化学研究所のチームが成功した/ 神経幹細胞はiPS細胞などで作れるが、そこからニューロンを効率的に作る手法がなく、認知症などの治療や薬づくりの壁になっていた/ マウスの神経幹細胞を使い、ニューロンを作り出す初期の状態で必要なマイクロRNA(リボ核酸)という分子を特定。衰えてニューロンを作らなくなった神経幹細胞でこの分子を働かせると、ニューロンを作る状態に戻った/ この分子を神経幹細胞が残っている海馬などで働かせられれば、記憶回復なども見込めるかもしれない> とある。

 "iPS細胞" 技術をベースとした "神経幹細胞" の再生医療技術が、"マイクロRNA(リボ核酸)という分子" に着眼することで、ここまで画期的な成果をもたらすことになったのには驚きと言うほかない......。

 こういった "新発見" は、"セレンディピティ( serendipity ―― 何かを探しているときに、探しているものとは別の価値あるものを見つける能力・才能を指す言葉 )" と呼ぶべきなのだろうか ?!

 "ダウン症" など患者数が多い染色体異常も、この "iPS細胞" のアプローチで修復できる可能性があるそうなので、画期的な "新発見" だと思われる。

 下記引用サイト記事染色体異常が自己修復 iPS細胞で山中教授ら新発見/朝日新聞/2014.01.13 - 16:29 が、この 画期的な "新発見" を伝えている。

 <染色体に異常を持つ患者の皮膚細胞からiPS細胞(人工多能性幹細胞)をつくると、異常がひとりでに修復されて正常な細胞になる新現象を、山中伸弥京都大教授と米グラッドストーン研究所などのグループが発見した。染色体異常の治療法開発に役立つかもしれない。英科学誌ネイチャー電子版で13日発表した/ 新現象が見つかったのはリング染色体と呼ばれる異常/ 同研究所の林洋平研究員らは、リング染色体を持つ病気の患者からiPS細胞をつくり、試験管の中で病気を再現しようとした。ところが、できたiPS細胞ではリング染色体が消え、2本とも正常な染色体に変わっていた。細胞が分裂する時、本来なら元と同じリング染色体を含む細胞が二つできるはずが、何らかの理由で偏りが生じて正常な染色体だけの細胞ができたために起きたと考えられている/ 林さんは「予想外の結果で非常に驚いた。リスクもあるが、染色体異常の画期的な治療法につながる可能性がある」としている> とある。

 "地球温暖化" 傾向が深刻化する中で、"CO2削減" に向けた "新しい対策" が種々試みられている昨今である。
 当誌でも、"CO2削減" に貢献する以下のような "斬新なアプローチ" に注目してきた。

 ◆ 参照 "植物の光合成"促進に新技術:気孔拡大に成功(名大)!収穫増、CO2削減促進に期待!(当誌 2013.12.25)
 ◆ 参照 一酸化炭素を高効率に分離・回収する新材料開発(京大)!"CO2 排出削減"対策にも貢献!(当誌 2013.12.14)

 だが、下記引用サイト記事 1CO2を地中に封じ込めで地層調査へ/NHK NEWS WEB/2014.01.12 - 05:56 によると、

 その "CO2削減" の<切り札になると期待> されている "技術" があるという。

 <火力発電所や工場の排出ガスなどから二酸化炭素を回収して地下1000メートルより深い地中に封じ込める技術は「CCS」と呼ばれ、地球温暖化の原因のひとつとされる二酸化炭素を削減する切り札になると期待されている> という。

 <アメリカやノルウェーなどですでに実用化されていますが、日本政府も北海道苫小牧市で本格的な実証実験を行う準備を進めており、来年度以降、日本周辺の海域10か所で、二酸化炭素を封じ込めやすい地層の調査を始めることになりました。> とある。

 なお、下記引用サイト記事 2グローバルCCSインスティテュート では、"CCS" 技術を以下のように解説している。

 <CCS は、発電所や工場などの施設において化石燃料を使用した際に、大気中に放出される二酸化炭素(CO2)などの温室効果ガスを、大量に削減しようとする技術です。...... CCS は、Carbon dioxide(CO2)、Capture(回収)、Storage(貯蔵)の頭文字を意味します。石炭や石油、ガスなどの化石燃料を燃焼させる大規模な産業プラントから排出されるCO2を回収(Capture)し、適切な貯留サイトに輸送した後に、CO2を地中深くに圧入する(Storage)技術です>

 遅ればせながら、漸く、自分も久しく愛用してきた "WindowsXP" から "Windows7" への "OS移行作業" に本腰を入れ、ほぼ完了しつつある
 単に "OS移行作業" だけならば、別に何ということもないわけだ。が、問題は、使い慣れたアプリケーションとそのデータとを可能な限り "同行(?)" させたい、しかも安直なスタイルで、という "欲(?)" があっただけに長らく躊躇してきた。

 ところで、下記引用サイト記事期限迫るXP 今も1300万台/NHK NEWS WEB/2014.01.09 - 17:27 によれば、"WindowsXP" に "長逗留しているユーザー" の数は、いまだに膨大であるそうな。

 <3か月後にサポートが打ち切られるパソコンの基本ソフト「ウィンドウズXP」は、今も国内の1300万台余りで使用されている/ 昨年末の時点で国内の企業や自治体などのパソコンの20%に当たる723万台、個人の14%に当たる597万台の合わせて1300万台余りでXPが使用されている> とある。

 当然の注意事項として、<サポートの打ち切り後はウイルスに感染する危険性が大幅に高まる/ インターネットにつながなくても、USBメモリーなどを通してウイルスに感染する危険があり、....../ XPを使い続けることは、ドアが壊れても誰も直してくれない家に住むようなもので、常に外部からの侵入の危険にさらされる。新しい基本ソフトへの移行作業には時間がかかることも予想されるので、余裕をもって取りかかってほしい> ということになる。

 "セキュリティ問題の観点" は考慮せざるを得ないわけで、"WindowsXP" から "後継OS" に移行するのは当然として、ここでは、<新しい基本ソフトへの移行作業には時間がかかることも予想される> という "やや煩わしい側面" に目を向けてみることにする。

 自身の "OS移行作業" を踏まえて、"意外と盲点 ?!" となるかもしれない点について触れてみたい。

 <1> どの "後継OS" にしたいのか?

 これは "好み" の問題としておくが、自分の場合は、"Windows7" を選び、"Windows Vista"、"Windows8" を却下した。

 <2> OSインストールは、"上書きインストール" か? "新規インストール" か?

 この問題は、二つの点に関わっている。

 (1)"WindowsXP" 上で使用してきたアプリケーションをどうするのか? 「活かしたい」場合 → "上書きインストール" 、「再インストールしても構わない」場合 → "新規インストール"

  もちろん "上書きインストール" が問題なく実行できれば、ラク! であるに違いない
 ただし、注意すべき点は、"WindowsXP" → "Windows7" を "直通で上書きアップグレードするメディアは用意されていない!" という点だ。( 下解説図の "△" 印 参照!)

  "WindowsXP" にとっての "Windows7アップグレード版" の持つ意味は、"OSの上書きインストール" ではなくて、単に "WindowsXP" 起動画面から "Windows7" が新規インストールできるということにほかならない......。

 ならば、と、"アップグレード版" からDVD起動しても同じじゃないかと、インストールすると、後の「認証」のプロセスで "はじかれる!" こととなる......。

 (2)"後継OS" ソフトに関する "手持ち状況" ※ "何も持っていない" のであれば、これから "最適なモノ" を購入すればよし、そうでなければ "手持ち状況" を利用する策を考えることになる。必要なモノを逃したり、余計なモノを買ってしまわないように!

 ここで、次のような解説図が参考となるはずだ。


『Microsoft Windows 7 Home Premium アップグレード版 Service Pack 1 適用済み』/amazon co.jp

 <3>  "Windows Vista/7" での "ユーザー・プロファイル" は、"WindowsXP" とは "ファイル構成が異なる" 点に要注意!

 さて、いずれにしてもインストールした "Windows 7" が立ち上がってみると、気づかない人は気づかないかもしれないが、"ユーザー・プロファイル" などを抱えていたフォルダ "Documents and Settings" がなくなっている!

 いや、正確に言えば、"非表示" となり、その上 "アクセス" 不能の扱いに変わってしまった

 では "ユーザー・プロファイル" などが扱えなくなったのかと言えば、そうではなく、「 C:\Users\ユーザー 」下に、ファイル構成を変えて収納されている。

 この辺の変化を了解しておかないと、"WindowsXP" で使っていたアプリケーションを再現する際に戸惑うことになる......。

 年明け早々、関東地方では千葉県東方沖周辺を震源とする小規模な複数の地震に見舞われている。

 そんな矢先、その千葉県東方沖周辺付近で "通常とは異なる地殻変動" が起きており、過去の経緯からして、念のため、注意するに越したことはないとされている。

 下記引用サイト記事千葉県沖 地震活動に注意を/NHK NEWS WEB/2014.01.10 - 17:05 によると、

 <今月小規模な地震が相次いでいる千葉県の沖合周辺で、地下のプレートの境界がゆっくりとずれ動く「スロースリップ」と呼ばれる地殻変動が起きている/ 過去にはスロースリップに伴って震度4前後の揺れの地震が起きていることから、気象庁は念のため、注意を呼びかけています> とある。

 地震を引き起こす通常の "地殻変動<" が、プレート間に貯められたしわ寄せエネルギーを一気に解消する "地殻変動( =クイック・スリップ ? )" であるのに対して、スロースリップ」と呼ばれる地殻変動は、<ずれ動いた量は、5日間で最大およそ6センチと推定> される、まさにゆっくりな動きなのだという......。

 もう、"希望的観測" だけが振り撒かれる現状は "辟易だ!" というのが、多数の国民の偽らざる心境なのではなかろうか。

 "期待先行" で上り詰めている株価にしたところが、自画自賛の一翼の口ぶりとは裏腹に "黄信号" も見え始めている......。

 <2014年最初の取引となった6日の東京株式市場で日経平均株価は10営業日ぶりに大幅に反落した。......大発会で日経平均が下落するのは2008年以来6年ぶりとなった。......>( 東証大引け、10日ぶり反落 2カ月ぶり下げ幅、先物主導で値がさ株安/日本経済新聞/2014.01.06 - 15:50 ) という報道は、やはり "意味深長" だと思われる。

 さらに、以下のような目を背けたくなるコラムの論評も気になると言えば気になる......。

 <4.日本は再び「自滅」する
 日本は2014年の期待を裏切る主要な国となる可能性が高い。昨年アベノミクスで沸き上がった市場への楽観も損なわれてしまうだろう
 4月に行われる消費増税は、景気の腰折れを防ぐためのその他の措置を考慮したとしても、日本を第2・四半期までに景気後退へと逆戻りさせ、株式市場も暴落する。日銀が金融緩和を強化し、これ以上円安が進んだとしても結果は変わらないだろう。>( コラム:2014年の金融市場に関する5つの予測=カレツキー氏/REUTERS/2014.01.06 - 12:47 JST

 こんな状況下で、下記引用サイト記事日銀調査「景気 個人の見方は依然慎重」/NHK NEWS WEB/2014.01.09 - 16:50 は、"生活者個人/国民" の "実感" を伝えている。

 <景気回復の動きが続き、ことしは所得の増加などが期待されるなか、個人の景気への見方は依然慎重で収入についても厳しい見通しを持っていることが日銀が行っている調査で分かりました/ 景気が1年前に比べて「よくなった」と答えた割合から「悪くなった」を差し引いた値は、マイナス9.2ポイントと、3か月前の前回より0.9ポイント悪化し2期連続の悪化/ 1年後の見通しについても、マイナス14ポイントと、前回より4.4ポイント悪化しており、個人の景気への見方は依然慎重であること/ 景気回復による企業業績の改善が個人の所得増加につながると期待されていますが、今回の調査で1年後の収入が「減る」と答えた人は、全体の37.8%に上り、前回の調査より増えています賃金の引き上げが正社員以外には広がらないのではないかという不安や、ことし4月からの消費税率の引き上げで、支出が増えると意識され始めたためではないか> とある。

 ちなみに、次の図表は、ニュース・ソースからの抜粋だ。


「生活意識に関するアンケート調査」(第56回)の結果―― 2013年12月調査 ――/日本銀行情報サービス局/2014.01.09 - 11:00

 正直言って、"円安と株高だけが頼り?!" としか見えなくもない現況に、安心しなさい、と言う方が説得力に欠けると思われるのだが......。

 "iPS細胞" と、その活用による "再生医療" の研究は、さまざまなかたちで脚光を浴び続けている。
 ただ、<現在、大きく注目され、一段と研究が進む "iPS細胞" のアプローチであるが、研究課題は残されているとも言われる。たとえば、"iPS細胞" の "がん化可能性" という問題。あるいは "拒絶反応" を巡る問題など......。>( iPS細胞 悪い特徴を見分ける方法開発!医療へのiPS細胞応用で、より安全性が高まる!( 当誌 2013.11.20 ) )という現状は、見据えられなければならない

 ◆ 以下も参照 "iPS細胞の移植"と"拒絶反応"を巡るやや錯綜した認識状況を、日本の研究報告が正す!( 当誌 2013.01.11 )

 こうした "iPS細胞" 研究の現状であるからこそ、下記引用サイト記事感染症リスク低いiPS培養 京大、再生医療を加速/【共同通信】/2014.01.08 - 19:00 が注目されて良いのだと思われる。

 <移植治療に利用しやすい安全な人工多能性幹細胞(iPS細胞)を簡易に作る培養法を、京都大iPS細胞研究所などのチームが開発し、8日付の英科学誌電子版に発表/ 従来の培養法はウシやマウスの成分を用いるため、......動物に由来する感染症を起こすリスクがある/ 今回の手法は動物成分が不要で、再生医療への応用を加速させる重要な成果> とある。

 <動物成分が不要>であるために、<動物に由来する感染症を起こすリスク> が回避されるというメリットは大きい......。

 < とかく、隠されがちなのが "リアル" 社会の現実!
 (マス)メディアが巻き散らかす "仮想社会" のイメージに、日々身を任せていると、何が何だかさっぱり分からなくなりそうだ......。
 そして、「王様は裸だ!」だと心底思いつつも、口には出せず、ますます深刻化していく "格差社会" の、その底辺へ、底辺へと沈殿させられていく......。
 少なくとも、"動かしようのない社会的事実" については、これが残念ながら "弱肉強食の野生環境!" へと堕ちた今の日本社会の厳しい現実なのだ、として脳裏に刻んでおくべしか......。
 その "動かしようのない社会的事実" の一つが、"過去最多を更新" し続ける "生活保護受給者数" であろう。
...... >( 生活保護:受給159万249世帯/215万9,877人で"過去最多を更新"!これが"リアル"社会!( 当誌 2013.11.14 )

 "生活保護受給者の過去最多更新!" という残念な事実に関して、以前に書いた文の書き出しをそのまま使うことにした。"事態に何ら変化がない!" ためだ。
 株価上昇だ、景気回復だと吹聴されてみても、"こうした数字" を見るかぎり、経済状況は何ら変わっていないかのように見えてならない。

 いや、吹聴される事実(株価上昇・景気回復)が、もし "額面どおり" だとして、それでもなお "生活保護受給者の過去最多更新!" という事態に帰結してしまうのであれば、そこから読み取れるのは、まさに "格差社会の昂進!" 以外ではなさそうである。

 下記引用サイト記事生活保護受給者 過去最多更新/NHK NEWS WEB/2014.01.08 - 13:05 は、"問題含みの事実" を実に淡々と伝えている

 <生活保護を受けている人は、去年10月の時点で全国で216万4000人を超え、過去最多を更新した/ 生活保護を受給した世帯も159万4729世帯で、6か月連続で前の月より増え、過去最多を更新/ 厚生労働省は、「雇用情勢は改善しているものの、年金だけでは暮らせない高齢者の受給世帯が増えているためではないか」と分析> とある。

 ちなみに、上記の "厚生労働省の分析" は、監督官庁としての分析とは思えないほどの "意味不明(無責任)さ!" ではないか......。

 "インフルエンザワクチン" の効果を過信することは禁物! という指摘に関連して、つい先日、以下のような事実に着目したものであった。

 <タミフル(内服薬)はインフルエンザの重症化防止に貢献しているのですが、乱用して「タミフル(内服薬)耐性の新型インフルエンザウイルスが発生するのでは」と、不安視する意見もある>( インフルエンザ:知っておきたい最新の情報!インフルエンザワクチンの効果過信禁物!( 当誌 2013.12.31 )

 そして、案の定だと言うべきか、下記引用サイト記事タミフル耐性インフル 感染相次ぐ/NHK NEWS WEB/2014.01.06 - 18:48 というようなサイト記事が目に飛び込んできた。

 <抗ウイルス薬のタミフルとラピアクタが効きにくいタイプのインフルエンザウイルスに感染した人が、札幌市で相次いで見つかり、国立感染症研究所は、リレンザなど別のタイプの薬を選択することも検討する必要があると、注意を呼びかけています/ 新型インフルエンザとして流行したH1N1型のウイルスにこの冬感染した札幌市の患者6人/ いずれもタミフルとラピアクタが効きにくいタイプのウイルス/ これらのウイルスでは、薬の効果を示す感受性が、通常の500分の1ほどにまで下がっている/ 一方、抗ウイルス薬のリレンザとイナビルはこれらのウイルスに対し効くことが確認> とある。

 "ウイルス" は、自身が生存して行くために "バージョンアップ(?)" の変化を繰り返して行くと言われているが、早くも<タミフル耐性インフル> がお目見えとは恐れ入る......。

 <65歳以上の4人に1人が認知症とその"予備軍"となる見込み> という事態は、その諸々の余波を考慮すれば、やはり "社会問題!" 的現象(=国民的課題!)だと言わざるを得ない。

 ◆ 参照  <厚生労働省研究班(代表者・朝田隆筑波大教授)の調査によると、65歳以上の高齢者のうち認知症の人は2012年時点で約462万人、推計15%に上る。さらに認知症になる可能性がある軽度認知障害(MCI)の高齢者も約400万人と推計しており、65歳以上の4人に1人が認知症とその"予備軍"となる見込みだ。......認知症の人は世界で推計約3600万人。......>( 認知症、高齢者の4人に1人が"予備軍"/神奈川/カナコロ/2014.01.06

 こうした想定もあり、当誌では、"認知症/アルツハイマー病" に関連するサイト記事に注目し続けても来た

 ◆ 参照 "公務員"は、なぜ"認知症"になりやすい? "変化を好まないマンネリ"が"危険因子"に!(当誌 2013.12.23)
 ◆ 参照 "認知症問題"と交通取り締まり! 高齢者の運転免許更新時:「認知症疑い」の判定増加?!(当誌 2013.10.23)
 ◆ 参照 "アルツハイマー病"発症解明へと大規模研究!医療機関サイドが"本腰を入れた"対応に!(当誌 2013.10.08)
 ◆ 参照 "歯周病"は"アルツハイマー"の原因にもなる?! 動脈硬化/脳梗塞/糖尿病のみならず!(当誌 2013.10.07)
 ◆ 参照 "がん"の再発/転移の仕掛け人(?):"がん幹細胞"!「身近な薬」が特効薬との新情報も!(当誌 2013.09.21)
 ◆ 参照 アルツハイマー型認知症の原因物質:タウ蛋白質集積"画像化"に成功!早期診断に奏功!(当誌 2013.09.20)
 ◆ 参照 "アルツハイマー病"と"糖尿病"との関係に熱い視線が!"インスリン"の働き周辺に注目!(当誌 2013.07.30)
 ◆ 参照 高齢単身世帯では、男性の社会的孤立深刻化の現状が浮き彫り!2週で会話1回以下16%!(当誌 2013.07.25)
 ◆ 参照 アルツハイマー(認知症患者数約300万人の半分)、"脳波で早期診断"の新手法を開発!(当誌 2013.05.13)
 ◆ 参照 遺伝子治療で不可欠な「"運び屋"となるウイルス」="人工ウイルス殻"を合成!世界初!(当誌 2013.03.28)
 ◆ 参照 記憶障害を伴う認知症"アルツハイマー病"を注射で治療!原因物質"分解"促進に新手法!(当誌 2013.03.21)
 ◆ 参照 iPS細胞を使い、認知症の原因でもある"アルツハイマー病"発症のメカニズム一部解明!(当誌 2013.02.24)

 ただし、"国民的課題!" だというからには、"認知症/アルツハイマー病" に関する "基礎知識" がきちんと踏まえられなければならないはず。

 そこで、今回は、分かりやすいサイト記事として、下記引用サイト記事認知症の基礎知識 種類と症状 [動画]/認知症フォーラム.com 動画でわかりやすく認知症を知るサイト/2012.05.19 をご紹介。

 もともと、<動画でわかりやすく認知症を知るサイト> とあるので、"動画" 閲覧に出向くのもお薦め

 <認知症の特徴的な症状の一つが「もの忘れ/ 食事したこと自体を忘れてしまう場合は、認知症の疑い/ 認知症の人の脳では、全体に脳が痩せて、さらに記憶を司る海馬が委縮するなど、特徴的な変化あり/ 全体の半数を占めているのはアルツハイマー型認知症二番目は脳梗塞や脳出血といった病気の後遺症として起こる脳血管性の認知症レビー小体型認知症/ レビー小体型認知症の症状はアルツハイマー型とは違っていて、幻視(実際には存在しないものが見える)やパーキンソン症状で転びやすいといった症状が目立つ

 こうした "基礎知識" を、"不安を抱いている人" のみならず、ご家族など周囲の人たちも理解していれば、何かとアクシデントを予防できるのではなかろうか......。

 下記引用サイト記事がんセンターに漢方相談窓口/NHK NEWS WEB/2014.01.05 - 11:52 は、 "がん患者にとっての朗報" であるに違いないと思われる。

 <従来のがん治療に漢方薬を取り入れることで副作用の軽減など一定の効果が期待できるなどとして、横浜市にある「神奈川県立がんセンター」がことし4月から漢方薬を活用する治療の相談窓口を設けることになりました> とある。

 <従来のがん治療に漢方薬を取り入れること> の "メリット" は、大きく分けて二つ! あるという。
 一つは、<がん患者の抗がん剤治療による副作用を軽減する効果が期待できる> 点。
 そして、二つ目は、<患者の体の免疫機能を高める効果も期待できる> という点である。

 "抗がん剤治療による副作用" は、知人の治療経過を見ていても、その苦痛("がん細胞撃滅"のために、身体全体の活動水準を落とすためか、"だるさ" や恐ろしいほどの"倦怠感" に襲われる......)の様子は気の毒でならなかった。ご当人、"脱毛" どころではないと話していた。

 "免疫機能を高める効果" の側面については、次の "一文" が "論より証拠" となるのではなかろうか。

 <どれほど健康な人であっても、身体の中では毎日4,000~6,000個もの細胞が異常化し、「小さながん」ができていると考えられています。しかしこの小さながんのほとんどは、大きながんのかたまりへと成長することなく死んでいきます。これは、身体の中で「免疫」を担当する細胞が、悪い細胞を小さながんのうちに摘み取ってくれているおかげです。......>( がんは免疫病がんと免疫の関係がんと免疫

 とまあ、<漢方薬の取り入れ> は少なからぬ "メリット" が期待できそうである。
 ただし、<従来のがん治療法> と "置き換える" わけではなく、これに<漢方薬の取り入れ> を "加える" ということだと理解できる。
 <漢方薬を用いたがんの治療は効果が現れるまで時間がかかるという指摘もある> というから、双方のそれぞれの "メリット" が同時に追及されて良いのだと思われるが......。

 "C型肝炎" に関しては、当誌では下記のようにに目を向けてきた。

 ◆ 参照 1 "C型慢性肝炎" 副作用少ない薬が実用化!決して侮れない"C型肝炎"と治療に伴う苦痛!( 当誌 2013.12.20 )
 ◆ 参照 2 "C型肝炎"は早期発見/治療が肝臓がんへの進行を阻止!なのにこれを勧める医師は半数!( 当誌 2011.12.15 )

 "輸血リスク" という問題( 上記 ◆ 参照 2 )に触発されての関心であったが、以下の、決して小さくはない問題に気づかされた。つまり、

 <肝臓がんを引き起こすC型慢性肝炎の治療には、高い頻度で副作用が伴う/ インターフェロン(IFN)や、改良型のペグインターフェロン......これらの薬は効果の半面、発熱やだるさ、食欲不振などの副作用が頻発する/ "治療期間は長く" その上、"薬の副作用" が小さくない点......>( 上記 ◆ 参照 1

 要するに、"抗ウイルス薬" の "副作用" の問題なのである。
 だからこそ、<"ウイルスの増殖を抑えつつ、副作用が少ない薬" が発売>( 上記 ◆ 参照 1 )が注目されたわけでもあった。

 しかし、元より "ウイルスの増殖" 自体が、"抗ウイルス薬" 以外の別なアプローチによって "抑制!" されるならば、事情はかなり異なって来るはずである。

 今回、着目する下記引用サイト記事C型肝炎の線維化抑制に成功/NHK NEWS WEB/2014.01.04 - 04:50 は、この別なアプローチによって "抑制!" するアプローチなのだと理解できる。

 <国内に推定150万人の感染者がいるC型肝炎は、肝臓の組織が壊れて固くなる「線維化」が進むと肝硬変や肝臓がんなどを起こしますが、この線維化の症状を抑えることに理化学研究所などのグループが動物を使った実験で成功/ 肝炎で起きる深刻な病気の予防につながると期待

 <C型肝炎になった患者の肝臓の中で......ウイルスの増殖に関わるNS3というタンパク質/ このNS3が、肝臓の細胞と結合し、線維化を促していることが分かった/ NS3の働きを完全に防ぐ薬を作ることができれば、肝臓がんなどの予防法の開発につながる> とある。

 この<NS3の働きを完全に防ぐ薬> 自体の開発は、今後の研究を待つことになるようであるが、"ウイルスの増殖に関わる因子" が "特定された!" ことの意義はきわめて大きい......。

 "農薬による環境汚染" は、"問題視される側面が二つ" あるようだ。
 一つは、"① 人体への有害性!" でありもう一つは、"② 生態系の破壊!" である。
 今回、着目する "ネオニコチノイド系農薬" は、どうもこれら "二つの危険" を兼ね備えていることになるようだ。

 そのため、下記引用サイト記事 1人の脳や神経に悪影響の恐れ ネオニコチノイド系農薬/【共同通信】/2014.01.02 - 18:34 は、以下のように報じている。

 <ミツバチへの悪影響が懸念されているネオニコチノイド系農薬のうち2種類が、低濃度でも人間の脳や神経の発達に悪影響を及ぼす恐れがあるとの見解を、欧州連合(EU)で食品の安全性などを評価する欧州食品安全機関(EFSA)がまとめた> と。

 つまり、従来、欧州連合(EU)では、"ネオニコチノイド系農薬" を、いわば "② 生態系の破壊!" という問題側面 = <ミツバチは蜂蜜を作るだけでなく、植物の花粉を運んで受粉させる上で重要な役割を担っているとして、ミツバチ減少に危機感>( 下記引用サイト記事 2EU、ミツバチ減少で殺虫剤禁止 12月から、保護強化/【共同通信】/2013.05.24 - 21:47 ) という面から警戒していた。

 だが、ここに来て、<低濃度でも人間の脳や神経の発達に悪影響を及ぼす恐れがある> として、"① 人体への有害性!" にも目を向け、より警戒を強める姿勢に転じたというわけだ。

 この点を推測してみるに、<山田教授は「ハチが即死しないような濃度でも、農薬を含んだ餌を食べたハチの帰巣本能がだめになり、群れが崩壊すると考えられる」と指摘>( 下記引用サイト記事 3農薬でミツバチの群れ消失 ネオニコチノイド系/【共同通信】/2013.06.17 - 09:59 ) とあるから、<ハチの帰巣本能がだめになる> ことと、<低濃度でも人間の脳や神経の発達に悪影響を及ぼす恐れ> があることとの間に、"不気味な関連性" が見え隠れしているかに思える......。

 いずれにせよ、こうした欧州での警戒の推移を "軽んじる愚!" を犯さない方が良さそうだと思われる......。

 めでたい正月も、元日が過ぎれば、"今年の深刻な現実" を直視して憂いに備えなければならない。いつまでも、"ご祝儀相場" 的な雰囲気に呑まれっ放しだと、それこそ "おめでたい" 人だと言われかねない......。

 とかく、"深刻な現実" からは目をそむけたくなるものだが、そんな "無警戒さ" が、この "今年の深刻な現実" を呼び込んだのだと言っても良さそうな気がする。

 昨年一年は、"猫騙し(ねこだまし)" ―― 「相撲の戦法の一種。立合いと同時に相手力士の目の前に両手を突き出して掌を合わせて叩くこと。相手の目をつぶらせることを目的とする奇襲戦法の一つ。相手に隙を作り、有利な体勢を作るために使われる。( ウィキペディア/猫騙し ) ―― で明け暮れた一年であった、と振り返る。

 いつ "炸裂" してもおかしくはない "株高" 傾向によって人々は "幻惑" されて、すべての "ツケ" が、今年以降に持ち越されたのだ、とそう直感している。

 そして、その "ツケ" の清算の "第一弾" として、"消費増税" をはじめとした "国民負担増!" というまるで津波のような "深刻な現実" が押し寄せようとしている。

 こうした事態の "理不尽さ" については、先ずは、<給料が上がらないと、負担感は重くなり、景気を冷やしてしまうことにもなりかねない>( 下記引用サイト記事家計の負担増イヤー始動 消費税・年金・医療費.../朝日新聞/2014.01.01 - 16:52 ) という決定的な "経済政策矛盾!" が指摘されなければならないと思える。

 そう簡単に "給料が上がる" というような "天動説" 的楽観を期待することはほとんど不可能であろう。だからこそ、"景気腰折れ!" 状態必然化すると予想せざるを得ない。ただ、"猫騙し" の余震(?)は続く/続けられるとは思われるが......。

 で、今、確実視できるのは、政府自体が進める"景気腰折れ!" 状態 のそのための "原因づくり" なのである。
 "財政再建" だと言い訳されるわけだが、これがまた "言い訳" に過ぎないことは、"バラマキ" 的な公共投資の実態<から疑問視されている......。

 すべての "ツケ" を回された国民側にとっては、まさに、今年は 負担増元年"!となるようである。

 <2014年は負担増元年だ。4月には消費税率が5%から8%に上がり、年6・3兆円の負担が家計にのしかかる。社会保険料の値上げなども待っている。政府予算案や税制改正案には、収入の低い人への一時金などが盛り込まれたが、痛みを和らげるのは難しそう/ 年金支給額が年8千億円減る/ 年金保険料などの負担が年5千億円増える/ 高校授業料無償化は、来年度の新入生から所得制限/ 70~74歳の高齢者は医療費窓口負担が段階的に1割から2割に上がる/ 6月には、東日本大震災の復興予算をまかなう住民税増税も始まる/ 負担増はこれだけではない/ 所得税が増税になる/ 試算には、物価上昇や、電気代の値上がりなどは含まれていない給料が上がらないと、負担感は重くなり、景気を冷やしてしまうことにもなりかねない> とある。

 "米国経済事情" に起因する "株高推移" が変調を来たした時、一体何が起こるのか心配でならない......。

 この記事の面白さは、確かに、<猫に飽きられないオモチャ作りに工夫を凝らしている点にあることは間違いない。

 しかし、同時に、こうした "文脈" が、どこか "暗示的(?)" だと思えてならなかった。"現代環境特有の事柄 = 退屈感を消し飛ばす「新規性=サプライズ」探し(?)に奔走する現代人!" を見事に照らし出しているかのような点が、なお面白い! と思われた。

 下記引用サイト記事退屈している愛猫に如何? 飼い猫と一緒に勝手に遊んでくれるスマートな「Egg」/TechCrunch Japan/2013.12.31 は、いわゆる<Kickstarter>( クリエイティブなプロジェクトの資金調達を支援するための、クラウドファウンディングサービス )にエントリーされている "新企画!" について紹介している。

 その企画の焦点となっているのが、<猫に飽きられないオモチャは作れないものか。そういう思いで作り上げたのがKickstarterに登録されたEggだ。猫は興味を持ち続け、飼い主は労力をセーブすることができる。自律的に動作して、また動きのパターンを変更することもできる> というわけなのだ。

 その "製品紹介の動画" を閲覧するならば合点がいくに違いない。

 で、"暗示される点"、つまり、"現代特有の事柄 = 退屈感を消し飛ばす「新規性=サプライズ」探し(?)" に奔走する/させられているわれわれの姿、が妙に "ダブって" くるのである。

 現代という時代環境では、一般的にもそうだと思われるが、特に "マーケット・サーベイ" 関連職、あるいは、"ブログ/SNS" などに関与する者にあっては、如何に衆目を集めるかという課題が、過剰なほどにクローズアップされているはずだからである。

 この風潮は、良し悪しの観点を超えて、現代環境が必然的に抱え込んでしまった構造的な傾向のように見える。
 "移り気" で "すぐに飽きてしまう" のは、何も "猫ちゃんたち" だけではない。
 むしろ、この現代環境のただ中で日々生活し続けているわれわれ自身が、"移り気" と "飽き" と "退屈" の肥大化によって、あたかも、"サプライズ"への飢餓感に囚われているように思えてならないのである......。

 "新年元日"のブログとなると、多少の身構えたりもするものだが、空々しいことは止め、今最も関心を寄せており、またしばらくはいろいろな意味で考察してみたいと思っているテーマに目を向けることで今年を始めようと思い立った。

 "免疫(力)" については、かねてより関心を向けてきた。人間(生体)の身体は、とにかく "免疫システム" によってこそ守られているという確信があるのかもしれない。
 確かに、"化学的成分" などによる "薬" が様々な病状を修復してくれることは確かだが、その効能とて生体がもつ "免疫システム" を基盤にしているようである。
 また、"副作用" という弊害をマークしないわけにも行かないはずだ。

 そこで、自然に目が向くのが "免疫(力)/免疫システム" ということになる。

 つい先日、インフルエンザが全国的な流行期に!今年は"乳酸菌(プラズマ乳酸菌)"で"免疫力UP"!( 当誌 2013.12.29 ) という記事を書いた。

 その際、もっぱら関心を向けていたのは、<プラズマ乳酸菌>( 協和発酵バイオ ) という "免疫(力)/免疫システム" を支援するサプリメントなのであった。

 そこで、先ずは、この辺の事情の "キーコンセプト" かと思われる "抗体(医薬)" という言葉に着目しておきたい。

 <抗体医薬品ってなに? 抗体医薬とは、生体がもつ免疫システムの主役である抗体 (注) を主成分とした医薬品です。一つの抗体が一つの標的(抗原)だけを認識する特異性を利用します。
 抗体医薬は、副作用の少ない効果的な治療薬として注目されています。ゲノム解析により、創薬のターゲットとなる抗原分子が特定されていくことで、抗体医薬の可能性が拡大していくことが期待されます。
>( 抗体医薬品 ~最先端の治療薬~ /KYOWAKIRIN 協和発酵キリン株式会社

 (注) <抗体――抗体とは、異物から体を守るために働くタンパク質の一種であり、異物が体内に侵入すると、それらを攻撃、排除するために体内で産生されます。抗体は免疫という生体防御システムの一翼を担う大切なものです>( 抗体医薬品 ~最先端の治療薬~ /KYOWAKIRIN 協和発酵キリン株式会社

 以上を踏まえた上で、下記引用サイト記事集中連載:協和発酵キリンが描く未来図とは? --VOL.1「抗体医薬の可能性を求めて」/WIRED/2013.12.09 MON を読み進めれば、興味がなお一層深くなるかと思われる。

 <抗体医薬とはどういったものなのか/ 人間には、免疫という生体防御システムが備わっています。体内に病原菌などが侵入してくると、抗体をつくって病気になるのを防いでくれます抗体医薬とは、この生体防御システムを医薬品として生かそうという取り組みです/ 1980年代に入り、遺伝子工学でつくられたタンパク質を薬として用いる「バイオ医薬品」が登場/ 抗体医薬も、そのバイオ医薬品のひとつ/ 抗体医薬はヒトがもとからもっている治癒メカニズムを利用するということで、自然の力を活用して薬にしているイメージ/ 次世代の医薬品/ 抗体というのは、標的に結合する能力が強いので、標的を目印に薬剤を作用させたい体の部分に送り込むことができる......
> とある。

 <自然の力を活用して薬にしている......> と <標的を目印に薬剤を送り込む>という点が、まさに<次世代の医薬品>と呼ぶにふさわしい......。

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